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【記録】死刑を巡る激論!

2012-01-12 09:10:06 | 抱茎亭日乗メモ
昨年11月23日に友人MちゃんがFacebookに投稿した「平岡法相はありえない」から始まった死刑を巡る激論が年を跨ぎどうやら終息した模様。
かなーり頑張った、私。
記録のため最初のMちゃん投稿以外は、私の発言部分のみピックアップしました。それでも14000字を超えとる!
1か月以上毎日「死刑」と「殺人」漬けでしんどかったけど、裁判・事件関係者はそれが何年も続くわけで、想像を絶する。
Mちゃんも、お疲れ様でした!


M
平岡秀夫法相はありえない。昨日オウム裁判が終わったが、産経新聞が『平岡秀夫法相は22日の記者会見で、オウム真理教事件の刑事裁判が事実上終結したことを受け、確定した死刑囚の刑執行について「これまで通り慎重に判断したい」と述べた。

公安調査庁が教団に対する観察処分の更新に向け作業していることにも触れ「国民が安心して暮らせるための役割を果たしたい」と話した。』と報じた。法務大臣3代続いて馬鹿ぞろいである。自分の私見を与えられた仕事に悪い影響を与えるなど言語道断である。それも、死刑の是非云々は別の場で話し合うことであり、死刑が求刑され散る人の冤罪についても然り。既に死刑が確定しているのに、自分の我儘で死刑を執行する書類にサインしないなど単なる職務怠慢に過ぎない。法務大臣になれば必ずそういった職務があることは判っているのだから、それで受諾してること自体国民を裏切っているし馬鹿にしている。そして、被害者、被害者遺族に対して最大の侮辱を犯しているとしか言えない。
TVの太田総理でありえない発言をしてる映像があるので、見てくれるとわかると思います。単なる気狂い!!
ネクスト法相時代、リンチ死させられた少年の母に面と向かってした発言

・民主党・平岡秀夫氏:「 加害者の人に死の恐怖を味わわせるという気持ちで遺族が本当に幸せになるというか、納得されるとは思わない。むしろ、悪いことをした子どもたちはそれなりの事情があって、そういうことになったと思う。」
母親(遺族):「事情って何ですか?」
民主党・平岡秀夫氏: 「事情と言うのは、彼らがどういう環境の中で育ってきたかとか、どういう風な親とか大人とかとの 関係であったとか、まあいろんなことが…それは置いておいて…その加害者であった子どもたちにどうなってもらいたいのか? その子供たちが反省し、これからの人生を歩んでくれるなど、そういうことはもういいから、とにかく死の恐怖を味わわせてやりたいということですか。」

「犯罪者にも事情がある」 民主党・平岡秀夫法相の発言 【太田総理】
http://youtu.be/LswADT-mSs0


2011年11月23日 19:58

桜井 真理
映像見ました。Mちゃんとは前もこの話しましたね。
私は平岡とかいう人の発言、キチガイとは思わなかった。
被害者家族の「自分の家族を殺した加害者には死んでほしいが、少年院の子供たちには更生して欲しいと思って話してる」という矛盾する複雑な気持ちを引き出している、良い質問だと思いました。カットされてるのかもしれないケド、被害者家族の思いを受け止めて聞いていたんじゃないですか。
死刑執行についてはくれぐれも慎重に判断すべし、と国民として思う。「決まったの?あっそう、サイン!はい、次持って来て!」の方が仕事してないに等しいし、国民も被害者も馬鹿にしてない?
2011年11月23日 20:50

M
http://newtou.info/entry/6125/
2011年11月23日 21:00

桜井 真理
ああ、平岡氏は遺族に謝罪したのですか。じゃあ、「事情がある」発言はもういいじゃないですか。

で、死刑執行サインを粛々としないことについてですが、私はそれが法務大臣の仕事の一つであるという考え。国民の私が「ちゃんと仕事しろ」ってことは、1つ1つの案件を慎重に慎重を期して判断し、どうしてもせねばならない時まで絶対にサインをするなということです。
法務大臣は、公正な裁判制度とか、情報公開とか、死刑制度の是非についての議論他いろいろな仕事も併せてしっかりやるべし。

>法務大臣がどうこう言う話では一切無いです。

司法で決めただけでは執行できない仕組みにしているのだから、どうこう言うことはできないけど「サインをしない」ということはできるんでしょ。法務大臣の権力を行使すべき場面です。

Mちゃんのいう「桜井さんの考えは二度手間」っていうのはよくわかりませんが、国家がする殺人にはそれなりの手間暇かけて考えてよ、と思います。

あと、立法は法務省ではないよ。国民の代表(立法)である法務大臣が法務省の上に立って「殺せ」と命令するんです。

そして、それこそいろいろ事情はある死刑囚も、国民ですから。税金払ってた人もいない人もいるでしょう。死刑囚に税金使う事が国民をバカにしてるとは私は思いません。
社会システム維持、民主主義のコスト、って感じかな。

