音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

母退院

2018-01-31 22:02:19 | 日記

母を京都府立医大に迎えに行きました。
これは途中でみた速度標識。
事故かな?曲がっていました。
朝8時過ぎに車で出ましたが、渋滞気味。
それでも河原町通りまではなんとかやってきましたが、そこでストップ。
歩道工事のために車線規制中。
結局すっかり10時過ぎになってしまいました。

しかし、10時にベッドをあけたはずの母も、会計手続きのために、まだ病院の中でした。

やはり、病院は時間が読めません。
白内障の手術した目は見た感じは変わりありませんが、目は痛いらしいです。
「痛いし、しんどいから早く帰ろう。」

結局病院を出たのは11時。
松井山手の実家に帰ったのは12時過ぎていたので、母とランチを食べることになりました。

「あそこは、前行ったとこ。」
「いや、あそこは好きじゃない。」
「あっちは?」
「うーん。」
「あ、あそこ平和堂の前にある。平和堂に停めて。」

平和堂に停めると、結構混んでいます。
しんどいと言っていたから停めてすぐ入れるところかと思ったら、結構歩く。
京田辺駅前のピノキオ。

1200円で、

ケーキ、サラダつきで、パン食べ放題、コーヒー、紅茶、オレンジジュース飲み放題です。

食べたら元気が出たのか、スーパーで野菜を山ほど買いました。
それを持って平和堂の車に乗せて終わりかと思ったら、お客様招待デイ。

「買い物して帰ろ。」
「え!しんどないの?」
「お父さんの靴買わないと」

母はタイムセールでニットのベストを買ったり、目を守るサングラスを買ったり。

どうも買物は、母の元気のもとみたいです。
最後には私の方が疲れ果て、「早く帰ろうよ〜。」
すっかり日が暮れていました。

練習できないのは、困ったけど、
まあ、母が元気でよかった。

美しい夕暮れ

2018-01-30 22:22:07 | 日記

先週の金曜の夜。
実家で父を見た後、帰ろうとしたら車に雪が。
これぐらい大したことないかと、ワイパーで落とそうとしたら、ゴリゴリゴリ!と、嫌な音。
『しまった!お湯かけたらよかった。』と思ったけど、もう走りだしたら仕方ない。
せめてとウィンドヒーターをつけ、洗剤を発射。
ガリガリゴリゴリとワイパーを鳴らしながら帰りました。

絶対良くない、窓が傷だらけに、いやいやその前にワイパーのゴムがガタガタになる。

雪国の人からしたら、バカみたいな失敗だろうなぁ。
今週は寒い。
月曜から母が白内障の手術で、入院。
たった3日ですが、長男と私で父をみています。
朝、起こして着替えを手伝って、朝食を食べてデイサービスに送り出すのは長男の仕事。

4:30頃に帰ってくる父を実家で迎えて、夕食を作って一緒に食べ、9時に顔洗って着替えて寝かせて帰るのは私の役目。

今日は早めに行ってたまっていた洗濯をします。

フルートでよかったのは、どこでも持って行って吹けること。

先生が吹いていたピエルネのソナタと、ドビュッシーの美しい夕暮れの楽譜を手に入れました。
IMSLPから、ヴァイオリン譜だけど。

ピエルネは、ロマンチックで疾風怒涛系!
初めから終わりまで感動の嵐。
力が入ります。
改めて先生の凄さを実感します。

ドビュッシーは、美しいっ!ピアノと合わせてみたい!


そうこうするうちに、夕食の準備。
今日は、鳥もも肉と、ターサイとえのきのゴマ油とポン酢がけ、三度豆の天ぷら、ベーコンと豆と野菜たっぷりコンソメスープ。

食べてから、また練習。
タファネル&ゴーベールの4番。
3月にするジュリアーニ。
ミニョンファンタジー、モーツアルトGdurコンツェルト、テレマンのファンタジー、ドンジョンのエレジー、ガリボルディ。
結構あります。
父を寝かせて、10:30帰宅。
今日も無事でよかった!
明日母も退院してきます。

