ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

プロフェッショナル  佐藤可士和さん

2006年01月31日 | Weblog


いつもパソコンに向かうときは、画面分割機能を使って、テレビを小画面で表示し、大きいほうでインターネットやらメールチェックやら、色々しているんですが、今、いつものようにテレビを見つつインターネットも見てたら、たまたま同じ人が出ているではありませんか。

一つはNHKの番組(以下、番組紹介より転記)

プロフェッショナル・仕事の流儀 「佐藤可士和・売れるデザインの秘密」
携帯からスマップまで▽公開発想術
プロフェッショナル◇日本を代表するアートディレクター、佐藤可士和氏にスポットを当てる。スマップのCDジャケットや車のCM、発泡酒の広告など、日本で彼のデザインを見ない日はない。ヒット商品を次々と生み出す秘密は、佐藤氏の独特な手法にある。一見、感覚的に見えるデザインの仕事だが、佐藤氏は扱う商品や企業の問題点を見つけ出し、それを解決するものとしてデザインを考える。現在、彼が進行中のプロジェクトは20以上。商品のパッケージデザインや新製品の広告戦略の立案などの舞台裏に密着しながら、ヒットを生む発想の秘密に迫る。

もうひとつは、糸井重里さんのHP「ほぼ日」の中の「広告サミット2005
糸井さんと佐藤さんの対談です。

ささやかな偶然なのですが、ちょっと面白かった。
プロフェッショナルっての話って、面白い。自分がやったことがない知らない世界でも、やはり「道を極める」人の話って、目を開かされるような事が多い。それも、言葉の端々にその人のスタンスが見えたりします。
「ちょっとした思い一つで仕事は面白くなる」とかね。ですよね。一家言を持つって、こんな感じ?
「極める」ということは、「こだわりを持つ」ということでもあると思うのですが、それも、ぎりぎりまでこだわる、けれどもそれは余裕のないぎりぎりではいけないのよね。
そんなことも感じた番組でした。
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週末の読書

2006年01月30日 | 本のハナシ

昨日は休日勤務。代わりに今日がお休みでしたので、何となく、今日までが週末な気分。昨夜から今朝にかけて何もしたくなかったので、読書。(何だ、それは)3冊読破。何をやっているんだろう、私。

天使の梯子

集英社

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天使の卵の続編です。
その後の歩太と夏姫の話。
大きな痛みを抱えたまま生きてきた十年後の二人。
夏姫の恋人となった慎ちゃんが一人じたばたしている話でもあるかな。
でも、村山さんの書く話ですから、やはり切なくて美しくて優しいストーリーです。



天使のラストメッセージ

ディスカヴァー・トゥエンティワン

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これは、ガーベラさんのお勧めの本でもあります。
美しい写真と、優しい言葉と、死に向かう患者さんとのかかわりを真摯に綴った文とで構成されています。
誰もが死を迎えるのだけれど、平静でいられるわけがない。末期がんともなれば、痛みや苦しみも筆舌に尽くしがたいものがあるでしょう。そして、それを見守る家族の苦しみも…。
「どう死ぬか」と「どう生きるか」は、同じ問いなのかもしれません。



失踪日記

イースト・プレス

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最後の一冊は、知る人ぞ知る(知らない人は全く知らない)吾妻ひでおの「失踪日記」
しばらくこの人の作品を見ないなあと思ったのは、私のテリトリー外の雑誌で描かれていたからばかりでなく、文字通り「失踪」していたからなんですね。
ホームレス生活、配管工として働いた時期、そしてアル中患者としての入院生活。
ね?こうやって並べただけでも、壮絶でしょ?
その壮絶な生活を、のほほんとした筆致で描いてあるんだけど(本当に悲惨なところは描いていないとのこと)、リアリティを排除したところに存在するリアリティとでも言ったものが漂っていて、インパクト、大きいです。

