ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

MA

2007年01月31日 | Weblog

これ、ミュージカル「マリー・アントワネット」のパンフレット表紙です。
バックにあるのは草花を紋章化したものでしょうか。よく見ると、この紋章は、MAの文字が重なってできているように見えます。百合の花はブルボン王朝の紋章だそうですので、その関係もあるのかも。
この方面はとんと疎いので、この辺は全くの当てずっぽうです。
さらに下の方に白い「MA]の文字。おそらく二人の「MA」を象徴したデザインなのでしょう。

ミュージカルを見た後に、原作の遠藤周作さんの本のほうを読み始めました。
こちらも面白いです。まだ上巻を読み終えたばかりで、下巻を買おうと入ったお店にはありませんでした。しまった。上巻を買ったときに、一緒に買って置けばよかった。上巻を買ったお店、あ、確か今日で閉店しちゃうんだった
話を戻します。小説の方は、お話はある意味淡々と進んでいきます。
これを、あのエネルギッシュなミュージカルに脚色しちゃうのって、すごい。

あんまり面白かったので、フランス語講座で、観劇の感想を熱っぽく語りましたところ、生徒さんたちの反応はとっても薄かったです
ミュージカルには興味が無いという方ばかりで、
「話しながらいきなり歌いだすなんて信じられない。感情表現も大げさで、気持ちが悪い」
とまで言われてしまいました

音楽的な素養は全く無いので、楽曲的なことは全く分かりません。
でも、例えばデュエットの掛け合いの中で、同じ言葉を繰り返していながら、歌の中で感情が変わっていったりするのを聞いていると、ある意味スリリングでもあるんですよね~。面白いなあ、と私は思うんですが。
どうも、私は、結構こういう「面白がりポイント」を多めにもっているのかもしれないと、最近思うようになりました。
あ、そういえば、私味オンチなんですよ。
グルメじゃないので、上品な味の良さは味わえませんが、薄味でも濃い味でも大丈夫!よっぽどのことが無ければ、塩味か濃いの薄いので文句は言いません。糸を引くねばねば系で無い限り何でも来いです。
演劇や映画、小説などもそれと一緒で、たいていのものは楽しめる自信があります。
あ~、味オンチって、ある意味幸せなことなのねえ
というのが、今回の観劇の結論であります。
以上。
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マリーアントワネット

2007年01月30日 | Weblog

先日、福岡の博多座で、ミュージカル「マリーアントワネット」を観てきました。
これは、遠藤周作の原作で。ミュージカル『エリザベート』や『モーツァルト!』で知られるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を、シルヴェスター・リーヴァイを音楽に招き、演出は日本人、栗山民也。国際色豊かだわ。
王妃マリー・アントワネット (上巻)

新潮社

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例の友人が井上芳雄クンのファンでして。私も彼の声は好きです。その井上君がアントワネットの恋人、フェルゼン役をやるとな。それじゃあ、観にいきましょう、となったわけです。

もうずいぶん前ですが、劇団四季の「ジーザスクライストスーパースター」を見て、初めてミュージカルの魅力を知りました。その時、イエスをやっていたのが、山口祐一郎さんでした。かっこよかった~。
で、そんなにたくさんではありませんが(なんたって、チケットが高い。「ちょっと見に行こう」と気軽にいえる値段ではない)、数年に一度くらい見に行くようになりました。その山口さんも出ていて、何だかお得感


で、感想です。
ううむ。以前、感想を詳しく書きすぎると、ネタバレにもなるので、配慮するようにという文を読んだ事があるんですが、何処まで書いていいんだろう。

まず、面白かったです!
二人のMA…マリー・アントワネットとマルグレッド・アルノーを中心に話は進んでいきます。
アントワネットのドラマチックな生涯は、紹介するには及ばないと思いますが、
10代から30代の、約20年間を描いてるわけですから、場面も多い。
それを背景を極端に少なくして、小道具を駆使。一つの小道具が次々と違うものを象徴するものに変化していく。展開のスピード感にも繋がっていると思います。
この舞台の展開の仕方は、私には痛快に感じられました。


