変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




あんなに強かった気持ちが

いつしか思い出になり、

唯一無二と疑わなかった思い出が

気づいたらセピア色に染まっている。


そんな繰り返しが人生と云うのだろう。


寂しいんじゃない。

悲しくもむ虚しくもない。


強がっちゃいない。


乾いているだけ。



女性が男性の首に抱きつき、

満面の笑顔を浮かべて見つめあっている写真があった。


幸せそうだ。

愛し合う二人は、キスの前も後も

ハグしては見つめあい、

笑顔とともに言葉を交わしては

ハグするに違いない。


抱きしめて欲しい気持ちに

男女の差はあるまい。


抱きしめる度に、抱きしめられる度に、

強くなれた気がするもの。


遠ざかったり、一方的になってしまったりすると、

心が乾きはじめる。

乾くとひび割れていく。

ひび割れからは血が流れ出す。

心の血とは何か。

信念であり、優しさであり、慈しみであり、

人の強さと暖かさであろう。


世の女性のみなさん、

彼氏を、旦那さんを、

首に手をまわして抱きしめてあげてください。

きっと彼はそれで人間性を

高めたり取り戻したりして

そんな彼をあなたはもっと好きになる。

彼もあなたの大切さを噛みしめる。


素敵な循環。



1枚の写真から、ここまで妄想してみました。

しかし、いったいどれくらい抱きしめられていないだろう?



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