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→音楽の喜び フルートとともに
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六甲アイランド ラサーラ ディ オルフェオでフルートオーケストラの最後の合わせでした。
六甲ライナー韓国のメンバーも混じえて「アルルの女」第2組曲を合奏しました。
私は昨夜遅くに何かに当たったみたいでトイレと寝室を往復。正露丸を飲んで、2:00過ぎまで苦しみました。
朝起きたら収まっていましたが、お味噌汁と納豆くらいにして、お昼ご飯は抜き、合奏まで我慢。
2:00オルフェオ集合。
六甲アイランドで
熱中症になってはいけないので、直前にコンビニで塩タブレットを買って、口に入れて、お茶を飲み飲み練習しました。
着いたら韓国の先生が明日するフルートとピアノでドゥメルスマンの「ヴェニスの謝肉祭」の合わせの真っ最中。
超絶技巧…さすがです。
「アルルの女第2組曲」の
合奏も3rdの私は韓国の2ndさんと4thのトップの美音に挟まれて、とても勉強になりました。
練習の後はフルートデュオ
ドップラーの「リゴレット」を韓国の先生2人で演奏されていて、めちゃくちゃよかったです。
リゴレットの1stは私の隣の2ndさんでした。2人はご夫婦だそうです。
息の合ったデュオ。
リハーサルは聴けませんでしたが、榎田先生と韓国のチェリストイ・スンホさん、ピアノの河内仁志さんのトリオも聴けます。
19日2:00ピフレホールにぜひおいでください!
「ヴェニスの謝肉祭」は12世紀頃から始まったお祭りで毎年復活祭(イースター)の前の約2週間開催されています。
中世やルネサンス時代の華やかな衣装を身につけた人々が様々なデザインの仮面をつけ、身分を隠して自由に街を歩き回ります。
ナポリ民謡「ヴェニスの謝肉祭」はパガニーニが変奏曲を作るなど、17世紀各地で流行ります。
それとは別にカンプラの書いた喜歌劇「ヴェニスの謝肉祭」は
フランス語を用いたオペラの先駆けになっています。
アンドレ・カンプラ(1660- 1744年)
フランス王国エクス・アン・プロヴァンス生まれ、フランス王国イヴリーヌ県ヴェルサイユ没
1725年の肖像画
『ヴェニスの謝肉祭』(The Carnival of Venice)は、プロローグと3幕からなる叙情喜劇です。
台本はジャン=フランソワ・ルニャール。ジャン=フランソワ・ルニャール(1655年- 1709年)
初演は1699年1月20日、パリのパレ・ロワイヤル・ホールにおいて、王立音楽アカデミーによって行われました。
カンプラはこの作品をフランス王位継承者ルイ1世(大王太子)(1661 - 1711年)
に献呈しました。
ルイはこの作品を気に入り、死去直前の1711年2月に再演しました。
最初の二幕は、三角関係、愚かな老人、駆け落ちといった古典的なコンメディア・デラルテ( 仮面を使用する即興演劇)の筋書きを小道具として用いています。
そしてどういうわけか最後の幕は、オルフェウスがエウリュディケーを取り戻すために冥府へと旅する物語です。最後の幕はイタリア語で、最初の二幕はイタリア語のスラングが面白く織り交ぜられたフランス語で書かれています。
『ヴェニスの謝肉祭』(The Carnival of Venice)
舞台はカーニバルシーズン中のヴェネツィア。
プロローグ
舞台係たちは、舞台監督に促され、芝居の上演に向けて準備を整えます。辺りは乱雑で、木材の破片や未完成の舞台装飾が散乱しています。ミネルヴァは祝賀会に参加するために降り立ちますが、その状況に愕然とします。
彼女は自ら指揮を執ることを決意し、芸術の神々に助けを求めました。