主演のアントワネット役は涼風真世さん。10代と30代の時で歩き方が違うよ!いや、演じるということはそういうことだとは思うけど、すごいわ。
誠実な青年、フェルセン。もちろん、井上芳雄さん。最後の最後で、「恋人」ではなく、「女王」であることを選んだ手紙に打ちのめされる背中が繊細さが感じられて、よかった。
山口祐一郎さんは、錬金術師カリオストロ役。具体的な台詞がなくても、黒い衣装で舞台を横切っていくだけで不気味な雰囲気が漂います。存在感が大きい。
清楚な修道女アニエス役土居裕子さんの美しさ。
物語の案内役とも言えるボーマルシェ役の山路和弘さんの軽妙な語り口。
革命を扇動するオルレアン公には高嶋政宏さん。
愛すべき凡庸な国王ルイ16世には石川禅さん。
そして、もう一人のMA、マルグレットはダブルキャストでしたが、私が見た回は、新妻聖子さんでした。かわいかった~。
観にいってよかった~。楽しかった~。

東宝マリー・アントワネットの博多座での公演は1月いっぱいで千秋楽ですが、この後、4~5月は帝劇で公演があるそうです。

今年、博多座では、「レ・ミゼラブル」のミュージカルの再演があります。
前回の時は、行きたいと思いながら叶わなかったので、次回は絶対に行こうと思います。
楽しみ!

で、ひいらぎの「さんと話」マリーアントワネット編は続くのだ。
また明日。
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大腸検査の極意

2007年01月30日 | 健康
今日は、大腸検査を受けてきました。
先日腸炎を起こした時に、ちょっとだけですが、下血がありまして、
「癌でないということを確認する意味でも、検査を受けるように」
と言われていたのでした。
でも、今回検査を受けたのは、その時の病院ではありません。
以前胃炎をやらかした時にかかった病院で、胃カメラも麻酔をきっちりかけてくれたので、
検査の苦痛が他の病院に比べて少なかったんです。
それで、今回の検査も、この病院にお願いすることにしました。

二日前から、緩やかな効き目の下剤を服用しました。
この薬では、特に変化を感じませんでしたが、
前日には粉を水で溶くタイプの下剤も服用し、こっちは結構効きました。
で、当日は1.5リットルもの液状下剤を飲まなければなりません。
以前、大腸検査に挑戦した時には、半分飲んだ段階で嘔吐。
全部飲む自信なんて皆無です。不安なまま、受付を済ませました。

検査待合室に行くと、カウンターのようなところがあって、
台上には1.5リットリの下剤がデンっと待ち構えていました。
その時点で来ていた患者さんは私を含めて3人。
カウンターに座って並んで下剤を飲む姿は、傍から見たら、おかしいだろうな
「この大量の下剤が苦手でね~」
と話しながら飲んでいたら、看護婦さんが、
「味わって飲んじゃ駄目ですよ。自分のペースでいいですが、
飲む時は、ぐっと一息に飲む方が楽です」
と教えてくれました。
そういえば、前回嘔吐した時は、ちびりちびりと飲んでました。
あれって、「まずさを味わう」飲み方だったんですね。
また、この病院では、飴を用意してくれていました。
飴をなめながらだと、ずいぶんと飲みにくさが薄れます!
また、少しでも飲みやすいようにと前日からお薬を冷蔵庫で冷やしてくれているそうです。
おかげで、今回は私も1リットル飲めました!ありがたや
お薬が十分効いたので、残りは飲まなくてもいいとの事。またまたありがたや
看護婦さんの話では、ベルトもなるべく緩めて飲んだ方がいいそうです。
ガードルやボディースーツを着込んで検査に来られた女性の中には、
下剤を飲んでいる最中に気分が悪くなったり、逆流したりする方もあるそうです。

さて、肝心の検査ですが、最初に心電計と点滴を繋がれ、
点滴の中に麻酔を入れられた瞬間にふっと眼をつぶり、
次に眼を開けたときには検査は終わっていました。
麻酔を使っているので、切れるまでは安静にしなければならないため、
時間は多少かかりますが、検査の不快感を全く感じずに済んだのはありがたい。
自分が何をされているか見届けないと気がすまないという方にはおススメできませんが。
8時半に準備を始めて、1時には終わりましたから、そこまで長引くという感じでもないし、私はとっても楽でした。
もし、また検査しなければならない時は、ここにお願いしようっと。

