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ひいらぎの 「筋腫ちゃんといっしょ」

数年前、子宮筋腫の手術をしました。
その顛末などなど。

「筋腫ちゃんといっしょ」について。(top)

2011-03-31 14:41:05 | Weblog
数年前の夏、子宮筋腫の手術をしました。

全然珍しくもない病気ですが、
初めての手術に不安でいっぱいになり、右往左往。
その際、ネット上の体験記や掲示板での情報に支えられたことを先日不意に思い出し、
参考度はかなり低かろうとは思うものの、
このブログ(期間限定、でも、未定)を開設することにしました。

誰かの、何かのヒントなり参考なりになれば幸いです。

【追記】
子宮筋腫は、幸いなことに緊急性のない病気です。
持っていても、治療そのものが必要ない場合もあります。
治療や手術も、色々な方法を選ぶことが出来ます。
自分の今後の人生をじっくり考えて、納得のいく方法を選んでください。

その19 傷口その後

2011-01-24 08:49:45 | Weblog
あああ。
この記事をアップする前に、ダイエットしなくちゃああああ

思っていたけど、このままではいつになるか分からないので、
諦めました。
実は手術後2年ぐらいは変わらなかった体重が、
一気に10キロ近く増えてしまったんです。
どうにか5キロは戻したけど…
ぽんぽこりんのおなかをさらすのは
恥ずかしいよう…

おまけにGOOさんがブログのシステム変えてしまって、
写真のプレビューを隠す方法が分からなかったのよう。
やっと、昨日分かりました。



手術前のおなか。下腹部が膨らんでいるのは、筋腫ちゃん。


手術後のおなか。筋腫ちゃんがいなくなった分、引っ込んだ感じ?


いや~~~~あ、ほんとにぽんぽこりん
傷口の比較のために鉛筆を置いてみました。
おへその下5センチほどは、きれいになりました。
うっすらとラインが見えるくらい。
その下10センチほどは、大きなミミズちゃんになってしまいました。
やっぱり、もう少しお薬や腹帯続ければよかったかなあ。
そしてね、手術後数年は感じなかったけど、
最近、傷口のあたりが突っ張って痛痒い…
傷跡も若干大きくなった気がする…
これがケロイド体質って奴でしょうか。

やっぱり、傷跡対策は、納得するまでやった方がいいと思うよ、
と、いささか残念な気持ちで思うひいらぎでした…。


その18 傷を残さない努力

2011-01-23 23:14:56 | Weblog
ふふふ、
あんまり間が空きすぎたので、
言い訳も何もせずに、
こっそり再開します。
トップ記事の日時も、こっそり変更。
予定している記事はあと3つなのに、
なんでこんなところで足踏みするかね。私は。

さて。
ケロイド体質だと前もって言われていた私。
傷が残るのは仕方がないとはじめから思っていたんですが、
あちこちの体験記を読むうちに、
みなさん、傷を残さないために試行錯誤なさってる様子を見て、
「私もオンナのはしくれとして、
何かせねばならんのではないか」と思い、
お医者様に相談してみました。

そこで処方されたのが、以下の二つの薬です。
リザベンは飲み薬。
傷をきれいにするための薬です。
もうひとつはドレニゾンテープ
お医者様の説明としては、
「ケロイド状に固まる皮膚を柔らかくする」
とおっっしゃっていた気がします。
傷口からはみ出さないように貼らないように指示されました。

傷口と服がすれると、ひりひりするので、
腹帯をしました。
晒しのようなものですね。
これをまくだけで、かなり皮膚が服と擦れるのが抑えられる。
さらに、腰痛ベルト
「腹筋が裂けそうな気がする~~~~」という不安は、
このベルトでかなり軽減できました。
この重装備を、普通のパンティではカバーできません。
私が使ったのは、妊婦用のでかパンツ。臍上まであるやつ。
これが結構重宝しました。

仕事着は割とラフな感じでもOKな職場だったので、
男物のちょっと大きめのパンツをはき倒しました。

以前にも書いたけど、手術をしてもらったのがケコッウな大病院なので、
通院するのには、薬もらうたびに休みを取らなきゃならないのよね。
困ったなーと思っていたら、
行きつけの皮膚科(平日も遅くまで開けていて、日曜日も診療してくれる)で、
上記の二つの薬を処方していただけることが判明。
実は、花粉症もあったりするんだけど、
リザベンは、アレルギー症状を抑える働きもあるそうで、
これ一つで両方に作用すると聞いて、
「まああ、なんてラッキー
とほくそ笑んだ私。