伊藤公一カフェコンサート

2018-01-29 22:45:47 | コンサート

日曜は伊藤公一先生と水野久美先生のカフェコンサートでした。

Sさん.Mさんと早めに樟葉で待ち合わせして、三条へ。
会場のカフェ モンタージュは、神宮丸太町が1番近いのですが、夕飯を食べてから行きたい。
周りにお店が少ないので、あまり行かない私たちには探せないかも。

で、三条で降りました。

三条大橋を渡ってすぐのごはん処大戸屋さんの蒸し野菜と麦味噌汁定食 アサイーと、茶碗蒸し、こうじのぜんざい 五穀ごはんまでついて820円❣️すごい。

そこから徒歩15分。
グーグルマップ頼りで歩きました。
樟葉駅では粉雪ですが、おさまってましたが、やっぱり寒かった。

カフェに着いたのは開場10分前でしたが、もう行列。それはそうです。
入らないわけがありません。

夏のセミナーであった名古屋からの友だち2人も来ていました。
神戸の人も、大阪の友だちも。
有名な先生方も。

先生のコンサート4年目。
ゴーベールをオーナーの頼みで3年。
3つのソナタを全曲演奏され、今年から新シリーズ。
今回はプーランクとピエルネのソナタ、カプレの小品2曲。

プーランクもカプレも美しかったけれど、ピエルネはもう圧巻!

ピアノの難しい曲ですが、さすがです。

アンコールは、ドビュッシーの美しい夕暮れ、カプレのカンツォーネ、フォーレの演奏会用小品のあまり知られてない方の1曲。私も初めて聞きました。

本当に美しい!
本当に幸せ。


トーンホールをパテで塞ぐ

2018-01-26 21:18:05 | フルートレッスン

窓枠用のシリコンのパテ。
音程を調整するために3ヶ所のトーンホールに詰めています。

以前は、フローリングの穴埋めに使うパテを使っていましたが、掃除棒を突っ込んだ時に当たったのか落ちてしまいました。

ウッドパテはシリコンに比べて固くて、木の粉が入っているのでベージュ色ですこしザラザラしています。

固いから金属に近くて良いかと思ったのですが、ザラザラしている分引っかかりやすかったようです。

で、今度は、シリコンパテ。
柔らかいといっても、ホールを塞ぐための密度は充分だし、使ってみることにしました。


親指のホールを外して、ヘラでは大き過ぎて扱えないので、小さなドライバーでパテを盛って、ならしていきます。
これが結構難作業。

乾くまでは粘着力があるので、ならそうと触ったらドライバーにくっついて盛り上がったり、整形がうまくいきません。
タンポにつく方は絶対にくっついてはいけません。
薄い羊の腸の膜が破れてしまうからです。
しっかりと拭き取って、なんとか形にしました。

音程は良くなりました。
さて、今度は長持ちすると良いのですが。

廃校跡地で

2018-01-25 22:25:43 | 子ども

今日も寒かったです。
枚方には珍しく粉雪が舞っていました。


サプリ村野でファミリーサポートの講習会に行ってきました。

枚方市では、4月から子育てサポートに5時間の無料クーポン券が出ることになりました。
引き受ける方の説明会です。

枚方市では昨年8月、0歳児の人口が2835人になったそうです。
39万人都市、45小学校区で、ピークは68歳の7415人。
以降多少の波はありますが、減り続けています。

子育ては家庭の問題でもあるけれど、私の問題、社会全体の問題でもあります。

やっと本気になったのかも。
子どもを大切にしない国に未来はありません。

オーストラリアに行った時、トイレに行こうとしたら、障害のある女性がやってきて、警備員のような方が、「ちょっと待って、この人が入るから」男性です。
何人も入れるトイレですが戸口で待たされ、男性がその女性を抱えて入って出てくるまで、 外で待っていました。

「ありがとう!」と言うと、女性は車椅子に乗って手を振って笑顔で帰って行きました。
男性も反対方向へ。
当たり前のように。

外国がいつもいいとは思いませんが、驚きました。

多数の幸せのためには少数者はがまん。
とか、ハンディのある人や子どもは家や
所定の場所に閉じこもっているべき、何もかも準備して他人に迷惑をかけないようにしないと電車にも乗ってはダメ。

