めちゃめちゃ暑かったが、よく晴れていたので撮影に出かける。
夏場は日差しが強いのだが、特に正午の前後は太陽位置が高くて光が平均的に回ることと、湿度や埃のため見た目よりもずっとヘイズがひどいので、光量の割にはコントラストが低くなる。陽炎が立ったりし始めるとある意味最悪で、いわゆる「ヌケのよい画」を撮ることは非常に困難となってしまう。
まぁ、たいていの人は「コントラストが低くなることを嫌って」PLフィルターを使ったり、あるいは夏場日中の撮影そのものを控えたりもするのだけど、自分はそのもやもや感もまた悪くないと思っているから、暑い昼下がりでも機材を担いでひなたをぶらぶらするわけです。
とりあえずフィルム3本(24カット)と10シート消費して帰宅したんだけど、今日は携帯電話の契約もしなければならなかったので、日が暮れてからまた街に出た。
以前、ちょこちょこ35で夜景を撮っていたのだが、あからさまにメインとはかけ離れたテーマなのに、コンタクトを管理する負担が非常に重く感じれたことから、いつしかやめてしまっていた。ただ、最近になってデジタルで撮るようになり、管理負担が激減したことから、またぼちぼち撮るようになっている。
まぁ、管理は便利でも画像の質は銀塩の圧勝で、特に被写体がぶれた際のグラデーションなど、作品の肝となる要素でデジタルの弱点が表面化してしまうのは困ったものだ。
いろいろ試しているのだが、時として写りこんだ人々の表情やポーズが「クラウチ」と化してしまい、まったく使い物にならなくなってしまうのは大弱りだねぇ~
クラウチ本人にはなんの罪も無いんだけど、作品としてはまったく使い物にならないのも確かなので、ただ困るしかないんだよねぇ~