検査の結果は、予想通り、シロ。全く問題なしでした。
頂いた検査の腸の写真は、ピンク色で、元気いっぱい。
以前胃が荒れていたときに見たような、赤みも腫れもありません。
(素人目に見て、ですが)
実は、検査の前から、絶対異常なしだという自信があったんですね。
私が、根拠も無く「大丈夫」と思ったときに、本当に「大丈夫」の確率は、100パーセント。
「何の根拠も無く」というところがポイントで、ちょっとでも迷う時は駄目ですね。確率落ちます。
逆に、何の根拠も無く不安になるときは、ほぼ7,8割の確率(計算してません。感覚的なものです)で、不安の方が的中します。
今回も、「大丈夫」の予想通りでした。

以前開腹手術したときの癒着は無かったか聞いてみたら、
「手術をした以上、どうしても起きてしまう程度の癒着は見られたが、全く問題ない」
との事でした。よかった。

過敏性大腸炎って言うんですか、ストレスが元で腸炎起こしちゃうやつ。
その傾向が私にも少なからずあって、今思い返せば、腸炎起こす前には、
たくさんの人と会って、とっても疲れる日が続いていたんでした。
過食も、元をただせば対人ストレス。
(いや、職場に問題があると言うことではなくて、私が勝手に消耗しているだけなんですが)
出来る限り、心穏やかな生活を送るように心がけたいと思います。
もちろん、食生活にもね。
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仏検 2次

2007年01月28日 | フランス語
ど、怒涛の一日でございました…。

今日は午前中はお仕事。
事前に私がチェックしていれば防げたことではあったんですが、
トラブル続出で、思わずぶちきれ。
回りをびびらせ、さらにフォローをしてもらい、どうにか午前中の仕事は終わらせました。
この時点で1週間分位の疲労を感じていたんですが、
午後は仏検に行かなければならないので、
さらに声を掛けて引き止められそうになるのを、
「汽車(JR)に間に合いませんから!」
と言い捨てて職場を出ました。
で、13時13分の汽車に乗りました(煙は吐いていません)
  ん?今考えると、やな数字か?これは。
本当は、もう一本後のでも間に合うかもと思っていましたが、実際行ってみると、
それだと遅刻ぎりぎりになるということが分かりました。
よかった、13分のに乗って。

で、会場には25分ほどの余裕を持って着きましたが、
特にすることは無い。
控え室で待ってる子は、若くてかわいい。
などと、若者鑑賞

時間になって、試験の部屋に入りました。
小さい会議室といった感じのところに、女性が一人。日本人です。
てっきりフランス人の方がテストされるのかと思っていました。
テーブルの上にプリントが一枚乗っていました。
そこにはイラストがあり、5行ほどのフランス語で文章が書いてあります。
この文章を1分間黙読。その後音読。
2問文章についての質問があり、3問イラストについての質問がありました。
各質問は、フランス語で2回繰り返されました。
音読は、まあ苦手な方ですから、あんなモンでしょう。
でもね。

ああ、も、あたしゃ、がっかりだよ

5問しかないうちの2問、ケアレスミスしちまいました。またもや基本的な単語の活用ミス。
問題的には、全く難しくなかったのに。
「若者が手に持っているのは何ですか」
と聞かれ、イラストの中に若者に見える人がいなかったんですよお
たしか、男性形だったと思ったけど、唯一若く見えた女性のもっているものを答えました。
そしたら、次の質問は、
「若い女性が飲んでいるものは何でしょう」
しまった!やっぱりさっきのは男性についてだったんだ!誰だよ、若い男性って!?
いや、今は若者を探している場合じゃない、女性だ女性!
と、そこで一気に混乱して、「飲む」という基本的な単語が出てこない。
やっと出てきたと思ったら、何で過去分詞で答えるんだよ~
ここは、現在形だろう

とりあえず、もう少し分かりやすいイラストにしてくれ~
と、お願いしてもいいでしょうか、APEF(フランス語教育振興会)さん。

というわけで、汽車の中では、行きも帰りも、疲労困憊して、うたた寝状態。
明日は腸の検査をするので、準備のためのお薬が超絶まずくて。
気持ちが悪くて、たまりません。
明日はもっと飲みにくい腸の洗浄剤が待っています。
ま、まけるもんかあ


