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マリバール 文集・ギャラリー

MARIBAR電書:冴島奈緒フォトブック、田中良紹『裏支配』、紙芝居『炎の町の白い花』

2010-12-19 12:51:28 | MARIBAR電書
急告!!12月19日「ゆる売り」会場は「イココチ」ではなく、東高円寺の散歩カフェ『ちゃらぽこ』 http://www.sanpocafe.com/に変更、だそうです。時間は15時~。 

 12月5日の文学フリマ(http://bunfree.net/)で電子書籍を発売しました。
電子書籍なのに“対面販売”、オンラインでは買えません。

11日までは、歌人佐々木あららさんが旅をしながら、電書を売り歩く「電書行商」で、
ご自身の歌集と併せてMARIBAR電書シリーズ3冊も販売して頂きました。
http://www17.atpages.jp/sasakiarara/dengyo/

そして12日日曜日からは東高円寺のブックカフェ「イココチ」にて、フリーライター深川岳志さんの「ゆる売り」が始まりました。
当面毎週日曜日開催。
詳細は→http://d.hatena.ne.jp/noraokapi/20101209

んー、楽しそう!私も「MARIBAR@なすび」で「電書バー」をやろうっと。
年内にできるよう、考えています。

MARIBAR電書シリーズ、第1弾は以下の3冊をラインナップ。

冴島奈緒フォトブック
『Nao Saejima 2005-2010 Bliss』



奈緒さんからメッセージ。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

3月の銀座・タクトにいらして下さった皆様、皆様!!大変遅ればせながら、あの時はご来場ありがとうございました!!

素晴らしい、素晴らし過ぎる時間&空間でした。

あれから8ヶ月近くもの間、私は、闘病、総ビジネス&クリエイト仕切り直し、持病の治療、Twitter開始、ブログ休止、ファッションと自然食とヨガとパーティ再構築と"HOME"脱=構築と、…

音楽とアートと、…

変わらぬ冴島奈緒を生きておりました。


この度、2002年の「Tokyo doll」、「爛熟美学」、2004年の「金子國義写真集」モデル以来の、
写真集リリースを発表致します。

フォトブック「Nao Saejima 2005-2010 Bliss」

冴島奈緒の言葉と2005年から2010年に至る写真で綴る電子ブックです。

冴島史上初の電子書籍にして、最高の写真集となりました。


~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

本書は、2010年7月Twitterデビューした冴島奈緒の「つぶやき」と、2005年から2010年にかけてバンドSHRライヴ、メトロストリップ広告等の撮影を務めた大鹿布美子の写真で構成されたフォトブックです。

定価 3,000円→電書行商特別価格 1,500円



田中良紹著『裏支配』



田中良紹氏のブログ「国会探検」(http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/)に寄せられたコメントには「目から鱗」という声が、溢れています。
田中氏が2008年に始めた「田中塾」には毎回数十名の参加者があります。
田中氏の政治分析、国会改革論、マスメディア考察は、テレビや新聞の「大方の見方」とは異なり、鋭く冷静で深い。
田中氏の言説に触れた多くの方は「もっと知りたい、読みたい」と思っていることでしょう。
国民とメディアが議会制民主主義を理解し、政治がもっと力をつけた方が良い、と主張する田中氏。

本書は、その思いがどこから来たのかを語り、氏のTBS社員時代から国会TVまで、見たものをつぶさに暴いています。冷徹な筆致でありながら、小説以上にドラマチックでスリリングな読み物でもあります。

本書が単行本として刊行された2003年当時は悲願であった政権交代が、2009年に漸く実現しても尚、政治家の権力闘争も官僚との闘いも国民にはわかりにくく、混迷は続いています。
ロッキード事件を「総理大臣の犯罪」として終わらせてしまったメディアも、相変わらず「政治とカネ」のお題目を繰り返すばかり。
今の政治状況を考える上でも、本書は大きな助けになるはずです。

「前書き」より。

本書は二〇〇三年九月に単行本として廣済堂出版から、その後二〇〇五年三月に文庫本として講談社から出版された「裏支配―いま明かされる田中角栄の真実」を加筆修正して電子書籍化したものである。

(略)

 私は東京放送(TBS)に入社以来、ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者の仕事をしてきたが、偶然のなせる技か記者としては得難い希有な経験に恵まれた。二十代の終わりに社会部記者として戦後最大の疑獄事件と言われたロッキード事件を担当し、田中角栄元総理を逮捕した東京地検特捜部を取材した。

 三十代後半には自民党担当政治部記者として田中角栄氏が率いる最大派閥を担当し、有罪判決を受けて自宅に籠もっていた角栄氏の「話の聞き役」になった。ロッキード事件で逮捕した側とされた側の両方を直接取材した記者は私だけだと思う。

 角栄氏から聞かされた話は私にとって「目からウロコ」だった。新聞やテレビの「目くらまし報道」で曇らされてきた政治を見る目が変わり、この国の奇妙な政治構造がはっきりと見えてきた。その構造を変えない限り、政権交代が起きても「主権在民」の政治は実現しない。私の目は世界の政治とメディアの関係に向かうようになった。


定価500円。


紙芝居『炎の町の白い花』
作/さねとうあきら 画/いとうちあき 企画/中村昭三



本文より。

今から六十年あまり昔・日本は世界を相手に戦争をしていた。
初めのうちは、「勝った、勝った!」 と大喜びしていたんだが、そのうち
負け戦になると、日本全土にアメリカの爆撃機が、飛んでくるようになった。


このお話のモチーフとされているのが「勝ち抜く僕ら少國民」という、子供たちが歌っていた進軍歌。

勝ちぬく僕等少国民 天皇陛下の御為に
死ねと教へた父母の 赤い血潮を受けついで
心に決死の白襷 かけて勇んで突撃だ!


歌の節はこちらを参照下さい。http://www.caletavip.net/videos/-qbmhudWr08ONkOk.html

中学からの友人である、さねとうさん、いとうさんと、二人の中学時代の理科の先生だった中村さんが、半世紀の親交を経て作った紙芝居。日本中、いや世界中で実演されることを願っています。

定価300円。

以上関連なさそうな異ジャンル3冊、これがマリバール電書ならでは!でありましょう。
電書販売イベントはこれからも続きます!乞うご期待。
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