とりあえず、いったん切ってまた書きます。
2011年11月25日 23:03

桜井 真理
リンクをざーっと見た印象。皆さん犯罪者大嫌い、死刑大賛成、悪い奴はとにかく吊るせ、早く吊るせってことなのかしらねー。申し訳ないけど私は「まともな意見が多い」とは思えなかったわ。
もちろん、自分がまとも、とも思ってないけどさ。

Kさま
日本の裁判は「茶番」に近いものも多いですよ。かける時間はどんどん短くなっていますし、死刑判決が増え、厳罰化しています。
オウム裁判もスピードアップに影響しています。
司法判断の絶対視は危険です。

そして、遺族・被害者の感情で言っても、決して一様ではないです。「極刑を望む」が多くても全部ではないです。
死刑執行で被害感情がどうなったか、もまたお一人お一人違うようです。

Hさま
先程もちらっと書きましたが、殺してしまってはミスがあっても取り返しがつかないから、役人や裁判所ではなく国民の代表が最終判断をする仕組みになっているのでは。
で、ダメならその代表を国民の判断で辞めさせることができる、ということじゃないですかね。
そういう点ではシステム的には理にかなっているような気もしますが、ちゃんと機能しているかというと矛盾と綻びで崩壊寸前!みたいな。

で、Mちゃん!
法務大臣の法律違反を取りしまる法律ってのはないんでしょ?だったら自らの政治理念やら権力やらで行動すればいいのでは。
おかしい、許せないと思うなら平岡をひきずり降ろせばいいのであって、リンクの人たちはみんなそれをやってるんじゃない?
大手を振って歩けないから必死でお詫びに出向いたんでしょ。ビクビクしながらやってんのよ、政治家は。

そして「凶悪犯許せない!被害者の人権重視せよ!」という社会感情は司法官僚に利用されているんです。

少年である「加害者」と「麻原彰晃」を入れ替えて発言読む方がキチガイ沙汰だと私は思うが、彼もまともな裁判を受けていない。
「とにかく吊るせ、早く吊るせ」の世論に引っ張られた裁判は何も明らかにしないで終わって、今後もまた繰り返されるのだと思います。
2011年11月26日 0:22

桜井 真理

【オウム裁判終結】死刑13人 野田政権は執行できるか 確定囚は120人超、いつまで「先送り」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111121/trl11112122400008-n1.htm


これ読むと、産経新聞は「早く吊るせ」と言っているけど、平岡氏は「執行しない」とは言ってないですね。
2ちゃんねらー等は既に謝罪した発言を引き合いに出して、こんなこと言う奴だからやらないつもりだろう、ざけんな!とプレッシャーかけてるように見えます。(法務官僚も)

私は平岡という人の事は良く知らないケド、執行すると思いますよ。憶測ですが。

内閣である法務大臣は行政だけど、議会(立法)に信任される存在だから、国民の代表です。行政の監視というかお目付役が仕事なんだから、その役割果たせばよろしい、というのが私の考えです。

法務大臣がサインしないことを罰する法律がないのは、責任を取りたくないからじゃなくて、法律が必要ないからじゃないんですかね。

死刑に替わる最高刑は、終身刑とか、Mちゃんの言うような200年などがいいと思います。仇討制度復活もありかな。

和歌山県の資料ですが、殺人者の再犯率50%じゃなくて、成人の再犯率が50%で、殺人犯のうち前科者が40%です。前科も殺人、というのはずっと低い。
http://www.moj.go.jp/content/000010209.pdf
によると殺人犯の再犯率は16.7%、同一犯(殺人犯が再び殺人犯になる)は0.9%です。更生の可能性は低くはないのでは。

死刑制度を廃止すると殺人が増えるか、というとそうではない。死刑制度に殺人抑止効果がある、ということはない、という数字は出ています。
http://homepage2.nifty.com/shihai/shiryou/facts&figures.html

Kさま
私の投稿への論評ご意見ありがとうございます。

私は全員を全否定はしていません。「まともな意見がない」とは言ってないです。

他者の考えを個別に評論することはこの場では無意味、と私は思いません。
私は論評されたり、意見交換することを前提で考えを述べています。

Mさん(Mっちゃん)の示したリンクのような、匿名で言いっぱなし、垂れ流しの無責任発言が多いところに参加するのは(私にとっては)無意味と考えます。なので私には「まともな意見が多い」とは思えなかったのです。

