The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

12月24日 『石丸電気』,アメリカ村,『Kirin City』,『ひもの屋』

2007-01-21 04:18:15 | 抱茎亭日乗メモ
 恋人は体調不良で会えず。悲しい。
クリスマスなどどうでもいいが、街行くカップルを見て私たちの勝ち! と思いたい。
しかしそれも、本当は関係ない。口実にして会いたいだけだ。涙。

 加湿器を買いたい、というジェイソン君に付き合って秋葉原。
『ドンキホーテ』で待ち合わせ。私が遅刻して謝る。

『石丸電気』で店員にあれこれ聞いて、隣の『LAOX』も覗く。
『石丸電気』の店員はフィルターを1週間に一度洗うように言い、『LAOX』の店員はフィルターを交換しなくていいものはこまめな手入れも必要ない、と言う。
よくわからないけど、信用できそうな話しぶりの『石丸電気』で購入機種を決める。

大きいので、送ってもらえば?と言ったら持ち帰ると言う。
家に置きに一回帰りたいって、私も一緒に行くのか?
昨日の友人たちとの会話を思い出し、ちょっと考える。
家に一人で行っていいものか?
しかし、どんなところに住んでいるのか、興味津々ではある。
昼間だし、危険な事はないだろう、と判断して行ってみる。

 クリスマスでひっそりとしているアメリカ村を訪ねる。
一人暮らし用も、さすがのアメリカン・サイズだった。
私はこのビルはレゴブロックみたいでかっこいいと思うのだが、ジェイソン君は「全然!」。
70年代の最先端も、今では不便なのかもしれない。

金魚鉢で暮らしているみたいだ、と言うジェイソン君。
ロシアでは元宮殿が官舎になっていて、しかもいろいろな国の外交官が住んでいて、面白かったらしい。

ジェイソン君の部屋ツアーを終えて、建物を出ると門とは違う方に歩いていくので、また少し緊張する。
しかし、親切なジェイソン君は敷地内のいろいろな施設を案内してくれたのだった。
いつもは子供たちが走り回ったりしているらしいが、私が見たのはジムで男性一人。
あとは門衛のみ。

 ロシア料理を食べようと思ったのだが、電話が繋がらず。
渋谷に出て、『Kirin City』。

「昨日は何をしていましたか?」とジェイソン君。
「Kさんとか友達とご飯を食べました。ジェイソンさんのことを話しました」
そうそう、それでどんな話だったかを言えばいいんだな、と思っていたら、ジェイソン君が女友達の話を始める。
恋話だった。なんだか安心する。

ジェイソン君の状況はなかなか厳しい。
彼女の言動は、かなりやっかいで、「酷いことをするなあ」と思う。
友人たちは私に「ジェイソンを弄んでる!」と言ったが、全く比じゃない。

 クリスマス・ディナーをどこにするか困ったが、『MILLIBAR』の近くの『ひもの屋』がちょっと気になっていたのを思い出す。
ジェイソン君はほっけが好きだと言ってたし、入ってみる。

ジェイソン君、かなり気に入った様子。
干物を食べるなら、もっと美味しい店はあるだろうけれど、どれも美味しかった。

今度は私の話。
「友達から『彼氏がいるのにジェイソンに言わないのはアンフェアだ』と言われた」と告白。
「聞かれないから言わなかったんだけど、アンフェア?」と聞く。
「聞かなかったのは、失礼なことかな、と思ったから」とジェイソン君。

そして知った衝撃の事実。って酔っ払って私は全く覚えていないだけだが。
2回目に会った時、ジェイソン君は「家に来る?」と聞いたそうだ。
私は行かない、と答えた。偉い!
でも、その後2軒目に行くとき、私から腕を組み、指を絡めて手を繋いだ!
へええ。そうだったの…。

ジェイソン君は「そんな風に手を繋いだのは生涯2人だけ」と言う。
今彼が好きな女性と、私。ああそうなんだ。
それは軽はずみで悪いことをしたと、深く反省。謝る。

ジェイソン君は、その時は私の言動の意味を考えたけれど、自分に興味がないらしいことはだんだんわかったと。
ジェイソン君の女友達の話を聞いたときは酷い!と思ったけれど、自分が同じようなことすることにならなくて良かった。

「ボーイフレンドは誰?」と聞かれる。
「誰って……」知らない人だよ。
「誰、というのは何をやっている人?という意味です」
「教えない」
「言いたくなければ言わなくていいです」

でも、これからも一緒に出掛けたり、遊ぼうね、ということになる。
うーん、いい人だ。ジェントルマン、ジェイソン君。

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