音楽、舞踏、絵画、建築といった神々が護衛と共に現れ、壮麗な劇場を建設します。ミネルヴァは栄光の君主を祝う聖歌隊を招きヴェネツィアのカーニバルを舞台で披露します。
第1幕
ヴェネツィア、サン・マルコ広場。レオノーレは、レアンドレに愛していると告げたことを、それ以来彼の熱意が薄れていることに気づき、自分を責めます。
また、ライバルのイザベルを恐れます。二人の女性は、互いに若い男に愛されていると告白し、すぐにどちらもレアンドレのことだと気づきます。
お互いに相手が間違っていると思います。二人はレアンドレと対峙するが、レアンドレは最初はどちらかを選べない。最終的に彼はイザベルを選び、レオノーレは侮辱に対する復讐を誓います。
その時、ボヘミア人、アルメニア人、スラブ人の一団がギターを持って現れます。
彼らはイタリア語で歌い、踊ります。レアンドレはイザベルに、彼女がどれほど魅力的であるかを告げます。イザベルはレオノーレに対する不安を口にするが、レアンドレは自分に忠実であると彼女を安心させます。
第2幕
カーニバル期間中、賭博が行われます「サル・デ・レデュイ(割引)」。
イザベルに恋するヴェネチアの貴族ロドルフは、愛と嫉妬の間で揺れ動いていました。
場面は夜に移り、バルコニーのある豪華な宮殿が広がります。
ロドルフはライバルを偵察しようと陣取ります。レアンドレが楽団を引き連れてイザベルにセレナーデを歌いにやって来ます。
レアンドレと二人はイタリアの三重奏を歌います。
イザベルはバルコニーから歌いながら彼らに応え、この光景を目にしたロドルフは怒りと悪意を募らせます。
イザベルはレアンドレと話していると思い込み、嫉妬深い元恋人への憎しみを露わにします。ロドルフは正体を明かし、イザベルは彼の誘いを拒絶します。一人残されたロドルフは復讐を企てます。
レオノールが彼女の疑惑を確かめるために現れ、イザベルはレアンドレに騙されたことを告げます。二人は復讐を企てる。幸運の女神が現れ、世界中の国々を代表する賭博師たちが列をなして現れます。
第三幕ヴェネツィアの広場。
壮麗な宮殿に囲まれ、ゴンドラが行き交う運河が流れ込む。レオノールは愛と復讐心の間で揺れ動いていました。ロドルフがやって来て、ライバルを殺したと告げる。レオノールは嫉妬に屈したことを後悔し、恐怖に駆られてロドルフを拒絶します。ロドルフはイザベルにレアンドレの死を自ら告げようと決意する。
街の敵対勢力であるカステラ派とニコロ派が、横笛とタンバリンで[楽しませています。
カステラ派はニコロ派を打ち負かし、踊りの喜びを表現しています。
イザベルはレアンドレの死を知り、嘆き悲しみます。
彼女は自らの命を絶とうと決意するが、そこにレアンドレが現れ、それを阻止します。レアンドレは、彼を殺そうとした雇われた暗殺者が標的を外したと説明します。
二人は互いへの愛を告白します。
劇場でオルフェウスの寓話が上演され、それに続く盛大な舞踏会が開かれる中、レアンドレは船で逃げることを提案します。
冥界のオルフェウス(イタリア語)。劇場が現れ、プルートンの宮殿が姿を現します。
人間がやって来ることを知ったプルートンは、冥界の神々に警告します。
オルフェウスの歌に心を奪われたプルートンは、エウリディーチェを引き渡すよう懇願します。
プルートンは、オルフェウスが冥界から出るまでエウリディーチェを見ないことを条件に、引き渡すことに同意します。
エウリディーチェが現れ、彼女の再三の呼びかけに応えてオルフェウスは彼女を見ようとします。冥界の悪魔たちは、二人を永遠に引き離します。
壮麗な広間。カーニバルの姿が、各国から集まった仮面をつけた参加者たちのパレードを率いて登場します。
仮面をつけた人々は真剣な面持ちで踊り始めます。
カーニバルは、もっと軽薄なものが見たいと告げます。豪華な山車が現れ、喜劇的な仮面をつけた人々も踊りに加わります。