「他人事である」は全く否定しません。それはKさまも同じですよね。
Kさまの仰る経験を私がしても、説得力を持つかどうかはわかりません。考えが変るかもしれないし、変わっても変らなくても説得力はないかもしれないし。屁理屈ですね、スミマセン。

「極刑を望む」被害者・ご遺族のケースや考え方はやはり尊重されるべき、と私も考えます。望まない、或いは他の事を望むケースも同じように尊重されるべきだし、被害感情、社会感情をどう軽減するかを考えることは大変重要だと思います。

さて、自分の身に起きたこととして当事者意識をもって考えてみたら、という場合に「被害者」ではなく、ご自身の非常に、或いは最も大切な人が「加害者」「確定死刑囚」だったら、と考えてみてください。どうでしょうか?

2011年11月28日 9:32

桜井 真理
皆様、質問へのコメントありがとうございます。本当に真摯に考えて頂いて、皆様立派なお父様でいらして、感動しています。

私の友人の一人は、もし自分の子供が破廉恥な殺人を犯したら、自分の手で子供を殺すと言ってました。
皆さんのように、覚悟をもって子育てをしているのだ、というのはいつかお子様にお話されたら、死刑制度よりよっぽど抑止効果があることでしょう。

しつこくてスミマセン、Hさまは触れていらっしゃいましたが、KさまとMちゃんにはもう一歩踏み込んでお答え頂きたく。「加害者」「確定死刑囚」である
2011年11月29日 5:55

桜井 真理 大切な人が、殺人を認めていない場合だったらどうですか?
殺人犯として酷い報道をされて、検察の証拠ばかり採用信用される理不尽な裁判で有罪とされ、死刑が確定したが「自分はやっていない」と主張した場合。
或いは、殺人は犯したのだけど、職務上とか、複雑な人間関係だとか、誰かを助けるためだったとか、不運・不幸な出来事に巻き込まれての結果だった、しかし世間、裁判所には死刑を避けることを認められず死刑が確定した場合どうでしょうか。

ところで、これもMちゃん、
2011年11月29日 6:21

桜井 真理
何度も切れてすみません。続き。
そこを争う事に意味ないじゃん!と思いますが、和歌山県のデータは成人も少年も「殺人における前科者」であって、「殺人の前科者」とはどこにも書いてませんよ。例に挙げてるのも1件だけ。

役人の作るデータは都合のいいように操作されているのは当然と私も考えます。Mちゃんのように読み間違えやすいように、大げさに見せている。「凶悪な事件を再犯する人がかなりいます。」と言いながらその数字は出していません。
法務省は再犯の数字が多いと叩かれるのではなく、不安を高め再犯対策の予算が取れるのです。

少年の再犯についてはこちらを。
http://www.moj.go.jp/content/000080846.pdf

これだと殺人犯の再非行率38.3%(p49)非行は道交法違反とか窃盗とかが含まれるから凶悪犯罪は少ないと思う。

少年院出所者の重大犯罪類型2.3%(p57)殺人は0。

ちょっと古いデータですが
http://www.kodomonoshiten.net/enquete.htm

ハ.殺人で少年院に収容された少年の再犯率(同)は、1988年(昭和63年)から1997年(平成9年)までの累計で12.1%でした。しかし、再犯で凶悪犯罪を犯すケースは、10年に一人いるかいないかです。(犯罪白書平成10年版より)

仇討制度復活は「ありかな」なので、様々クリアしなければいけないことはある。冤罪防止も当然考えなくちゃいけないでしょう。
仇討=無秩序ではないですよ。私は仇討を国に肩代わりはしてもらいたくない。私も森のランボーになる!

ちょっとうろ覚えなんですが、法務大臣のサイン拒否を法律違反として処分とか起訴する場合、自分で自分を起訴するようなおかしなことになっちゃうから、みたいな話を聞いたような気がするのですが、なんか別の話だったかも。私も詳しい人に聞いてみます。
2011年11月29日 8:00

桜井 真理
Kさま

む、愚問ですか。
私自身は、白熱教室のサンデル先生なら「最初の投げかけに戻る、本質に迫る質問だね」と言ってくれるんじゃないかなーと自負しております。あはは。

HさまとKさまの答えは大きく異なると思います。

Hさんは加害者であるご家族と話をして、殺人は適当でない、と判断した場合は裁判結果を受け入れるが、そうではない場合は徹底抗戦する、と言っています。殺人を犯したことを本人が認めていても、徹底抗戦する場合がある。

Kさんは、本人が殺人を認めていない、かつ内容に確信が出来る場合に限るという条件をつけています。いかなる理由があっても殺したのなら被害者遺族の意向に100%従う、ということですよね。

同じ意見、とは言えないのでは?