3冊とも一気読み。それにしても、統一感のないラインナップ。
本棚に並んでる本は、もっととりとめがないですけどね。
そして、午後は平日にしか果たせない用事を済ませて、夜はフランス語。うわー、充実した(?)休日。
でも、昨日の疲れも取れて、ちょっと元気出ました。
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極める ピーターフランクルさんの講演よりⅡ

2006年01月29日 | Weblog

えー、ちょっと今日は疲労困憊。
ブログも一日お休みしようかなとも思ったけど(昨日、書きすぎ。キャパ、オーバー。)、一回休むと、異様にインターバルが長くなるのは経験上分かっているので、ちょっと(短めに)頑張ってみよう。

昨日の話の続きです。
日本人の自己表現能力が低いのは何故か。
「表現する訓練を受けていないから。また、自分に自信がないから」とピーターさんは言います。
ナルホド、と頷きました。
では、自信をつけるためには、どうしたらいいのか。

「それは、何でもいい、一つのことを極めることだ。(自負できるものを持つ)
そのためには、あれもこれもと欲張ってはいけない。
足の遅い馬は駿馬のように一日で目的地にたどり着くことはできないけれど、
10日歩き続ければ、同じところへたどり着くこともできるだろう」
(意訳しています)

これは、人生のあらゆる場面で言えることではないだろうかと思います。
仕事のことでも、ね。

身内のことで恐縮ですが、姉も妹も、目的を持ったときの頑張りぶりはすごいです。
最初は違う仕事をしていたのですが、結局自分のやりたいことに照準を定め、自分の仕事として成立させてしまいました。
何事にも中途半端な私は、二人には、結局かないません。私の自信のなさというのもその辺に起因しているのかも。

ささやかながら、私にも続けていることがあります。極めたとは言いがたいですが、これも続けることで、少しは自信になってくれるでしょうか。

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言語を学ぶ  ピーターフランクルさんの講演よりⅠ

2006年01月28日 | Weblog

ピーターさんがこれまで学んできた言語は30(!)以上。
その内、身につけたと言えるものが11…。数学だけじゃなく、言語でも天才的な頭脳の持ち主だと言わざるを得ません。

中国で(中国語で)講演したとき、中国の学生から
「これまで学んだ言語の中で一番難しいのは何ですか」と問われたそうです。中国人はみな、「中国語だ」という答えを期待して待っている。でも、フランクルさんは、迷わず「日本語だ」と答えたそうです。(落胆する中国の学生たち
中国語は小学生レベルでも5000もの漢字を使いますが、基本的に一つの文字には一つの音。旁で読みの見当はつくので、読む分にはさほど(←これは、フランクルさんレベルの人にとってでしょう。一般的なレベルだとは思えません)苦労しないとの事。
一方、日本で使われる漢字は一つの文字にいくつもの読み方があるのが一般的。このこと一つをとっても難しいのが分かるだろうと言うことでした。
外国語のほとんどは、ほとんど2~30程度の文字を覚えれば、読むことだけは1週間で(←だから、フランクルさんレベルで…)できるようになるとの事。日本では6年生で1200字程度の漢字を学習しますが、これではまだ新聞を読むには足りない。他の言語はほとんど小学生で(理解はとにかく)読むだけは読めるようになるのと対照的だそうです。

ひらがなやカタカナのことは言われませんでした。私は、ひらがなやカタカナの存在は、外国人にとってむしろ理解を助けるものではないかと常々思っています。これらのおかげで、単語のまとまりや文節などが目で見て分かるようになるのでは、と。私のフランス語の先生も、その点に関しては同意されましたので、私の一人合点ではないようです。

その世界一(?)難しい言語を操る日本人が外国語を学習するのに何故、難儀をするのか。
フランクルさんの結論は、日本人は日本語ができないから。つまり、日本語で自己表現できない。
そうですよね。いくら外国語が堪能でも、伝えるべきものを持たない人は、何も語ることができないでしょう。
以前、何回か外国旅行をした後、外国を行くのをやめて休暇を取ったときには国内旅行をするようになりました。海外で日本について尋ねられた時に答え得るもののあまりの少なさに愕然としたからです。海外に行く前に、日本のことをきちんと知ろう。そう思いました。(でも、極めるには道が遠すぎるから、ま、できる範囲で、ということで
言語についても然り。やはりきちんとした日本語を身に付けていきたい。