〈1月29日:追記〉
ちょっと上の記述が、誤解を招くような表現になっているようなので、
追記します。
問題の設定は、「3年間日本で暮らしているフランス語の先生は、授業のあと、日本食のお店に生徒たちを連れて行く」というもので、おすし屋さんで飲食している人たち数名とお店の方の絵が描いてありました。
男の人と女の人は、ちゃんと分かりました。
でも、問題にある、「若い男の人」を見つけることが出来なかったんですよ
「おっさんばっかりじゃん!」って、思って。
今思い返してみると、一人立ち上がっていた男の人は他の人に比べると、
確かに若かった。彼だけは、少なくとも「おっさん」じゃなかった。
でも、「若者」って言う格好でもなかった。
確か、背広かなんか着ていて、立ち上がって音頭を取っている風なポーズだったので、「フランス語の先生におすし屋に連れて行ってもらっている学生」という風には見えなかったんです。(音頭を取るのは先生だろう)という思い込みで、見えているのに見つけられない状態になっていたのでした。
私が描くとしたら、学生さんに、背広は着せないぞ
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ナビちゃんの言うとおり。

2007年01月26日 | Weblog

今日は、午後から仕事でとある場所に行かなきゃ行けなかったんですが、
大体の場所は分かるものの、いまひとつ自信がない。
同僚にも道順を確認しましたが、やっぱり自信が持てなかったので、
ナビちゃんに頼ることにしました。

施設名を50音で入力して、画面上に地図が表示されるので、
案内開始ボタンを押す。

手順としては、全く間違っていないはずです。
でも、同僚に聞いたのと何だか位置が微妙に違うような。
不安に駆られながらも出発。そして。

ナビちゃんの、うそつき

住宅義に入り込んでしまい、新しい住宅も多かったせいか、
地図上の道が付いたり消えたりします。
ナビが示す曲がり道が見当たらなかったりして、
四苦八苦した挙句、目的地にどうにか到着しましたが、
それなりの大きさを持つ施設のはずなのに、全く見当たりません。
どう見ても、住宅ばかりです。

通りすがりの人に尋ねてどうにか「本物の」目的地にたどり着きました。
早めに出発していたので、遅刻は免れました。
結局、同僚に聞いた道をそのまま行けば、
今回の半分の時間で付くことができたということが後で分かりました。

それにしても。
金輪際、ナビちゃんなんか、信用するものかぁ
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「俺が、つくる!」

2007年01月25日 | 本のハナシ
俺が、つくる!

中経出版

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実は、職人というものに憧れている私。
「モノを作る」ということに憧れるのと、根っこは同じ気がします。
この本は、「痛くない注射針」を作ったということでも有名な岡野さんの語りを
文章化したもののようです。
もうね、「人のやれないことをやる」というタイプの職人さんですから、
思い切り「俺様」な発言の連続です。
自分の仕事は安売りしない。
それもこのくらい自負も大きなものがあると、痛快ですらあります。
こういうオヤジと話すのは楽しいだろうなあ。
自分の父親だったら「このくそオヤジ!」と言いたくなる事もあるかもしれないけど。
で、また、奥さんも偉いね。
年収3万5千円なんて時期もあったそうですから。
会計は全て奥さん任せだったそうですから、
どうやってやりくりしたんだろう
なまじっかでない成功を収めるためには、目先だけの利益にとらわれてはいけない。肝を据えることが出来るかどうか。また、半端でない努力を惜しまないということも肝要のようです。俗人には全く望むべくも無いですが。
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燃焼系?回復系?

2007年01月22日 | 健康
お正月に、実家の近所に出来た、スポーツ用品専門のお店に行って、こんなものを見つけてしまい、またもや衝動買い。

両方ともおなじみのカップヌードルですが、
SPORTSNOODLE」という種類のヌードルです。
右側の「燃焼系」のヌードルには、「L-カルニチン300mg練りこみ麺」とあります。
左側の「回復系」には、「大豆ペプチド4000mg練りこみ麺」と。
どうなんでしょう。効き目があるんでしょうか。
まだ、お正月以降運動してないので、お試しする機会に恵まれていません。
ども、効能を読んだだけで、すっごく効いてきそう。
単純?
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うか~る

2007年01月21日 | Weblog



今日、買い物をしていたら、見つけました。
わっはっは。かわいいじゃないか。
思わず衝動買い。

今日はセンター試験とか。
受験生の皆さんご苦労様でした。

センター試験か。
確か私のときは朝から雪が降って、大変だった。
エアコンが効きすぎて、頭がぼうっとして、大変だった。
今ではいい思い出です。
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ヨガポーズメモ「子どもは偉い」

