音楽の喜び フルートとともに

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街の賑わいの中で

2024-06-27 21:01:00 | ロマン派
ガーベラの花が寝ている間に満開に。
これは一昨年植えたものです。
切花のガーベラはすぐ枯れてしまいますが、鉢物のガーベラは花持ちがよく、しかも何年も植えっぱなしで長く楽しめます。

それでも一度にたくさん咲くことはなく、今年はどうしたの?という感じです。

今日は子どものサポートが朝早くと夕方少しありました。
朝は赤ちゃん。
赤ちゃんはほぼ寝ていました。

夕方は幼稚園児。
しっかりした子で数字が大好きで、カードゲームを作ったりして遊んできましたが、「ひょっとしたら?」と思って「お買物ごっこをしようか?」と、誘ってみると、見事にはまりました。

昨日は紙のお金を作って、商品を作るだけで終わってしまいました。

今時だなと思うのは、対面販売の八百屋さんとか、果物屋さんから買うのかと思ったら、黒いボックスを立てて、「ここで払うの、ここからお金が出てくるの。」

「売る人は?」
「売る人は、透明人間。」
わからないでいるとやって見せてくれました。

売る人が透明人間。

黒い衝立からお金が出てくる。

わかりますか?

スーパーマーケットとセルフレジ。
時代は変わってしまったのですね。
コロナ禍育ちの5歳児は対面販売を知らないみたいです。

そりゃそうですよね。
軽くショックでした。

レオ ドリーブ(1836-1891年)フランス王国サルト県サン・ジェルマン・デュ・ヴァル生まれ、フランス共和国パリ没

父は郵便配達人で、彼の母親は才能のあるアマチュア音楽家でした。
父が1847年に死亡してからは、母親と叔父の手によって育てられました。

1871年、35歳の折、彼はレオンティーナ エステル デナインLéontine Estelle Denainと結婚しました。

パリ国立高等音楽・舞踊学校(パリ音楽院)でアドルフ・アダンに師事し、作曲を学びます。
1853年には聖ピエール・ド・シャイヨ教会オルガン奏者を務めます。

『ラクメ』(Lakmé)は、レオ・ドリーブ作曲による3幕のオペラ。台本はエドモン・ゴンディネ(Edmond Gondinet)


とフィリップ・ジル(Philippe Gille)


によるもので、
原作はピエール・ロティ


の自伝的小説『ロティの結婚』(Le Mariage de Loti)です。

オペラ「ラクメ」

イギリスが支配するインド。
バラモン教の寺院で祭祀ニラカンタの娘ラクメとイギリス人ジェラルドが出会いお互いに惹かれ合います。


神聖な寺院をそうとは知らず汚してしまったジェラルドは
インド人や中国人の売り手の声が響く街の市場の喧騒の中で復讐に燃える祭祀のニラカンタに刺されます。


ラクメはジェラルドをかくまい治療します。
傷がいえたジェラルドはラクメのもとにとどまろうと思っていましたが、同僚が迎えに来て婚約者のことを思い出させます。

動揺したジェラルドを見たラクメは全て終わったことを悟ります。
そして屈辱の中で生きるよりも名誉ある死を選び、有毒のチョウセンアサガオの葉を食べます。

ジェラルドと聖水を飲み交わすと永遠の愛を誓います。

そこへラクメの父ニラカンタが入ってきて、ジェラルドを殺そうとします。

ラクメは毒の回った体で残った力を振り絞って止めに入り、この人は自分と聖水を飲み交わした仲だと伝えます。
そして「神への償いは自分の死をもって果たされる。」と言い、息絶えます。

第2幕ニカランタはインドの街の喧騒の中にラクメを連出し、鐘の歌「インドの娘はどこに行く?」を歌わせます。歌声に惹かれてまんまとジェラルドをおびき出すことに成功します。
これはソプラノの超絶技巧の難曲になっています。