とまあ、以上のようなやり方で、傷口ケア続けました。
なのになぜ今もこの薬が残っているのか。

それは、半年で、飽きたからです。
なあんか、「もういいや」と思っちゃったんですね。
半年頑張ったから、もう充分なんじゃないかと。

そのころになると、傷の痛みや動き回ることへの不安も、
ほとんど消えてしまっていたんです。

普通の生活ができるようになったよ。不安も消えたよ。
だから、もういいや。

そんな感じ。

この半年というのがほかの皆さんと比べて長いのか短いのか分かりません。
今の傷跡を見ると、もう少し頑張ったらよかったかなあ、と思わないでもないですが。
それでどのくらいの差が出るのかは分かりません。

半年の手当てと、その後数年の放置。
その結果、現在の私の傷跡はどうなっているのか!
次回(いつだ?)お披露目したいと思いますが、

…お披露目したくない事情もあったりして。

というわけで、以下次号!
(ほんとに何時?…GOOのブログ設定の完全移行の前に終わらせなくては

その17 不安その2

2010-08-06 19:43:35 | Weblog
ふふふ。
もう、言い訳の仕様がないくらい放置してしまいました。
その間、忙しかったり、パソコンが反乱を起こしたり、反抗したり故障したり忙しかったり…

ふふふ。
書こうと思っていることはあと少しになってきたので、最後まで頑張ります。

さてさて。
退院した後も不安なんですよね。

だって、あんなにざっくり切ったんだよ?
おなかの中もぐたぐたのはず。
どのくらいだったら動いてもいいの?
普通に生活していいって言われたけど、ほんと?

「体力が落ちた!」と実感したのは、退院してすぐでした。
大量に持ち込んだ入院中の暇つぶしグッズを持つ勇気が出ない。
恐ろしくてもてない。
持ったとたん、おなかがパックリ開きそうな気がする。
ちょっと歩いただけで、ぐったり疲れる。
退院の後もお休みを少しはもらっていたので、
その間に少しでも体力を回復しなくては!

そこで、体力回復のために、近くの公園(ドーム)を歩くことにしました。
やはり体力が落ちていた父も一緒に歩いてくれました。
ペースは始めはゆっくりゆっくり。距離も最初は少しずつ。
ここで無理をしては本末転倒ですから、
体に聞きながら歩く感じ。
やっぱり、おっかなびっくり。

少しは体力は戻ったものの、十分とはいえないまま、職場に戻りました。
周りの方は優しい人が多かったんですが、
「退院をしたら、全快」と思っている方がほとんどでした。
いや、はっきりそんな話をしたわけではないですが、
それはそれ、なんとなく伝わってくるものです。
かく言う私も、手術をする前は同じでした。
退院した人に、特別な配慮もしてこなかった気がします。
でもね。
実際手術してみると、
「あ、もう大丈夫かな?」と思えるようになるまでに、
数ヶ月かかりました。
それまでは、重いものを持つのも怖いし、人ごみも怖い。
ちょっと動いても息切れする。
「大丈夫かな?」「大丈夫かな?」
とやっぱり、おっかなびっくりの日々でした。
でも、そうですね、ある日、ふっと、
「あ、今、私、おなかのことを気にせずに動いてた!」
と気づきました。

その間、ほかの人から見たら「気にしすぎじゃない?」と思われたかもしれません。
でもね。
本当に安心して動けるようになるまでの数ヶ月間は、不安で不安で不安でした。
同時期に手術した同僚も同じだったようです。

「おなかを切る」って、そういうことなんだなあと思ったしだい。
今度から、手術した人には、もっと優しくしよう。

閑話休題 全身麻酔

2009-08-18 20:19:23 | Weblog
えへへ。先週私、人生2度目の全身麻酔をやってきました~

とか言っても、たいしたことなくて、
親知らずを抜いただけです

ただ、親知らずが歯茎に埋没していて、
おまけに根元に神経と血管が食い込んでいいる状態だったので、
抜歯中に出血などがあったときに対応するのには、
全身麻酔をした方がいいだろう、
また、抜歯後に痛みや腫れなどが起きたりする可能性が高いので、
入院して様子を見ましょう、
ということになったんです。

で、全身麻酔で抜歯、5泊の入院とあいなりました。

いやあ、全身麻酔なんて、大きな手術をするときぐらいだろうと思ってましたが、
抜歯でもやるんですね。
筋腫のときのような背中への注射とかはなくて、
よく覚えていないけれども、酸素マスクからと、
点滴注射からの麻酔だったみたいです。
今回は、「麻酔で、ハイテンション」にはならずに済んだみたいです。
でもでも!
のどの痛みが半端なかったです。
同じ時期にやっぱり同じように親知らず抜歯で入院していた女の子も、
のどが痛くなったといってました。
抜歯後の腫れや痛みよりも、のどの痛みの方が辛かったです。
3センチぐらいの細長い口内炎もできたけど、
それよりも喉のほうが痛かったです。
「具合はいかがですか?」と看護婦さんに聞かれるたびに、
のどがいたいです~
と訴えてました。あいたたた。