日本人が英語を学んでも英語でコミュニケーションできないのは、文法重視の英語教育のせいだと言われていますが、ほんとにそうなのかな、と私は思います。
文法は大事だと思いますよ。自分の言いたいことをきちんと伝え、相手の言うことを理解するためには、文法も語彙もなくてはならないものでしょう?
言語を学ぶということは、その国の歴史を学ぶことでもあると思います。慣用句やことわざには、紛れもなくその国の歴史が染み付いている。細かいニュアンスの
使い分けはそこまでできていないとできない。

メジャーリーグに行き、とても流暢に英語を話している長谷川投手でも、周りがどっと笑うときについていけなくて、悔しい思いをしたことがあるそうです。もちろんそのレベルまで達したいと思っても達せるものではないでしょうが、やはり言葉を習得するということは、言語の理解だけではないものがあると思います。

先日、フランス語コースで一番きれいに話すのは、一番年配の方だという話をしましたが、その方のフランス文学、画壇、映画などに対する教養の深さにも毎回感嘆させられています。そういったものへの興味がフランス語の学習への取り組みの動機となり、さらに理解を深めさせることにもなっているのではないかと思います。そういう風に、理解を広め、深めていきながら言語を学ぶことができれば理想的だなあと思います。

あああ、長いだけで取り留めのない文になってしまった。
私の日本語修行も、まだまだだわ。
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人生を楽しくする方程式  ピーター・フランクルさんの講演

2006年01月28日 | Weblog

今日は、以前から楽しみにしていたピーターフランクルさんの講演会を聞きに行って参りました。

まずは、フランクルさんのご紹介。



〈パンフレットの講師紹介より抜粋〉
数学者、大道芸人
1953年ハンガリー生まれ。国際数学オリンピックで金メダルを受賞し、数学者として活躍。また、サーカス芸人国家試験にも合格するなど、大道芸人としての一面も持つ。1988年より日本在住。NHK教育テレビ「マテマテカ」等に出演。著書は「ピーター流らくらく学習術」「学力を伸ばす親力」等多数。

写真の掲載については、講演終了後にブログに載せたい旨を話し、許可を頂きました。ありがとうございました。
でも、どのブログかなんて話はしていません。話しかけるだけで、緊張して胃が痛くなってしまいました。(パンクした車を公道で転がしたりできても)所詮小心者なので。
物言いたげに周りをうろうろする不審人物に見えてしまったかもしれない。


「生涯学習フェスティバル」の中の基調講演ということで、参加者は年配の方が多かったですが、小学生もいました。参加希望者多数のため、抽選はがきを持っている人のみ入れるとの事。参加申し込みしていて、良かった~。

お話は、とても面白かったです。大道芸も披露してくれ、算数クイズや英語のパズル(?)クイズなどもはさみ、笑いの絶えない楽しい講演会でした。日本語も巧みで、慣用句や熟語などもふんだんに織り込んだ話しぶりは日本人顔負けで、お隣の席のおばちゃまは、一言一言に感嘆の声を上げられていたくらい。多方面に渡る話が、きちんと生涯学習に収束するのもさすがだと思いました。充実した2時間でした。
考えさせられること、共感すること、これまで考えてきたことに重なることなどなど。この2時間足らずの間に考えたことを書こうと思うと、とっても長くなり、多岐にわたるので少しずつ数回に分けて書いていきたいと思います。
先ほど、項目をいくつかリストアップしてみたのですが、さかさかと、軽く5つ。詳しく書いていけば10ぐらいシリーズで書いていけそうなくらいです。

中には、ちょっと堅い話も出てきそうですが、いいかな?いいよね。
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マイナスオーラ

