最近、僕がはまっているものは黒にんにく。
最近は、大手健康食品会社が挙って黒ニンニクのサプリメントを
出しているのでだいぶん認知されてきていますが、黒にんにく
そのものについてはあまりよく知られていないようなので
少し書いてみます。
ある説によると黒にんにくの起源は岐阜県にあるとのこと。
岐阜県の陶器を生産する窯元がまだ温かい窯にニンニクを入れておいたところ
ニンニクが黒くなって「なんじゃこれは？」といって食べてみると、おいしくて
長期保存が可能なことが分ったとのこと。
これが生産地の青森に伝わり黒ニンニクといえば青森となったという話です。
（まあ、元祖はどこかという話になると俺だ、私だ、内だという話になるので
この程度にとどめたいと思います）
にんにくが滋養強壮にいいのは分っています。最近は、癌に最もなりにくい食材だという
研究成果も出ているようですが・・・・僕もにんにくを食べると元気になって調子がいいので
土日が休みだと金曜日にはニンニクを食べて土日は人と会わずじっとしているという
期間が長く続きました。
やっぱりあの臭いだけはイタダケナイ。人と会う日はどうしても避けていました。でも食べたい。
黒にんにくはこのジレンマから解放してくれました。
黒にんにくは、熟成期間が長ければ長いほどニンニク臭が少なくなります。
ニンニクを毎日食べようとすると黒ニンニクで食べるといういうことになりそうです。
また、最近は、サプリメントに加工してほとんど臭いがないようにしているようです。
例えば、ユニチカのニンニクサプリはニンニクパウダーをつくる際に
爆砕加工という特殊な技術によって粉末化しています。
爆砕加工とは、昔なつかしいポン菓子の製法に似た原理の加工法で
粉末化することで、にんにくの臭気のもとである成分、アリシンが
下がるという原理を応用して無臭にまでできているようです。
加工技術というのはもの凄い進化ですね。
サプリメントで摂取するという方法も一案ですが、僕は、この黒にんにくをもっと
家庭で食材として使用できないかと考えています。
というのは、市販のカレーに黒にんにくを入れると某ホテル並みの味に
いきなりランクアップするのです。うまみが増すというのでしょうか。
万能うま味調味料といっても過言ではないと思っています。
手ごろな価格で黒にんにくパウダーが入手できるようになったら・・・・
僕は即買いします。
（終）