というわけで、私のお盆休みは抜歯入院で終わってしまいました。えへへ。

7万6千円ほどかかりましたが、国保では高額療養費にひっかかりません。
おまけに、医療保険のほうでも、いわゆる「手術手当て」も出ません。
ただの抜歯ですからね。
そういう意味でも、あいたたただわ。
でも、入院費の方は保険で出るようなので、
問い合わせをしてみようと思います。
私の保険は、古いタイプなので、5日目からしか出ないのよね。
今は1泊二日どころか、日帰り入院(そんなのがあるの)でも
入院費が出るタイプの医療保険が最近は出てるようなので、
そういうのに入っとくとよかったなあ。

まあ、これから、入院するようなこともそうそう無いだろうから
いいことにしよう。
病気しないようにしなきゃね。

その16 医療費

2009-08-17 21:30:26 | Weblog
さて、手術、入院となると、気になりますのが、医療費。
私の場合は保険適用分が22万5280円。自費分が3647円。
計22万8927円でした。
これには事前の検査や、事後の投薬量は入っていません。
退院時の請求額です。

約23万円というのも結構な出費です。痛いです。
ところが、健康保険に加入している方には、
高額療養費制度というものがあります。
限度額を超える場合は、その差額が支給されるという、すぐれもの。
さらに!
私のときは退院後の申請でしたが、
その後の改正で、入院時に「限度額適用認定証」というものを
病院の方に申請すると、
窓口の支払いが限度額までで済むようになったようです。
※入院時の食事代、差額ベッド・歯科の自由診療など、
保険の適用されないものは該当いたしません

ただし、この限度額というのは、暦月ごとなので、
私のように月をまたぐと(7月26日から8月7日まででした)
自己負担額は、月ごとになります。
期日の都合がつけば、月をまたがないように入退院できたほうが、
当然自己負担が少なくて済みます。
熊本県のホームページを貼り付けてみます。
わりとこの表はわかりやすいのではないかと思いますが、
但し書きが多いですね。
但し書きの中に、入院の費用と通院での治療費は別計算だけど、合算できる、
とあります。
調べてみたら、合算の場合は、
入院費と治療費のそれぞれから一定金額が控除されて、
その上での合算費から自己負担額を超えた分が支給される、
というシステムのようです。

…すみません、説明がわかりづらいですね。


上記は国保の場合です。
加入している保険の種類によって違いがあるかと思います。

でも、とってもありがたいシステムだと思いますので、
医療費が高額になる場合はぜひぜひお住まいの各市町村の窓口に
お尋ねください。


さて、請求書を見てびっくりしたのは、手術代。
約12万円です。もっと高いと思ってました。
あ、でも3割負担だから、実費だと40万円。
入院全体だと、75万。
前後の検査費なんかも入れると、100万近くになるかも。
うわあ。健康保険制度があって、よかった。

ところで、熊本市の方の情報はないのかと、
市役所のHPも覗いてみました。

あら?
熊本市のほうの情報は古いわ。
だめじゃない。ちゃんと更新しなきゃ。
こういうのは、新しい情報じゃないと、意味がないんだから。
と思って検索してたら、ありました。

国民健康保険の高額療養費についてのページ。
および、自己負担額のページ
で、こちらが限度額適用認定証のページ

古い情報と新しい情報とが両方載ってるって言うのは、いかんよ。
おまけに、サイトの作り方としては、情報が探しにくいです、熊本市さん。
サイト内検索で出てこないっていうのはどうかと思うわ。
古いほうの情報は更新してもらうよう、メールしました。
ああ、私の紹介の仕方もわかりづらい…。
というか、よくわかっていないのかも。

また、生命保険のほうからも、手術と入院の両方にお金が出ましたので、
収支は黒字でございます。
いや、それ以上に保険料は払ってるから、実際には黒字ではないんだけど、
出費が大きい時に、こういう保障があるというのは心強いです。
生命保険の方は契約なので、保障内容もちゃんと皆さんご存知だと思いますが、
高額療養費については知らない方も意外と多いかも。
また、自己負担額などの制度もその時々で変わってくるようなので、
ちゃんと調べておくことって大事ですよね。
マスコミの方も、いろいろと保険制度の欠点をあげつらうだけでなく、
利点もしっかり報道してほしいと思います。