そしてまたもや愚問というか極論かもしれないですが、「親である責任を負って命を差し出すというなら、あなたではなく加害者を自らの手で殺して欲しい」という意向を持ったらどうしますか?
極端ではありますが、被害者遺族が加害者家族に対して、そういう激しい憎悪感情を持っという事は、考えられなくはないですよね。

Mちゃん

破廉恥殺人を犯した子供を親が殺すのは野蛮で、国家が殺すのは野蛮じゃないんですか?
「自分の責務を放棄して」いるのは、「自分の失敗を棚に上げて、リセットボタン平気で押しちゃう感じ」なのは、自らの手は汚さず、国家に判断仰いで国家に死刑執行してもらう親の側じゃないのかね?

親が殺せば、Mちゃんが嫌がっていたように、他人様の時間と税金使って裁判~執行までだらだら生かしておかなくていいし。

平気でそんなことする人はあまりいないだろうから抑止になるよね?
親の覚悟として強いのは「お前が変なことをしたら自分が殺す。殺されたくなければ、親を殺人犯にしたくなければ、決して間違ったことはするな」という態度・言葉の方だと私は思います。

あれ?Mちゃんは殺人には情状酌量の余地なし、と考えるんじゃないの?↓の文はそう読めますけど。

> 「私はあくまで加害者が妻子、父母、兄弟であっても、情状酌量の余地なく殺人を犯したのであれば、死刑になっても仕方ないと考えています。」
> ⑤殺人者に人権を感じない為。死刑確定と同時に人権剥奪で良いとすら思っています。人ではない「ヒトモドキ」扱いなので、生かしておく理由を感じない為

「ナンセンス過ぎる」死刑判決、少なくはないですよ。過去も今もこれからも。
情状酌量の余地があるなしは裁判官の心証によるところ、恣意的なケースもよくあります。
世論に引っ張られるし、政治判断があったり、時代によっても違う。

で、最初のMちゃんの投げかけに返ると、120人の確定死刑囚の中にも情状酌量の余地があったり、本人が認めていなかったり、ナンセンスな判決だったり、いろいろあるわけです。
そこを法務大臣が考慮するのは当然で、ポンポンサインしないで慎重に判断するのは至極真っ当。

被害者、国民をなめている!とっととサインしろ!というのは法務官僚のキャンペーンなんです。ネットもマスコミも利用されてるんです。

法務省は再犯が多いと叩かれるから低い数字を出すはず、というMちゃんの説は違う、って私は言ったんです。
「再犯がこんなに多いから予算が必要だ」って、多く出しているんです。和歌山だってそうじゃん。
不安を高めて予算をとって、矯正施設だ、矯正プログラムだ、保護観察職員増員だ、刑務所も多くして、なんとか法人作って、……もっともらしいカネの使い道なんて、いくらでもあるじゃん!

検挙率だって、下がっていたら叩かれるから多く出してるんじゃないでしょ。
警視庁も警察庁も「下がったから予算が必要だ」「新たな法律が必要だ」「武器が必要だ」って必死でキャンペーンしてるじゃないですか。
2011年12月2日 22:13

桜井 真理
私は殺人がいとも簡単にできるなんて言ってません。子殺しが野蛮なら死刑も野蛮ではないのか?って聞いただけです。死刑制度を続けている国はそうでない国から「野蛮な国家」と見られています。

親だけ満足のマスターベーション、なんて表現の方が殺人を簡単に考えているように感じますが。

自害すべき、などと人に言ってはいけないと私は思う。破廉恥殺人を犯した子供を殺してどうするかまでは友人は言ってないけど、自殺を支持しない人です。子殺しとして罪を負って生きていくというのは死ぬより辛いことだと思う。
死刑制度を利用して子供は死刑にしてもらって、懺悔しながら生きれば自分の手は汚れないじゃない?「何かしら出来ることを見つけ」ればやるけど、できないことは「いや、それはできません」なら、親は良識派市民でいられる。
法治国家だからそれでいいと思いますけど。
死んだって、リセットなんかできないんですよ。
ちなみに友人は3人以上子供いる父親。

ナンセンスな死刑判決、少なければ許されるということはないです。

Mちゃんの感覚では、日本の裁判は概ね公正できちんと機能しているように見えるんですか?
まあ、それが前提でなければ普通、死刑に賛成はできないでしょうけど。
私には「疑わしきは被告の有利に」とか「推定無罪」という原則さえ守られていないように見えるし、99.9%有罪なんて、相当無茶苦茶なことやってんだろうと思える。
裁判官は無罪判決多いと出世できないそうです。
トンデモ判決が死刑においてはない、とは言えない。

