音楽の喜び フルートとともに

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「清らかな女神よ」歌劇ノルマより

2017-11-30 22:18:05 | ロマン派

今日からSさんのレッスンはベッリーニのオペラ「ノルマ」から「清らかな女神よ」
有名なアリアです。
紀元前50年ローマ帝国支配下のガリア地方

ノルマはローマ帝国2侵攻されたドルイド教徒の巫女です。
(この曲はローマからの解放を願って祈りを捧げるシーンで歌われるシェーナとカヴァティーナです。

しかし、実はノルマはそのローマの提督ポリオーサと愛し合い、2人の子どもまでもうけているのです。
ところが、相手のポリオーサは実は他の人に心を奪われ、ノルマを捨てて逃げるつもりでいるのです。

そのことを知ったノルマは子どもたちと心中しようとしますが、子どもの寝顔を見て、思いとどまります。

そのうちに、ポリオーサが浮気相手に会おうと神殿に侵入し、囚われてノルマの前に連れて来られます。死を求める群集に

相手の名前を聞き出すからと2人きりになったノルマは、「相手を忘れるなら命を助けよう。」と持ちかけますが受け入れないポリオーサ。
ついに群集の前に「相手の名前がわかった。火刑の用意をしなさい。」というノルマ。

そこで出された名前は「ノルマ」。
後悔し、愛に目覚めるポリオーサ、しかし時すでに遅く、ノルマは刑に処されるのです。

複雑な想いを秘めたノルマの「清らかな女神よ」は、マリア カラスに「もっとも難しい歌」と言わせたほど難しいものですが、とても美しい曲です。

Casta Diva, che inargenti
聖なる老木に銀の光を注ぐ
questa sacre antiche piante
清らかな女神よ、
a noi volgi il bel sembiante
そのお顔を覆う雲のヴェールを取り払い
senza nube e senza vel.
美しいお顔を私たちに向けたまえ。
           
Tempra, o diva,
おお、女神よ、燃える心を鎮めたまえ、
tempra tu de'cori ardace,
人々の激昂した心を鎮めたまえ。
spargi in terra, ah, quella pace
あなた様が天に満たしている平和を
che regnar tu fai nel ciel.
この地上にも広めたまわんことを。

クリスマスコンサートの準備

2017-11-29 21:07:55 | コンサート

これは、ミョウガの苗…ではありません。
樟葉のカフェ「茶の音」さんの抹茶ティラミス❣️
子育てサロンで開催するクリスマスマスコンサートの準備で、SYさんとMさんと朝から、我が家に集まってプレゼントの製作。

音楽に合わせてクリスマスツリーを飾った後にみんなにプレゼントします。

朝から作業しましたが、お昼を過ぎても終わりません。
近所のカフェ「茶の音」さんに行ってみようとなりました。

湯葉のあんかけご飯 おばんざい 抹茶ドレッシングかけサラダ
焼きおにぎりにあんがあって絶品!
美味しかった。


あたたかい抹茶ぜんざい。
甘いあずきと白玉に渋い抹茶が絶妙でした。

そして、Yさんの頼んだ抹茶パフェ。
れんこん、さつまいもの素揚げ、ほうじ茶と抹茶のシフォンケーキ、抹茶アイス、白玉などなど盛りだくさんで贅沢な一品。

昨年3月にオープンしたそうですが、知らなかった。
土曜日にするクッキングの打合せも贅沢にできました。

帰りにクッキング用のグッズを買い、帰ってすぐまた作業。

こんなのとか、

こんな作業とか、
必死でやりましたが、一部宿題になりました。
クリスマスコンサートは12月12日(火)10時から11時半
会館との2
子どもと保護者、妊婦さんならだれでも参加できます。
申込もいりません。
当日お越し下さい。

フェスタ

2017-11-28 23:23:32 | 日記

日曜日は、地域のフェスタのお手伝いをしていました。

模擬店やバザー、体育館では幼稚園のコーラスなどイベント。

私の担当は金券売り場。
もう何年も同じです。
当日のみのお手伝い。
今回は、ママ友の息子Rくんと組みました。
公園デビューから、知っている子ですが、立派な青年になりました。
こんな日が来るなんて!