それが規則で、正しいあり方で、常識で、伝統。

お金があっても、サポートシステムがあっても、お母さんたちは、子どもを預けません。迷惑をかけてはいけない。他人にも家族にも。そう思い込んで。

そんなこと言っている間に、子どもは産めなくなって行く。

子育て支援室のサプリ村野も、もとは小学校、大勢の小学生がここで学び卒業していきました。しかし、今では廃校。
もう、二度と小学生がここに通うことは無いのです。





メルカダンテとモーツァルト

2018-01-24 23:17:38 | 音楽

下仁田ネギ!
群馬の友だちが送ってくれました。

アルミホイルで包んで包み焼き。
甘くて、肉厚でトロトロ❤️

一緒に入っていた雷蒟蒻。

真っ黒!
恐る恐る食べたら、甘い、それからピリッと唐辛子。ごはんのお供にぴったり。
さすが群馬の誇る二大食材!

音楽もご当地の誇るものがあります。
モーツァルトが日本では世界的に有名だと思われていますが、昔イタリア人の友だちに言うと、「モーツァルトじゃなくてメルカダンテ!」
と返されました。

同時代の流行作家でしたが、モーツァルトが活躍したのは、オーストリアのウィーン。
一時に比べれば領地を減らしていたとはいえ、ハンガリー、オーストリア、チェコ、ドイツの一部を領土に含む大帝国。
モーツァルトの肩書きは神聖ローマ帝国宮廷皇帝作曲家。

メルカダンテは、イタリアの作曲家と言われていますが、その頃はローマは神聖ローマ帝国オーストリアの支配下にあり、メルカダンテが活躍したのは、ナポリ。
ナポリ王国というオーストリアからすると南の方の小さな国に過ぎませんでした。

とはいえ、日本ではほとんど知名度が無いメルカダンテがイタリア人にとっては大切な作曲家だとは。

ナポリのモーツァルトと言われたのはロッシーニですが、彼よりもメルカダンテ!

国の覇権が文化の評価に影響することはあります。
後世に与える影響も大都市に住んでいたからこそ伝わったということもあります。

音楽や文化の価値は、一地域限定的であったからといって、そのものの価値が劣っていたということにはならないのです。




あれこれ

2018-01-23 20:55:44 | 音楽

関東から北の方は大変な大雪だそうですが、みなさんご無事ですか?
夕方になって草津で噴火だとか、被害に遭われた方のご冥福をお祈りします。

こんな時にもなんの助けにもならず、ただただ練習するだけです。

ギターの米澤さんが3月末で東京に帰ることになったそうです。
せっかく繋がったのに、残念です。
3月21日に灘区民会館のベビラインギターアンサンブルの演奏会が最後になってしまいました。
ジュリアーニの85番。
いい演奏をしたいです。

夜になって、Kさんのお母さまからLineがありました。
管弦打楽器ソロコンテストでKさんが大阪地区大会高校生の部で2位をとったと連絡をくれました。

「友だちと遊ぶのも、勉強するのも、部活もみんな楽しい!」
と、言っていた中学生です。
ブラスの活発な高校に行き、鍛えられたようです。

本当に嬉しいです。
これからも音楽を楽しんで欲しいです。


初合奏

2018-01-22 21:22:42 | 音楽
土曜日は、FB友だちのKさんに誘われて萩原天神に。

「駅から1分」
線路に沿って少し行くと

玄関の壁には、Kさんの弟さんが、デザインして描いた絵。
「いつもの処」という、家。

Kさんは、

アイリッシュハープも弾きます。


ビオラはめちゃくちゃうまいです。

「なんでも、好きなの持ってきてください。」
「編成は?」
「リコーダーと、ビオラ、ヴァイオリンも持っていきます。」
「ピアノもリコーダーで吹いてくれる人がいますから。」

???
ブランデンブルクの4番を持ってくると書き込んでた人がいたなぁ。

じゃあ、5番持っていきます。
ところが朝になって「ピアノの人が欠席です。」と書き込み。
5番はいくらなんでも無理か…。
慌ててリコーダーとフルートの曲を探しました。

さて「いつもの処」メンバーが集まってきました。

常連さんがリコーダーが3人、初めてのリコーダーさんと、フルートの私。リコーダーとビオラのKさん。



アイリッシュや、ポップスをひとしきりやった後
「5番は?持ってきた?」とKさん。
「持ってきたけど、ピアノが無いって聞いたから、リコーダー入ってるのを持ってきました。」
「出して出して」