2006年01月27日 | Weblog


えーと、私は、打たれ弱いです。10以上年下の同僚からも「ヘタレ仲間」認定されています。

職場に、常にマイナスオーラを出している人がいるんですが、ここ最近、どーも私に対する風当たりが強いように感じるんです。以前の3倍増し(…3割どころじゃない)くらい?
私が何か無意識に気に障るようなことをしてしまったんだろうか…

ずーーーっと悩んでいたのですが、思い余って、他の人に相談しました。
「気のせい。」
と断言されてしまいました。さらに、
「あの人は、いつもそうだから」
と。

そ、それはそれで、すごいものが…


私のようなヘタレは、意味のないマイナスオーラにも反応して、落ち込んでしまうんです。堪忍して欲しいです。
「多分自覚無いと思うよ」
と相談に乗ってくれた人は言っていました。
人生毎日ご機嫌になんて生きていけないけど、だからと言って、自分の不機嫌を垂れ流しにするのは、周りの人間にとっては御免こうむりたい事この上なしです。

まあ、私にも(けっこう)気分の上下はあるので、反面教師とすることにします。
ま、負けるもんかぁ。
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ひよこに感謝?

2006年01月26日 | 健康

先日の「あるある大辞典2」で、風邪に勝つメニューということで、鍋物が取り上げられていました。
鍋物にすると、普段のメニューでは食べられない量の野菜類でも結構入ってしまいます。最後にうどんを入れたりおじやにしたりすれば、炭水化物も適度に取れます。

この冬例年の軽く2,3倍は鍋をしています。
おまけにつられて買ってしまったひよこちゃん一人鍋


この鍋使いたさに、頻繁に鍋物に。具には必ず白菜に春菊、きのこ類も欠かせません。冷凍の牡蠣も買ってきて、2,3個ずつ食べています。「あるある」でも、きのこや牡蠣はいいといってましたもんね。
ばっちりじゃん、私。

そう言えば、この冬私は1度も風邪をひいていません。やっぱりひよこちゃんのおかげ!?
いやいや、そうやって自慢した直後に風邪をひくというベタな事をやってしまいそうな気がするので、油断はできませんね。
取り敢えず、明日も鍋しょうっと。よろしくね、ひよこちゃん。
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どーする!?わんこ

2006年01月25日 | 本のハナシ
どーする!?わんこ 1 (1)

竹書房

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犬の、4コマ(8コマ?)漫画です。かわいいです。犬好きには、絶対にお勧めの1冊です。
「く~ちゃん」で有名になった毛の長いチワワ(この本の犬の名前は名前は「はな」)とそれをめぐる人々。モデルは作者の犬だそうです。そうだと思った!このリアリティは、実際に買っている人でないと難しいでしょう。そして、エピソードの大半が実話を基にしていると思われます。
いろいろとつぼにはまってしまいましたが、一番のお気に入りは、「ベルサイユのバラ」の中の曲を思わせるメロディーに乗せて、はなちゃんが踊る「おいもの舞」でした。
初出は「月間まんがライフ」という雑誌で、現在も連載中ということ。初出一覧を見てみたら、2年間の掲載分が今回の1巻目になったようです。
…ということは、2巻目は2年後?ああ、待ち長すぎるわ。
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面倒くさいと言っても、限度ってもんが…

2006年01月24日 | Weblog

今日は、用があって実家によって来ました。
ウチの入り口は、車ではいるのに要領がいります。ちょっと説明が難しいんですが、昔ながらの農家の入り口をそのまま使っているので、狭い上に、入り口の角に尖った大き目の石が固定してあるんです。いつも、大回りをして入るんですが、今日は回りこみ方が足りなかったらしくて、後輪をその石でしっかり削ってしまいました。
とたんに、シュルシュルという(聞き覚えのある)音が。
(また)やっちゃいましたよ。パンクです。
これは交換だと、経験で分かりました。

スペアは、後ろのトランクに入ってる。
換え方は分かる。やったことあるから。
でも、寒いなー。
めんどくさいなー。
どっしようかなー。

親には何も言わず、用をたして、家を出ました。
確か、この先にガソリンスタンドがあった。そこで、タイヤ交換してもらおうっと。
当然スピードは出せないので、ゆっくりゆっくり左右のウィンカーを点滅させながら運転しました。幹線道路を、時速20キロで。とってもはた迷惑な私。