「いやぁ、懐かしい感が漂ってますね。」と中学の校庭を見回しながら言っています。
『つい、この間出たばっかりのクセに』と、思ってしまいおかしくなる私です。
ヨチヨチ歩きで息子と遊んでいた姿は、目に焼き付いています。

来年春には働き始めるRくん。
私もそろそろ彼らの大人の姿を受け入れなくては。

この地域に引っ越してきて子育てして、友だちができて、子どもたちが成長し、また地域で生きる。
お祭りは過去から未来への繋がりを実感する貴重な時間です。

多少金券売り場は忙し過ぎますが。

あぐり竜王道の駅、信楽

2017-11-27 21:33:03 | 日記

日曜日は、久しぶりに夫とドライブ。

近江富士と呼ばれる三上山。
野州市にあります。
この日は初めて道の駅あぐりパーク竜王に行きました。

2015年にはできていたそうですが、知りませんでした。
ここの特徴は、野菜や土地の物産だけでなく、動物と触れ合うふれあい広場

魚に餌やりをしたり、足漕ぎボートで遊べる大きな池があることです。

手ぶらでバーベキューできたりもするので、寒くても子ども連れの人たちがたくさん来ていました。

もちろん私たちは買い物と、お昼ごはん。
近江牛いりどんぶり800円。

近江牛いりハンバーグ定食。
野菜不足の折でもここでは野菜たっぷり。
旬のおばんざい、冬瓜の煮物もありました。

安くて新鮮な野菜を買い込んで帰路。
信楽高原鉄道に沿うルート

いつものサンタたぬき

逆光!

ホームにもサンタたぬき。
電車の運転席に、妙な生き物が。
テラコッタの鉢を1つ買って帰りました。

偶然

2017-11-24 22:26:34 | 日記

空気が澄んできました。美しい夕暮れでした。

先月父と母に会いに来た叔父、義叔母。
「もう、会っとかないと会えない気がして。」と叔母が笑って言うので、そんなこと!とみんなで笑っていたら、今月初めに叔母が入院。

衝撃を受けていたら、生駒で演奏会があって、伯父の息子、従兄弟が来てくれました。
3年ぶり。
この従兄弟とはフェイスブックで繋がっていましたが、叔母が入院したことをつたえたら、一緒にお見舞いに行って、うちの「おっちゃん、おばちゃんにも会いたい。」と言ってくれました。
「お姉ちゃんも誘うわ。」

この従姉妹とは、もともとは仲が良く、しょっちゅう会っていましたが、祖母が亡くなってお葬式以来、会っていません。
もう20数年。

びっくり‼️

会ってみたら、ずっと喋って、喋って。
何年も会っていなかったのが、嘘みたい。
「演奏会が生駒であったのは、おばあちゃんの引き合わせみたいに思うよ。」
と、従兄弟が言いました。

室内楽を5月に作ったら、ピアニストが辞めて、新しく入ってきたピアニストが生駒の人で、その人が呼んでくれた演奏会。

叔母夫婦が、両親に会いに来て、そこの孫の演奏会に行って。

生駒に住んでいた従兄弟が聴きに来てくれる。

従姉妹と20年ぶりに再会。
叔母、叔母の娘、もう1人の従姉妹、うちの両親と再会。

確かに従兄弟の言うように、何かの力が働いたような気がします。

音楽の力って、私たちが考えているより、深遠なのかもしれません。


踊る人形

2017-11-23 20:42:37 | フルートレッスン

実家の木瓜、長寿楽。
花期は2月から4月のはずですが、もう咲いていました。
そういえば、うちの近所でも咲いていました。11月にしては寒すぎる気がします。
早いかな?と思いつつ毛糸の上着を出して着たら、「うちはもうとっくに、出してるわ。」

秋はどこに行ったのかしら?

クリスマスコンサートの曲を練習していると季節先取りで余計に年末感が!

昨日葛根湯を飲んで寝たら、少し具合が良くなったみたいです。

朝は松井山手でMさんのレッスン。

Ed Poldiniの、踊る人形
ポロディーニ1869-1957 は、ハンガリーのブダペストに生まれ、ウィーン、ジュネーブにまなびました。
この曲は、もともとピアノ曲として作曲されました。
リコルディ社から出版された子ども向けのピアノ独奏曲集「人形芝居」全12曲の2曲目です。ブダペスト歌劇場、ベルリンフィルの指揮者アルトゥール ニキシュに献呈されています。

後に、クライスラーによってヴァイオリンとピアノに編曲されました。
ポロディーニは、ほとんどこの曲よってのみ名前を残しました。

さて、それをフルートに編曲したものを使っています。
ハンガリーの民族音楽のリズムと音形が特徴です。
装飾音符は、ヴァイオリンの重音のように引っ掻くように吹きましょう。
16分音符のスタカートはヴァイオリンのピチカートのように堅く鋭い音で、リズミカルに。
早くなっても音の方向性を、失わないように正確に吹きましよう。
きっと楽しく演奏できると思います。

風邪

2017-11-22 23:28:40 | 日記

アメジストセージ
いい香りがします。

風邪をひいたかもしれません。
喉が痛いです。
R1も飲んでいますが、
夏に収穫したすだちを絞って、お湯割りにして飲みます。

もうあとわずか。
皮はシワシワになっていますが、絞ればジュワ〜っとお汁がでます。

熱は出ず、体温が低く、喉が痛く、身体が重だるい感じで2日目。
あんまり辛いので、椅子に座って練習していましたが、夕方になって、ジュリアーニを吹いていると、身体が温かくなってきました。

ようやく、身体が起きてきました。
熱が出れば薬で叩いたり、身体の抗体が働きだすのに、こういう風邪は困ります。

喉の奥はまだつばを飲み込んでも痛いです。
葛根湯かなぁ?

