変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




おいらの持ち物には、そんなに高価なモノはない。
気の遠くなるような返済期間と引き換えに手に入れた不動産くらいだ。
それも標準的な集合住宅でしかないが。
とは言え、コダワリのあるモノも幾つかはある。
車だったり、時計だったり、靴だったり。AV機器もそうかもしれないし、
一部の飲食物もそうだろう。
財布も拘っているアイテムの一つである。
「好きさ加減の妥協を最小限にしたい事」を拘りと定義しよう。
必ずしも好きなモノが高価だったり高級品だったりするわけではない。
しかし結果的にせよ、好きなモノには世に言う高級品の締める割合が
高いことに気付く。これ即ち、高級品には良いものが多く、志向が合え
ば拘る人に受け入れられ易い、ということなのだろう。

当たり前か。

生意気にも、おいらの財布はルイ・ヴィトン。キャリアは16年になるが、
2代目である。エピとかいう黒の財布を経て、今のはタイガとかいう緑
のもの。黒い財布は風水的によろしくないということで、買い換える時
に緑にした。散財を押さえる効果があると言うが、こらー! おいら、
風水を信じません。あるいは風水を超越する天才的散財家なのか。

それはそれとして、今の財布はとてもお気に入り。中身はしょっぱい
ことこの上ないが、そんなことはどうでもよろしい。
何がそんなに良いのだろうか。
小銭入れは付けない主義。形が崩れるし、厚くなった財布はポケット
に入れづらくなるから。結局は溢れるカード類のお陰で膨らんで
しまっているのだが、それは気にすまい。
派手でも地味でもないセンスが使い易いということもあるが、結論は、
圧倒的に「丈夫」ということ。頑丈だ。
これが魅力なんだな。勿論、ルイ・ヴィトンというステータスの吸引力
はあるにしても。

おいらも丈夫な人間になることにしよう。
10年前に年齢を加算することを止めた。次は頑丈さを身に付けること
にする。

とあるブログに財布ネタが書いてあった。それをどこまで膨らませられ
るかをチャレンジしてみたわけさ。

今回は失敗。


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