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12月15日 激論! 石原嫌い

2007-01-11 23:56:39 | 抱茎亭日乗メモ
 昨日の忘年会で「メールを寄越しなさい」と言われたので、日経新聞I氏に石原嫌いの理由を送る。
何年も前に言いつくした感もあって面白くはないが、律儀なもので。

「石原嫌いの理由

印象で嫌いなだけだろうというIさんのご意見は正しいです。
石原を政策の『是々非々』で判断することも出来るが、私はしない。大嫌いです。

差別主義者だから。
・『重度の障害者に人格はあるのかね』発言
・『三国人』発言
・『ババア』発言
などにより。

日の丸・君が代は強制はしない、というのは法制化が議論されていた当時の政府の見解です。

東京都の教職員・児童生徒に対する強制は憲法違反だと、私は思います。
http://homepage3.nifty.com/yobousoshou/

上野千鶴子の問題
http://www.cablenet.ne.jp/~mming/against_GFB.html

私はジェンダーフリー論者なので、ジェンダーフリーを目の敵にしている石原を支持しません。

今日は話に出ませんでしたが、東京オリンピックも大反対です。いらん!!

法律を勉強しろとのことでしたね。
一応法学部出身なので、ちょっとだけ勉強しました。

法律を遵守することが常に正しいとは思わない。
違法性がなければ何をやってもいいわけではない。
法を犯したら罰すればいいとは思う。
その際恣意性があるのは良くない。
でも実際は多分に恣意性がある。

民主主義が至上、絶対とは思わない。
消去法による選択のようなもの。
民主主義で選ばれた石原を、私は支持しない。
なんとかして引き摺り下ろしたい、と思っています。
でも、多分都民は石原大好き!なんでしょうけどね。おお嫌だ。

石原の政策で支持できるものもないわけではないけれど、
それは石原でなければできないものなのか、わかりません。
次の都知事は是非とも、康夫ちゃんにお願いしたいと思っています。

今日はお話頂きまして、ありがとうございました。
楽しゅうございました。」

I氏の返信。

> 私とはだいぶ考え方が違うので、話すことはあまりありません。
> 私はジェンダーフリー論者ではありません。男女同権を尊重していますし、
> 尊敬する女性もたくさんいます。
> ただ、たとえば、この男女同権を
> 「女男同権」などと言い換えるジェンダーフリー論には反対です。
> 私も、法を絶対視はしていません。民主主義を消去法で選ぶという点も
> 同意します。
> 石原都知事を嫌うのはあなたの自由です。私は嫌っておりません。
> 差別主義者とも思いません。彼の発言に対して曲解と偏見があります。
> その理由をいちいちあげませんが、1ついうと「三国人」というのは、当時
> まったく差別語として生まれたわけではありません。調べればわかります。
> それよりも人間としての付き合い方が差別的ではないから、差別主義者ではないと思っています。
> 言葉尻をとらえるべきではありません。
> でも、人間、好き嫌いはあります。それを変えられるものではありません。

私の反論。

「> その理由をいちいちあげませんが、1ついうと『三国人』というのは、当時
> まったく差別語として生まれたわけではありません。調べればわかります。

存じております。差別的に使うから差別語になるのです。

> それよりも人間としての付き合い方が差別的ではないから、差別主義者ではないと思っています。
> 言葉尻をとらえるべきではありません。

言葉尻ではないです。石原は訂正していません。
都知事としての考えのよく現れた発言だと思います。
そうした発言・思想は都政・政策に反映されていると思います。」

しまった! 嫌いな最大の理由の一つを忘れていた。

石原の「北朝鮮と戦争すりゃあいいんですよ、一時的にね」というトンデモ発言。
これは本当に魂消たし、危険な政治家なのだと恐ろしく思った。
本人は目をパチクリして勇ましい事を気分で言ってるだけで全く恐くないけど、これを大多数のニッポン人とメディアが支持していることが恐い。

あと、石原は「訂正」はしていないが、「『三国人』という言葉はこれから使わない」とは言っている。

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