明日は、元気になります。

楽器に色移りしない口紅

2017-11-21 22:28:27 | 楽器アクセサリー

寒い中、多肉植物も紅葉?!
いやいや、もともと赤い品種です。

今日レッスン予定のRさんお風邪でお休みになりました。幼稚園でも流行っているのかなぁ?
早く元気になって欲しいです。

FBのフルートグループで紹介のあった口紅を頼みました。
フルートを吹いても色移りしない、こんな口紅欲しかった!

アマゾンでカートに入れて、ログインしようと思ったら、お買い上げの表示が出て、お買い上げのメールが来ました。
びっくりしたけれど、欲しかったので、まあいいかと待っていました。

ところが物が来ません。
到着予定日を越えても…。
とうとう不安になってメールを読み返したら、アマゾンカスタマーセンターに問い合わせできるらしい。

センターに問い合わせしたら、これはアマゾンではなく売主直接の取引なので、そちらの方にメールを送って下さい。ということで、勝手に売主にメールを送るフォームになったので、メールしました。

でもでも、なんだかとても不安になってきて、アマゾンに電話してみたら、「売主に直接やりとりしましたか?まずそちらが先です。」「でも、その間に引き落としとかあったら、どうするんですか?」と聞いたら
「その場合は、アマゾンで返金手続きが出来ますので。メールの返信をお待ちください。」
なるほど、というわけで待つことになりましたが、やっぱり気になってクレジットの引き落とし口座に電話してみました。
「アマゾンから連絡があった場合止められます。」
「引き落としの請求はもうきてますか?」
「来ています。」
「いつ引き落としですか?」
「12月12日です。」

なるほどなぁ…メールの返信を待つしかないのか。
と思っていたら、「交通事情により遅れることもある。もうしばらくお待ち下さい。」とメール。

どうしたものか?と思っていたら、着きました。

着いてみたら、手数料、配送料無料。950円。他のサイトより安く1日遅れただけでした。

色は思ったより薄づきですが、かえって自然でいいです。
色移りはしないし、ラズベリーの香りで満足。

今回は結果が良かったけど、ログインしてないのにお買い上げになった時点でアウトにした方が良かったと思います。

ネットは危険がいっぱいだから、気をつけましょう。

クリスマスコンサートの準備

2017-11-20 21:10:08 | 音楽

街はもうクリスマスです。
早すぎる気がしますが、季節も進み過ぎて今日は寒い❄️

私たちも子育てサロンのクリスマスコンサートの準備です。
ピアノのTさんと、絵本に音楽をあてて、楽譜作るところまで来ました。

今日午後は、音楽に合わせて、絵本を読んでくれるYYさんとの打合せ。

朝から、忙しいTさんと食べるランチを作った後、使う楽譜をコピーして、ワードで台詞を印字。

ハサミで切って、録音したものを聴いて楽譜のいいところに貼り付けていきます。
表紙をつけて出来上がり。

さて、Tさんとお昼を食べて他のプログラムのおさらい。

そうこうするうちにYYさんがやってきて、音楽だけで録音。
次に台詞をあてて、絵本をめくりながら録画。

この録音録画を見ながら、YYさん練習しておいてくれるはずです。


絵本の他のプログラムも、同時進行です。
おもしろいものになると思います。
みんな喜んでくれるといいなあ!

スケールのバイブル

2017-11-17 23:25:29 | フルートレッスン

実家のツワブキの花もさすがに満開を過ぎました。
寒くなってきました。


タファネルetゴーベールは、フルートを吹く人にとっては、バイブルのようなものです。
特に4番は、音大の学生さんはみんな覚えて吹いています。

全8ページ。
スケール5度圏。
ハ長調から、♭が1つずつ増えて、6個まで行くとシャープ5つになり1つずつ減って行ってハ長調まで。

長調の次は短調。
短調は、少しずつ変形していきます。
昇りは6音目と7音目が半音上がり、下りはナチュラルになったり、半音上がったり、7音目が半音上がり、6音目がナチュラルになったり。
美しい旋律になっています。

これを元にトレヴァー・ワイが書いたフルート教本5巻

副重線になっていますが、1つの調の段が揃えられていてわかりやすくなっています。
2小節ごとにスラーをつけて、フレーズとしてとらえ、次の小節に自然とつながるように演奏しましょうと書いています。

これを彼は表現的スケールと呼んでいます。

つまり、一度に最後まで続けて早く吹くことが目的とするのではなく、1つ1つの音を大切にして、表現を磨くために、美しくなめらかに吹くことが大切なのです。