目的地よりも近いところに、新しいスタンドができていたので、そこに入りました。
「すみませーん。パンクしたので、交換してもらっていいですか~」
と、お店の方に声をかけました。
「はい、ちょっとお持ちくだ……。…乗ってこられたんですか?」
「はい。ゆっくり」(にっこり)

何か言葉を飲み込む様子の店員さん。
分かってますよう。無謀ですよう。でも、めんどかったんだもん。

「石にぶつけてしまったんです。とたんにシュワシュワって空気が漏れてしまって」
「じゃあ、空気入れてみますから。側面じゃなければ大丈夫ですから」
「あー、ぶつかり方から言って、多分(絶対)側面だと思います」
試しに2,3回空気を入れてみたようですが、やっぱり交換でした。でも、私の車に合うものがなくて取り寄せになるということで、スペアタイヤに換えてもらいました。

スタンドを出てから、ちょっと用があったので、妹に電話しました。ついでに、パンクのことを報告。
「え~また~?これで今の車になってから何回目よ」
「えーと、3回目かな?」
「うそつき」
「えへへ、4回目?」
計算すると、1年に1回の割合でやってますね。同じ場所で同じことを。
学習能力ないかも。

学習能力がないおかげで、私の車の左後輪は、いつも、4本のタイヤの中で一番新しいです。

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フランス語 発音編

2006年01月23日 | フランス語

月曜日はフランス語の日~

今日は、先生、何を思ったか、たっぷり時間を取って、発音の矯正をされました。テキストの文を音読して、おかしい所は文節、音節に分けて、先生のお手本を聞いて練習。
他の方の発音、私が聞いていても、ちょっと違うな、と言うところがそれなりにあるんですね。とっても上手に話される生徒さんでも、それはある。
先生からすれば、
「理解できます。でも、不自然です」
ということになるんですね。
Rや鼻母音だけでなく、母音がとにかくいっぱいあるんです。今調べてみたら(以前買ったままで、部屋の隅に積み上げてあった参考書で)母音が12。加えて鼻母音が4つ。
「iを発音しながら横に口を少し開きます」なんて…分かるか~~~!!
聞いていて、違うことは分かる。でも、どう違うのか、どう修正すればいいのかが分からない

ウチのクラスで一番ナチュラルに発音されるのは、一番年配の方です。始められたのも、多分40歳前後だと思われます。語学には若さは有利ですが、いかに勉強を進めるかということは、もっと決定的ですよね。毎週出される作文の宿題も、その方は、びっしり書いてこられます。きっと、クラス以外でも、きっちり勉強されているんでしょうね。
私みたいに、
「週に一回ということは、7年やって、やっと1歳分~
などとうそぶいてる輩とは、わけが違います。
ちなみに私の音読に対しては、
「休まずに、続けて読んでください」
という子どもに対する様なもの。ですから、
「こういう読み方を、日本では拾い読みと言います」
と教えて差し上げました。
文字を見て、音を考えて、意味を理解して、発音するなどという、何段階も経て読んでいるわけですから、そんな、すらすらと読めるわけがないじゃないですか。(いばり)
はっきり言って、私の読み方は初心者コースに入ったときと、ほとんど(全く?)変わりありません。

今日の先生のアドバイスで、思わず受けてしまった発言をいくつかご紹介します。
「Sさんの読み方は、ロシア人っぽいです。」
「そこでポーズを置くのは、ネイティブの人は思いつきません
「Mさんの〈per〉には、空気が入っている」(←意味不明ですよ、先生)
そして、しまいには、
「あまりナチュラルになってしまっては、その人の特徴がなくなって、つまらない」(←おいっ

本当は、もう少し真剣に勉強しなければと(ずっと)思っているのですが、なかなか思うようにはいきません。
そして、開かれることのない参考書がまた増えていく…


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