テレマンのターフェルムジーク43番
アルトリコーダー、テナーリコーダー、バスリコーダーを、フルートと通奏低音に割り振って、初見にもかかわらずみなさんなかなかやります。

それから、テレマンのリコーダーとフルートのためのコンチェルト。
これはビオラがあるので、Kさんのビオラ登場。

夕方まで、ほとんど休憩もなく夢中で演奏してました。、
締めはブランデンブルクの4番。

これはフルートが無いので、ヴァイオリンパートを吹きましたが、スコアなので楽譜が小さい上に譜めくりが大変!
これは、またリベンジしたいです。


帰りはとっぷり暮れていました。
ああ!楽しかった!



千客万来

2018-01-19 22:38:12 | 音楽
昨日のコンサート会場で、休憩時間に同じ門下のOさんに会いました。
年齢を重ねてI先生に行き着かれました。
「なかなか、大変ですよ!」
「でも、幸せですよねぇ。」などと教室の噂話をしながら、休憩時間も楽しく過ごせました。

コンサートが終わって帰ろうとしたら、いつも共演誘ってくれるFさんに会いました。
「最近神戸の方の仕事が忙しくてご無沙汰ですよね。」
「いやあ!なかなか忙しくくて梅田の方まで手が回らなかったよ。」
と二言三言交わしました。

ちょうどそこに、Facebookで今朝友だちになったばかりのヴァイオリニストのYさん。
テレビにも出たことのある超有名人ですが、Fさんにそのことを話すと、「Yさん来てるよ。」と紹介してくれました。

そこに以前共演したフルートのSさん。
「ゴーベールを今度コンクールの入賞コンサートで吹くので、聴きに来たんです。」
「どれを吹くの?」
「アレグロスケルツァンド」
いい曲!素晴らしいなぁ。

曽根駅から電車を待っているとO先生が「こんばんは!」と声を掛けて下さいました。
「先生!会いたかったんです。2月にリサイタルされるでしょう!」
チケット入手❣️

そのまま3人で梅田まで。
Sさんに共演お誘い、いいお返事くれるといいんだけど。

帰宅後、Fさんからメッセージ。
コンサートの日程調整しましょう。

やっぱり、音楽は人をつなぎます。

みなさんもコンサートに出かけてみては?

南野香代子リサイタル ピアノ水野久美

2018-01-18 21:34:52 | コンサート
豊中市立文化芸術センター小ホールで、南野香代子さんのリサイタルに来ました。

ピアノは水野久美先生。


カプレの「夢と小さなワルツ」
繊細で優しい曲。
作曲家で指揮者。
ドビュッシーと同時代人で、ドビュッシーの曲のほとんどはカプレによって初演されましたが、第一次大戦中に毒ガスを吸って神経を侵され亡くなったそうです。

ゴーベールのフルートソナタ第3番
今日会場に来ていたフルーティスト、私が知っているだけで、2人がこの曲を目当てに来ていました。
私も大好きなゴーベール。

リーバーマンは、1961年生まれ、ご存命の作曲家。
現代曲といえば、難解と思われますが、調性を比較的安定させて、超絶技巧ですが、明解な美しい曲想で、人気があります。

ベッリーニの歌劇ノルマより「清らかな女神よ」
南野さんの編曲、唯一のオペラの編曲ものです。
正統な声楽曲を吹ききって、美しかったです。

メラニー ボニス
フルートソナタ
忘れられていた近代の女性作曲家。
私も初めて知りました。
同窓生にドビュッシーがいて、サン=サーンスがもてはやされた後期ロマン派の作曲家だそうです。
音楽院に在学中、歌唱科のエティックと恋に落ち退学させられます。
その後、無理やり資産家と結婚。3人の子を産みますが、エティックとも繋がりがあり、隠し子もいたそうです。

バルトークのハンガリー農民組曲
バルトークは、ハンガリーの民族舞踊の曲を収集していました。
その中のピアノ曲「15のハンガリー農民歌」をアルマが、ランパルのためにフルートに編曲した曲です。

最後のアンコールはドビュッシーの美しい夕暮れ

リサイタルは緊張するものですが、抜群の安定感、水野久美さんのピアノの支えも素晴らしく、楽しい演奏会でした。