再審て、ものすごい壁があって、新たな証拠がないと難しいし、裁判所の抵抗はかなり大きい。検察は不利な証拠は隠しています。証拠廃棄は検察に有利なんじゃないの。
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/books/data/60kinenshi_2_2.pdf

合議制なのは知ってます。裁判長の判断に引きずられて死刑判決を出した裁判官が、自責の念で「間違っていた」と告白したことがあります。
http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/adagio/seigi-no.htm
裁判員制度では多数決で「死刑」が決まった場合、反対した裁判員も死刑判決に署名しなければならない。これは相当きついと思います。

政治家、官僚絡みや検察特捜部事件裁判は政治判断あるでしょうね。
そんなのたーくさんあるけど殺人、死刑までのケースはあまりないかもしれない。麻原とか、オウム裁判は例として挙げられると思う。

私は千葉氏が辞めた後テレビでインタビュー番組見たけど、相当苦悩した様子でしたよ。執行責任者として見届けたい、国民にも考えてほしい議論してほしい、っていうのは政治家の態度として当然です。Mちゃんの望み通り執行したならよろしいじゃないですか。

国民が選んだ国会議員が信任した内閣は国民の代表です。間接民主制、議会制民主主義制度を採用しているんだから、それは意見の相違じゃなくて、そういうシステムなんです。
千葉氏は落選したけど入閣したんじゃなくて、入閣してたのに落選したんです。大臣は民間人も可だから、法律的に無問題。おかしなことだらけですよ、ニッポンは!

法務官僚の「とにかく早く吊るせ」キャンペーンは、国民のためにやってるように見せかけて、官僚の権益拡大が目的ですからね。国民に考えるチャンスと思わせ多大な負担を強いているんですよ。

少年院で更生なんてできない、というのは経験者から聞きました。
ろくな矯正プログラムがあるわけじゃなし、一時期隔離して、出た後の事は知らんぷりだから、再犯率も高いと。
刑務所がいっぱいだという話も出所した人から聞いてます。定員オーバーして環境悪くなっているらしい。
予算がほらよっと出ないからこそ一生懸命キャンペーンしてんですよ。

凶悪化する少年犯罪、増える外国人犯罪ってのもキャンペーンです。日本の現代の若者は古今東西一番人を殺さない。非常によく教育されているんです。外国人より日本人の犯罪の方が、当然ながら多いですし。

検挙率は下がっているからこそ「武器が欲しい」「法律が欲しい」「もっと人が必要だ」って言えるんですよ。上がってたら言えないじゃないですか。目的は権益拡大。メンドクサイ仕事は減らして、天下り先と金と権限を増やすっちゅーことやね。

○○さんて、誰?Mちゃんの印象はそうかもしれないけど、私は実際様々な人の話聞いてるし、読んでるし。いろんな人の影響受けてますので、誰か一人の受け売りってことはないです。知合いの中には何人も人殺している人もいるし、学者やジャーナリストや法律家、政治家、元警察官、カッコイイ人はいっぱいいるよ。Mちゃんにだって影響受けてると思うよ。こんだけディープに話してれば。
2011年12月6日 11:07 •

桜井 真理
死刑にできないから現場で殺してる国って、例えばどこですか?多くはそのパターンというのは、Mちゃんが思ってるってことで数字はないの?死刑もあるし、射殺もするって国もあるのかな?で、その射殺が適正であったかどうか検証されているのかいないのかも重要です。評価するならデータが必要。

私は国家がやるのでも組織でも個人でも殺人は野蛮な事だと思う。「残虐だから」という理由で死刑制度をなくした国が死刑のある国を「残虐な事をやってる国」と見るのは当然で、そう見えるって言ってるのを否定できない。

自害しろって言ってないって言っても、Mちゃんは絶対子供を殺さないんでしょ。それで人に「殺すなら自害するのが筋」ってことはしろって言ってんのと同じじゃない?
私は破廉恥殺人の子供を殺すことを支持しているわけではないです。
こういう人もいる、って言っただけです。皆さんの意見を支持しないとも言ってない。それぞれのお考えでよろしいんじゃないですか。

破廉恥な殺人をした子供でも自分の責任で殺すのは簡単な事ではないでしょう。責任放棄などできないですよ。子供を裁判にかけて殺してもらう方が楽で簡単じゃない?自分の身は守れるじゃないですか。「殺人者の親だが、自分は殺人者にはならない」というのもある種の保身・自己満足だと思う。

身内が殺されたのでもないのに死刑執行して欲しい、多少の間違いはあってもオッケー吊るすべしというのも自己の正義感を満足させるために言ってるんじゃない?