医療費報酬が低く抑えられるようになったために、
経営が厳しくなったり、倒産したりする病院も少なくない、
などと聞くと、今のこの健康保険などの医療制度が、
きちんと機能して続けていけるのか、不安になります。
ぜひぜひ税金は、こういった福祉面に厚く使ってほしいものだわ。
(そりゃあ、毎月の負担金がもう少し少なければもっといいけどね。

今回のエントリ、長文の上、わかり辛くてゴメンナサイ。

その15 不安

2009-07-23 20:59:38 | Weblog
きゃああああ。
とんでもなく長いこと放置してしまいましたあ

言い訳をしますと、いろいろありまして。
長くなりますので、言い訳は割愛。(という言い訳をしている

書きたいと思っている内容も、後少しになってきました。
がんばって書き上げたいと思います。
今回は不安について。

病気について知ったとき、手術を決めるとき、手術するときと、
不安な次期は続きますが、
退院前も、とっても不安でした。
なんたって、あんなに大きくおなかを切って、
たったの10日で退院ですよ?
まだまだ傷は痛むし、動き回るのもおっかなびっくりだし、
本当にもう退院して大丈夫なの?
しばらくは自宅休養できるよう休みは取っているものの、
仕事に復帰したら、結構体を使う事になるけど、
どの程度なら動いていいの?
まだ、こんなによたよたしているんだもの、
もうちょっと入院しているわけにはいかないの?

不安はどんどん大きくなって、
「退院が不安です。ちゃんと生活ができるかどうか心配です」
と先生に話したら、
「は?」という顔をされました。
私が何を不安がっているのか、まるでと理解できない感じでした。


同時期に卵巣を腹腔鏡手術した同僚がいるんですが、
開腹手術より負担は少なく、入院も短くてすむと聞いたんですが、
お医者様に私と同じように退院後の不安をお話したら、
予定を延ばして、手術後2週間入院できたそうです。
う、うらやましい。

このあたりの対応は、病院によって違うようです。
私が入院していた病院は、重大な病気を抱えた方もたくさん来られるので、
「筋腫ごとき」で長居をされても困るんでしょうねえ。
(いえ、そういう風に言われたわけではありません。ただ。私はそういわれているように感じてしまったんです。)

でもね。
日常的に、もっと大変な手術をされている先生方には理解できないかもしれないけど、
普通の人は、手術なんて一生のうちに何度もするものじゃありませんよ。
1回もしないって人も少なくないと思います。
どんな風に回復していくのか、先生方は熟知してらっしゃるだろうけど、
こちらは些細なことでも不安なんです。
どうか、そんな気持ちをもう少し汲み取っていただきたい…。

その14 抜糸じゃなくて、バッコウですって?

2009-02-22 20:51:41 | Weblog
今回の入院に当たって、だいたいこんな感じで進みますっていう、
計画書っていうか、日程表っていうか、
そんなもんを渡されたんですが、
驚くことに、その日程どおりに事が運んでいくんですよ。

手術前、私のおなかはおへそを中心に盛り上がった状態になっていました。

こんな感じで。
いや、脂肪の分ももちろんあるんですが、その大半は筋腫ちゃんで。
手術後、間違いなくおなかはかなりペッタンコ(自己比較)になっておりました。
ただ、シャワーを解禁された後もずっと傷口をカバーするテープを張ってあったので、どんな状態かを確認できないでいたんです。
しかし、それを確認する日が、ついに来ました!
抜糸です!いや、抜鈎です!(なんと読むのか散々悩みましたが、どうやら「バッコウ」と読むようです)


私の手術も外科手術ですから、傷口は縫ってあります。
ずうっと以前に、
「外科医の先生は、ピンセットでチョウチョ結びができる」
といううわさを聞いたことがありまして、
私のおなかには、チョウチョ結びが並んでいるイメージがありました。
んが!
私のおなかに並んでいたのは、ぶっといホッチキスの芯のようなものでした!

ビックらこいたよ。

そういえば、サッカーの選手がラフプレーで怪我して、
「糸では縫いませんでした。
ホッチキスみたいなので、『バッチン、バッチン』で、おしまいです」
なあんて話をしていたのを聞いたことがあるんですが、
てっきり、試合場での応急処置だと思い込んでいました。
あれ?違うの?
今の手術では、糸は使わないの?