2007年01月19日 | 健康

今日は金曜日。ヨガの日です。
あまり書いていませんが、結構地道に通ってます。
ヨガの先生は二人いて、今週は「ご無体な方の先生」でした。
病み上がりなので、適当に手を抜きながらやりました。
バランスを取るポーズで、片足立ちになるときは、思い切り片手で柱につかまり立ち。でも、足を伸ばして両手を足の横につく時には、思わず、
「届きませんっ」と声が出ました。
帰りには、
「無理をせずに、続けてくださいね」
と声を掛けられてしまいましたよ。

さて、以前書いたままになっていた、「今週のご無体」をちょこっと紹介します。

まず、片足を折り曲げ、爪先立ちになります。

     
さらに反対の足も折り曲げ、足の裏を合わせて爪先立ちになります。
両膝は広げて、床へ。

…。このポーズ、描いてるだけで気持ち悪いんですが、先生。
生徒さんたちも四苦八苦して、「似たようなポーズ」をしてました。


こんなポーズ、できるわけ無いやい
と思っていたんです。でも、このお正月、親戚の子どもが来たときに、
思い立って、ちょっとやらせてみました。
2年生の体の柔らかい女の子、なんと、何の苦も無く出来ちゃいました
年長さんの男の子は、膝が床に届かず、ころりん
でもかなり近いところまで行ってました。
生徒さんたちよりかなりいい線行ってたかも。
子どもってすごいですよね。

ヨガのちょっとしたポーズや動き、思い返せば子どもの頃、
お布団の上でころころ転がりながら遊んでいた時のに通じるものが、結構あるんですよね。子どもって、遊ぶこと動くことが自然と体を鍛えたりすることに繋がってるんですよね。おりこうさんにするだけでなく、好き勝手に好きなだけ動き回る時間も大切なんだろうなあ、何てことも考えたお正月でした。

私も子どもにかえって、動くことを楽しむようになると、また違ってくるんでしょうねえ。
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プロフェッショナル 浦沢直樹

2007年01月18日 | Weblog

おお、今日のNHKの「プロフェッショナル」は、浦沢直樹でなないですか!
「YAWARA」「MONSTER」「20世紀少年」などなどのヒット作の作者です。
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (21)

小学館

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この人の何がすごいって、一定の水準のものをコンスタントに描き続けられているっとことだと私は思います。どうしても出来不出来って出てきてしまって当たり前だと思うんですが、仕上がりに波が無い。
ある意味、職人のようだとも思っていたのですが、今日の番組を見ていて、私が思っていたのとは全く違った意味で、「職人」だと思いました。

職業としての漫画家と、クリエーターとしての漫画家。
読者がついてこなければ仕事として成立しないけれど、
読者に迎合すればクリエーターとしての魂が死んでしまう。
作品への信念が無ければ、こんなに厳しい仕事を続けることは出来ないでしょう。
人気が落ちてしまった「HAPPY]にしても、「最後はこんなにいい作品だったのかと言わせて見せる」との信念で、投げ出さなかった。「我ながらよく我慢した」と。

それにしても、20年の連載生活のために、体重を支える左肩が脱臼するほど体に負担がかかっていたとは、驚きです。そのために最終章に入るところで「20世紀少年」を中断し、リハビリ生活を余儀なくされていたそうです。
壮絶です。
それでも、表情に悲壮感はない。

そして、やっぱりこの世代の漫画家さんの根っこは手塚治虫さんがあるんですね。
自分が子どもの頃にこの人の作品に魂を揺さぶられたように、自分も何がしかの物を残したい。
そう思わせるたくさんの漫画家を残した手塚さんは、やっぱり偉大な作家ですわ。


余談。
結構、ネームに表情なんかはきっちり描き込んでるのねー。
ペン入れ早いわー。週刊やる人で遅筆じゃ話しにならんか。
やっぱり丸ペンなのね。これ1本で描いちゃうなんてすごい。
ギター持ってる姿が、まるきし20世紀のケンヂそのものでした。
今度読むときは、ケンヂ見るたび、浦沢さん思い出しそ。
そういえば、「MONSTER」も「20世紀少年」もまだ途中までしか読んでないよ。
Iちゃん、続きを貸しとくれ。
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