前にも書いたけど、被害者側が国家による死刑を望まない、それでは癒されない。加害者一家を滅茶苦茶にしてやりたい、親が子供を殺してほしい、という場合もあるかもしれませんよ。カネなら払います的対応されて、「そういう問題じゃない!」と憎悪の気持ちが大きくなることも、あるでしょうねえ。

私は自害を責任放棄、逃避だと考えます。責任とって死ぬ、は認めない。
宮崎勤の父親はとっとと自殺したよね。全然親として責任とってない!

死刑については「十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰するなかれ」が大前提。
数が少なければいいものではない。再審の壁は高くてはいけない。新証拠や真犯人が現れたら迅速にやるべきだし、間違いは当然あるものとして、誤りが疑われるなら、再審請求を躊躇することなく受けるべき。

裁判官、甘いよ。検察も警察も甘々ですよ。間違ったって罪に問われないもん。悪いことしたって、奴らは罪に問われないことも実はよくある。謝罪する人なんかめったにいない。

裁判員制度は私も反対。素人の裁判員に裁判所の仕事と責任を負わせるのは、裁判所の責任逃れになる。「庶民感覚」とか「世間一般の常識」が取り入れられるかのように見せかけて、裁判官に誘導されて利用されるだけ。

Mちゃんは年間40人ぐらいは問題なく執行オッケーでしょう、って言ってたよね?千葉氏だと2人でもダメなの?どういう基準かなんて、他の人たちも詳細説明してないですよね。
私も説明すべきと思います。刑場以外にも死刑について公開されていないことはたくさんあるから、もっと情報公開して説明して議論するべきでしょう。刑場公開だって一部で、撮らせてない場所いろいろある。

誰も気にしてなかったの?そんなこともないと思うけど。Mちゃんも話題にしてるし。千葉氏は余計にそう思わないんじゃない。
私は、千葉氏は法務官僚と世論の吊るせ圧力に負けて、刑場公開を条件にして執行を決めたんだと思う。選挙落ちて抵抗力なくなって、お望み通り執行したのにボロクソ言われて、それで落ち込んでた、っていうのはあるかもね。

私刑を禁じて人殺しを国家にやらせているからには「ショー」というか見世物、見せしめの要素を持つのは当然。「国は正義」「社会正義は守られている」って示すためにやってる部分は大きい。政治ショーの意味合いは濃いと思う。
そういう意味でも死刑は反対です。

またまた些事だけど、千葉氏は選挙で大臣辞めてないですよ。大臣として選挙に臨んで、落ちたけど続投。次の内閣改造で退任。おかしい事には変わりないね。

少年犯罪は昔はもっと多かった、外国と比べてもとても少ない、ということです。

日本にいる日本人の犯罪と日本にいる外国人の犯罪を割合で比べたら、って事じゃなかったかな。Wikipedia「外国人犯罪」見て下さい。いろいろ説あるようです。

私が死刑の抑止力をどう勘違いしてるんですか?
死刑制度があるから殺人をしない、という人は当然いるでしょう。
私も殺意を抱いたことはありますが、その後に自らが被る不利益を考慮して殺さなかったもの。
で、ずっと探してるんだけど最近、殺人者だか死刑囚だかにアンケートとって「犯行時死刑になるかもしれないと考えたか」とか「死刑制度があったら殺してなかったか」とかを尋ねて、「考えなかった」とか「考えるべきだった」とか答えがあるサイトを見たような気がするんだけど、見つからず。
衝動的な殺人の場合は死刑もカネも関係ない!ってなるみたいですよ。
2011年12月13日 21:33

桜井 真理
アメリカは死刑制度があるから「死刑がないから現場で殺してる」例としては当たらないでしょ。「死刑もあるし、射殺もする」というのには当てはまっている。アメリカも野蛮な国ってことです。

野蛮か野蛮でないかは考えの違いでいいけど、「死刑が殺人でない」というのは論理的におかしいと思う。そんな解釈聞いたことないです。法律にのっとった、仕事としてやらせる殺人でしょ。

尊属殺、知ってます。あってはならなくても、親族による殺人は殺人事件の中ではよくある話です。
そして、尊属殺っていうのは子殺しじゃなくて、親殺しが重罰だったんです。だから家父長制度の名残でおかしい、ってなくなったんです。

子殺しは簡単ではない、って何回も言ってるじゃないですか!
支持(肯定)しているわけじゃない。個人でも国家組織による殺人でも野蛮、て言ってるでしょ。
第二の殺人を国家にさせることが正しい、とする意見に否定的なんです。
Mちゃんがそうする、っていうことを否定はしません。

金銭的謝罪なら死ななくてもできます。自害の必要はない。

救われない、虚しさが増すばかりなのは、死刑でも同じじゃないかと思う。遺族の被害感情は癒されない。

記事が多かったか少なかったかは印象の違いなんで、それはいいけど千葉氏のエゴで死刑執行はないと思う。そんな力はない。官僚と政治圧力に負けたんでしょう。記事が少なかったとしたら、それも官僚の意向に違いない。

