音楽の喜び フルートとともに

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政変で生まれたオペラ

2024-06-09 21:15:00 | バロック
金曜日の夜はフルートアンサンブルエスカルの大阪チームで特別練習。
本町のスマイルズ ミュージック サロンの一室をお借りして19:00から2時間練習しました。

私は長居から移動して、そのまま待合せ場所の四ツ橋本町前のローソンまで行きました。
1時間弱時間があるので夕食を食べることにしましたが、ウロウロお店を探すのも大変なので、ローソンに入ってみたら、ローソンキッチンと言って食べる場所かあります。
セルフレンジで温めて、軟骨唐揚げ、一日の野菜を食べられるが豚汁という名前の豚汁、ゆで卵、カマンベールチーズを買ってきて食べました。
お酒のアテ?
練習するのでお酒は飲みませんが…。

初めてコンビニで夕食食べました。
忙しい時はこれで充分かも。たくさんの人が入れ替わり立ち替わり利用されていました。

さて、特別練習は「宝島」
みんなでガッツリ練習しました。
なんとかなりそうです。
アルトフルートのTさん。顔出しOKというので。

練習終わってスッキリ。

ピッコロH嬢。「どうなるかと思ったけれど、ちょっと安心しました。」
お部屋取ったり、いろいろ心配してくれてたものね。

バスフルート初体験K嬢。初めてなのにいい音出してました。

古参バスフルートのT氏。
音の立ち上がりが鋭いです。
写真無いけれど、Iさん、Yさん、私のコンサートフルート女子の3人も意気軒昂です。

なかなか練習熱心でいいメンバーです。
6月16日の六甲ライナーセンターアイランド駅近くのラ サーラ ティ オルフェオ13:00〜
エスカル発表会で演奏します。
ぜひ、おいでください。

ヘンリー パーセル(1659-1695年)イングランド ロンドン生没
1695年パーセル
の『アーサー王、あるいは英国の名士』(Z. 628)は
ジョン・ドライデン(1631-1700年)イングランド ノーサンプトン生まれ、イングランド ロンドン没 

の台本による全5幕のセミオペラは1691年5月下旬または6月上旬にロンドンのドーセットガーデンにあるクイーンズ劇場

ドーセット・ガーデン劇場の南面。 『モロッコ皇后』(1673年)の台本に描かれています。ホラーの外観描写は1681/82年に出版され、外観がどのようなものであったかを知る唯一の一次資料となっています。
で初演されました。

ドライデンは1685年チャールズ2世


の王政復古20周年を記念するために前年にルイ・グラフとともに「アルビオンとアルバニオス」という作品を作りました。ところがチャールズ2世がその年の2月に亡くなり、プロテスタントのウィリアム3世

が王位につくと、カトリックのドライデンは改宗を拒否し、職を追われます。

一方パーセルは、音楽好きのチャールズ2世を失い王室の支援を失いお金を稼ぐことが急務になります。

1690年クイーンズ劇場の支配人トーマス ベタートン(1635 - 1710年)
がドライデンに「アルビオンとアルバニオス」の興行失敗を取り返すよう新作を作ることをすすめます。
彼がパーセルとの共作を促し、実現しました。

「アーサー王、あるいは英国の名士」はアーサー王が、プリトン人にさらわれた盲目の王妃エメリンを魔法使いマーリンの力を借りて取り返すストーリーです。
イングランドの政変を寓話的に表現しています。

最後に祝賀の仮面劇がついています。
その中でイギリスの周辺の海の幻影をマーリンが見せ、ブリタニア号(グレートブリテン島=イギリスの象徴の船)が海の中から現れ、ヴィーナスが「美しい島」を歌います。

これは仮面劇ではなく最後は酔っ払って寝込み幻影の中の出来事という演出をされています。