音楽の喜び フルートとともに

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金属のフルートを改良

2024-06-17 21:00:00 | ロマン派
6月16日はラサーラディオルフェオでフルートアンサンブル「エスカル」発表会でした。
六甲ライナーに乗ると、

なんと有人運転でした。
初めて見ました!



海を渡って六甲アイランドへ。、

11:00からリハーサル。
まず、ドビュッシーの「小組曲」と大阪エスカルの「宝島」
行けそう。
それからピアノとの伴奏合わせ。
なんと1人1分!
「ローエングリン」は10分かかるので、ほぼ口頭でテンポ合わせだけしました。

軽食を取ってと言われたので、近くのスーパーでお惣菜を買って、フードコーナーで食べ、

本番。
2番目、合わせが薄かったのでちょっと危ないところもありましたが最後まで吹き切りました。

モーツァルトや、ケーラー、ベーム。
フルートの名作が並びました。
みなさん、熱演!

ビゼーのアルルの女のメヌエットを榎田先生のバスフルートで吹くというツワモノも!

そしてアンサンブルコーナー、ドップラーの「アンダンテとロンド」そして「宝島」ラテンアレンジということで、パーカッションも入って練習しているとノリノリになってきて、帽子やお花の小道具も用意。


結果はお客さんも手拍子足拍子で乗ってきてくださって大成功でした!

そして締めは全員合奏ドビュッシーの「小組曲」
大変でしたが楽しかった〜!
打上げもいろいろなお話しが出来て素敵な時間を過ごしました。
唯一の誤算は打上もそこそこに早めに帰ったのに、住吉駅のホームに降りた途端、電車が停まったこと。
そのまま待機。

結局、帰宅は23:55分でした。
今日の内に着いた…。

テオバルト・ベーム(1794- 1881年)バイエルン選帝侯国(後の王国、現バイエルン州)首都ミュンヘン産まれ、

は、ドイツ人の発明家、音楽家です。
従来のフルートの楽器としての性能を向上させた「ベーム式フルート」を完成させました。
フルート奏者としても一流で、バイエルン王国の宮廷音楽家として活躍しました。さらに、作曲家としても、フルートのための作品を残しました。

父から貴金属の加工法を学びましだ。その技術を応用して木製のフルートを自作しました。 

18歳の時にはオーケストラに入団できる程に上達し、21歳で宮廷管弦楽団の首席奏者となりました。

1831年にロンドンで、チャールズ・ニコルソン(1795-1837年)によるフルート演奏を聴いたことをきっかけにフルートの本格的な改良に着手し、翌年にいわゆる円錐ベーム式フルートを発表しました。

その後もフルートの材料として、熱帯産の硬い木材、銀、金、ニッケル、銅など様々な素材を試していきました。 

さらにフルートの構造に関して、音孔の大きさや位置に関する検討も行いました。

50歳を過ぎてからミュンヘン大学
ミュンヘン大学図書館

エントランス
で音響学を学んだ後、今日のフルートとほぼ変わらない金属製のフルートを開発しました。

1847年に特許を取得し、1851年にはロンドン万博にて一般公開しました。



ロンドン万博1851年
1871年にはベーム式フルートの音響学的、技術的、芸術的な側面について解説した『"Die Flöte und das Flötenspiel"(フルートとフルート奏法)』


を出版しました。

アルプスの思い出、 6つのサロン用小品 第1巻
1. アンダンテ カンタービレAndante cantabile, Op.27
2.ロンド アレグロ Rondo allegro, Op.28
3. ロマンス アンダンティーノRomance. Andantino, Op.29
4. ロンド アレグレットRondo allegretto, Op.30
5. アンダンテ パストラールAndante pastoral, Op.31
6.ロンド レントラー Rondò Landler, Op.32

Richard Greville Esq.r献呈されています。

1.アンダンテ カンタービレ