私が答えを書いているなら、私は勘違いはしてないじゃん!抑止が働いた数を数えようがないってのもわかってますよ。

海外事例のリンクをありがとう。

死刑制度を廃止しているEU諸国の一部ですが、簡易死刑(射殺処刑)やっちゃって... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1275963762


中に「一般市民の犯罪者が反撃した場合や、人質などの第三者に被害が及ぶ
場合などに緊急避難的に警察によって射殺することは旧来からあることであり
それを裁判抜きの死刑なのだとするのはナンセンスです。」
という事を言ってる人がいて、私も同じ違和感を感じました。

「死刑にできないから射殺してる」んじゃないと思う。そういう趣旨の法律・制度じゃないのでは。
事例でも現場での射殺については安易にやると暴動が起きたり大変なことになってますね。
当該国内外で適正だったか議論もされているようだし、民主主義国家ならばそれぞれの国民が決めればよろしいと思います。
2011年12月20日 8:21

桜井 真理
アメリカを例として挙げるのは的外れです。私の前の投稿の後の方に書いてますが「死刑の代わりに射殺している国」ではないから。「国はどこか」と私は聞いたのです。そして「死刑の代わりに射殺している」というMちゃんの解釈自体がどうやら正しくないから。
死刑は死刑、現場の射殺は現場の射殺であり、代わりにやっている事ではない。
ヤフー知恵袋程度のサイトしか出てこない、そこでも否定されてるってことは「死刑の代わりに射殺している」国はない、ってことじゃないですかね?

「スピードと額なら一番の効率の良い自害をすべし」って、Mちゃんはどういう立場で言ってるの?
そもそも私は「死刑確定者の親」としての意見を聞いたんですよ。
Kさんが自らの命も捧げる、と仰るのを拝見して、子供が破廉恥殺人の加害者だったら裁判など待たずに殺すって意見もある、って紹介しただけです。
それを野蛮であり得ないとか、「効率よくカネを払うために自害しろ」とか、裁定を下す方が余程"思い上がりも甚だしいですよ!!"

立場を変えてMちゃんが被害者遺族だとして「金のために自害して欲しい」って思うの?

これも繰り返しですが、死刑で「仇はとった」と思える人もいるかもしれないケド思えない人もいます。
死刑では癒されない人もいます。
死刑にしないでくれ、加害者に生きていてほしい、という遺族の思いが全く報われなかったというケースもあります。
被害者遺族の感情・意見は一様ではないです。

社民福島氏の指摘は妥当だと思います。

社民党OfficialWeb┃声明・談話┃2010年┃死刑執行に強く抗議する(談話)
http://www5.sdp.or.jp/comment/2010/dannwa100728.htm


私が抑止について、自覚してない?なんで?
「不利益を考慮して殺人を思いとどまった」んだから自覚もあるじゃない。
死刑制度に抑止効果があるか、については否定的だけど。これは社会としての話ですから。

日本も現場での射殺については、SATなんか作ってできるようにしている(方向)なんじゃない?流れ的に。

前にも書いた通り、当該国内外で適正だったか議論もされているようだし、民主主義国家ならばそれぞれの国民が決めればよろしいと思います。

日英それぞれ、国民の支持があってやってんでしょ。

イギリスから日本に伝わっている事件のあらましが正確なのかわからないけど、警察が正しかったか、問題になるのは当然です。警察、検察、司法、常に検証されるべき。報道も。てか本当は報道が検証を担うはずなんだが、日本はマスコミはそれらの広報役だから。

そうです、日本は死刑大好き、野蛮な国。今はしょうがない。でも、私は反対。
2011年12月27日 1:08

桜井 真理
Mちゃんは話をずらしてます。繰り返しだけど、「死刑の代わりに射殺している国の例として的外れ」と言ったんです。死刑と射殺の関連を考えるのにふさわしい、というなら当てはまるのかもしれないけど、それならどこの国でもあてはまる。

あれ?Mちゃんは前の投稿ではイギリスの警察バッシングは酷い、って言ってるけど、射殺の必要はなかったって考えるんですか?
射殺の必要がなかったのにやったからバッシングされてるんですよね。当然です。

これも繰り返しですが、射殺による死刑、って言うのは、違うと思います。現行犯死刑って呼ぶのも違和感ある。どちらも国家による殺人ではある(のでMちゃんが同じ、というのも理解はできる)けど、法律や制度として「代わり」とは考えられてないのではないかな。

