変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




恋をした。

妻子のある身でありながら、迂闊なことだ。

無防備だった訳じゃない。
精一杯のガードは固めていたさ。
女性との接点は必要不可欠なものだけに絞っていた。
あらぬ感情が芽生えないように自制もしていた。
異性として女性を意識することはなく、男も女も数ある
人間の中の一人でしかない。
それは、言うなれば竹薮にいるような感覚。

しかし、1本だけ輝いている竹があった。
あらゆる防御をモノともせず、その光はまっすぐに
輝いていた。

あまりにも美しい。

考える間もなく、恋してしまった。
誰よりも愛している。

一人ではない。多くの男達がその光に魅せられた。
でも君は、言い寄る者どもの全てを拒絶するんだ。
それは妄想?
希望?
君を口説くことができたら、どれだけ幸せだろう!
それを君も待っている。だから誰からの誘いにも
乗らないのだ。

そんなある日のこと。
一人ふさぎ込む君の前に、アイツが現れた。
彼が君をみそめたのは間違いない。
君にとっては、彼個人というよりも、彼が属する
世界に魅力があったのだろう。
一般人からは別世界に見えるそこは、君を誘惑
してやまない。

そして、君は旅立った。
誰も届かないそこへ。

もはや君がどうなったかを知る術はない。

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現代風にアレンジしてみると、こんな感じの
感情があったとして、それを比喩して表現した
のが 『かぐや姫』 の世界観に違いない。

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