もちろん、どんな手術かで違うのでしょうが、
私の場合は針でした。
5ミリ間隔ぐらいで、ずらりと並んでいます。
それを、ペンチみたいなのでパッチンンパッチンと切っていくようです。
ベッドに仰向けになって処置されますので、
その様子は、残念ながら見えませんでした。

全部抜いてしまった後の写真がこちら。
ヘソの真下から約12~13センチほど、まっすぐ切ってあるのが分かります。

(いつものように、クリックすると、写真が見えます。)
(いや、自分のおなかをさらし者にするのは、ハズカシイですね


おお、ちゃんと傷がくっついています。
くっついてはいますが、なんとなく、
また傷が開いてしまいそうな不安があります。
本当にこんなに早く抜糸(いや、抜鈎か?)しちゃっていいんでしょうか。
怖いです。
それまではまだ縫ってあるから、という一種の安心感があったんですが、
「もう、私のおなかの傷をを繋ぐものはないんだわ!」
と思うと、怖い怖い。
セキをする時に気にする中身も、
「セキをすると痛いから、なるべくおなかを使わないようにしよう」
から、
「セキをすると、傷が破けそうな気がする」
に変わっちゃいましたよ。

でも、確かにここから回復期に向かったのだと、今は思います。
続く。

閑話休題 通信簿

2008-09-23 22:25:53 | Weblog


わははgooさん、何考えてるですか。
この内容で、なんで「男性」になるかなあ。

その13 点滴は続くよどこまでも。

2008-09-23 20:49:42 | Weblog
さて。食事の話を。

これは手術前日の夕食。このあと、絶食。

術後1日目は当然絶食。

術後二日目は、流動食。
重湯のようなものですな。
ふ。私、偏食がひどくて、こういう種類のものは食べきれないんです。
言い訳すると、食わず嫌いじゃないですよ?
相当な努力をして、でも、この年になるまで、全く駄目だったんです。
でも、丸二日以上絶食してるんだから、食べられるかも
なあんて甘い期待をしましたが、
駄目なものは駄目でした。
ちなみに写真はない。さすがにそんあ元気はありませんですよ。
お茶やお水は良かったと思うけど、
でもちょっと飲んだだけでもお腹が痛いので、
口を湿らす程度ずつで飲んで。でも痛い

術後三日目。五分がゆ。かなりゆるゆるのお粥です。

堪忍してください。食べきらんのです。
普通のご飯なら食べるから!
これまでもお腹壊した時でも、普通のご飯を食べてきたから、大丈夫!
と思うけど、さすがにそんな主張は看護婦さんに対しては(恥ずかしくて)できず。
おかずのみ食す。でも、まだ、水を飲んでも腸が動くだけで痛いので、
一口ずつ、痛みをこらえながら、ゆっくり食べます。
大食漢の私でも、ちょっと辛い。痛い。

術後4日目。全粥。

だから、食べきらんて!
やっぱり、おかずのみ食べる。
まだまだ痛い。
なんだか、腸が「定位置」を探してうごめいてる感じ。


術後5日目。やったあああ。普通のご飯だああ

翌日の朝食は、パン食。

この頃からは、お腹の痛みも少し減ってきて、我慢しながら食べられるようになりました。


さて、この間毎日食事の量を聞かれていました。
正直に答えていました。
そして、ずっと点滴してました。


私、血管細いんですよ。
普通の速さで点滴落とされると、血管痛が起きるから、
ゆっくり目に落としてもらうと、時間がかかるんですよ。
一日何本もあるから、多い時は、朝から真夜中になるまでやってて終わらなかったもん。
残りが少なくなって、「もういいですよね」って、看護婦さんが持っていっちゃったこともありました。

今なら分かる。
あの点滴、もちろん抗生物質なんかもあったと思うのですが、
後半はきっと栄養補給のための点滴だったんだわ。
だって、普通食になって完食するようになってから、
点滴なくなったもん。
ちっ。そういうことなら、ちゃんと食べたって、嘘つけばよかった。

そしてね。これだけじゃあなかったさ。
手術の際の出血、思ったより少なくて、
確か400ccだか600ccぐらいで済んだんですよ。
で、術後の血液検査でも、元々男性並みの数値を誇っていたのが、
健康な普通の女性並みまで落ちたものの、輸血の必要全くなし!
でも、「捨てるのももったいないから」(おいっ)と、
体に戻すことになりました。

戻ってゆく私の貯血。
ちょっと気持ち悪かろうから、見たい人だけクリック
手前のボケボケは、顔を書いた妹の指。


と言うわけで、連日の点滴の嵐のために、
私の手には、点滴用の針が差しっぱなしですよ。
鈍い痛みと違和感が、ずっと続いてました。
やっと針を取ったときの開放感!!
やれやれな点滴ライフは予想外でした。

お疲れ!私