日本は加害者の人権ばかりで、アメリカは被害者の人権を重く見ているとか、増え続ける外国人犯罪、とかもイメージ刷り込まれてるだけで、実際どうなんだろうなあ、という気がします。
被害者救済については、世論の高まり(これも操作されている)でいろいろ策をとってきている印象がありますけどね、私には。

法律とか制度は生きている国民のためにあるのであって死んだらそれまでなんだ、って言う人もいます。だから殺された被害者より殺して生きている加害者をどうするかに国家は重きを置くらしい。

なぜ私の一文を撤回しなくちゃいけないのかわかりません。主張じゃなくて、皆さんの意見への感想だし。
Kさんは拒絶してません。
繰り返しばかりですが、Kさんは「被害者遺族の意向に100%従う」「自らの命も捧げる」と仰った。
ではもしも「あんたの責任で子供を殺せ」と言われたらどうするか、というのは聞いてみたいところです。

Mちゃんはまた話をずらしている。私は死刑確定者の親としての意見を聞いていたのだから、Mちゃんが第三者の立場で応えるのもずれてる。前提にしたのは私ではないのに「破廉恥殺人の子供を殺す」ことを前提とするのが間違ってると私に言うのもずれてる。
Mちゃんが子殺しの裁定をすることもずれてます。
私が例として出すべきではなかったのではなくて、Mちゃんが自分だったらこうする、に徹するべきだったんじゃないですか。

「死刑で仇を取った」って、それで報われるってのは、Mちゃんの言葉ですよ。私の考えではない。

死刑確定者は社会全体への犯罪でもある、ねえ。私はそういう風には考えない。無差別殺人ならそうかも。
それなら社会全体の罪、という考え方もあるよね。社会が犯罪を生む原因を作る、犯罪者を育ててる。報いも社会全体で受けるべし、となるのかな。そして誰もいなくなった……、となりそうな話だね。

「殺人の抑止については自覚してるのに、死刑制度だけ抑止効果が働かない人間」て意味が分かりません。「社会は多数の人間の集合体ですから、基本人間と変わらないと思いますよ?単なる言葉遊びに過ぎません。」もわからない。

不利益を考えて殺人を思いとどまる人もいるけど、考えても殺す人もいるし、考えないで殺す人もいる。最大の不利益というのは死刑であったり死刑ではなかったりする。死刑を廃止した国で犯罪が激増するのかと言えばそんなことはない。死刑制度を復活すると犯罪が激減するのかといえばそんなこともない。よって死刑制度に抑止力があるとは考えない。
言葉遊びじゃないでしょう。

被害者や一般市民の安全がないがしろにされてる、って官僚とマスコミの裏キャンペーンという印象。
「被害者に人権を、社会に安心安全を!!」って一般受けしやすい煽り・脅しでもある。

死刑は廃止して欲しいけど、国民が監視し区別し差別し合う警察国家は嫌だわ。
犯罪者を排除して、殺せばよし、という社会は「異端・役立たずを隔離すべし」となりそして誰もいなくなった……になりそうで、怖いわ。
1月7日 11:12

桜井 真理
死刑廃止には被害者感情救済とちゃんとした裁判が必要。
1月7日 11:26

桜井 真理
順番が違ってた。まず死刑執行を停止して、被害者遺族救済と公正な裁判制度実施が先。

過去の凶悪犯罪者が怖いから死刑存続てのは何か変だ。過去に凶悪犯罪犯してない殺人の方が圧倒的に多いし、そっちの方が怖くね?でも、未来の殺人者を区別するのは難しいし、区別しようとする社会なんて恐ろし過ぎる。
1月7日 19:31

1月11日(水)のつぶやき→「読み比べたら、経験豊かな大人の文章と自己陶酔的な子供の文章の違い...」

2012-01-12 03:21:27 | 抱茎亭日乗メモ
10:37 RT from twicca
読み比べたら、経験豊かな大人の文章と自己陶酔的な子供の文章の違いがよくわかりました【社説】成人の日に──尾崎豊を知っているか(朝日) bit.ly/wUiCkn / 新成人たちへ それでも同情はしない(信濃毎日) bit.ly/xUJSSe
THE-JOURNAL編集部さんのツイート

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本日マリバールなすびは第3回おでんパーティーです!目白太古八直伝のおでん。さてさて始動。

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しまった!大事な買い物忘れた!マリバールなすび開店ちと遅れます!スミマセン!

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第3回おでんパーティー、誰か!目白なすびでお待ちしております~。 fb.me/1g3ul6Q5R

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マリバールなすび営業チュウ!おでん美味しくできてます。お客さ~ん!風でなすびの扉パタパタしてますが、人はいない。まるで外のような店。

22:55 from Facebook
はぁ、鍋いっぱいのおでんどうしましょう?しかしものすごい風ですね。

by m_saku01 on Twitter