アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

年寄りの骨折はホントに怖い

2014年04月05日 18時13分40秒 | 日記
老親の転院が決まった。手術からちょうど1か月来週リハビリ専門病院へ移る。本来であれば2週間で移動するはずだったが、90近い高齢で骨の再生が悪く、また膝の関節炎を発症し時間が経過してしまった。ボケとはいかないまでも以前に比べ、物忘れの症状がひどく、また夢と現実の区別がつきにくく最後には本人も夢と納得するものの、あたかも体験したかのような物語を紡ぐ。細かいディティールの「ツジツマ」は合っているから始末が悪い。

ベットで寝たきりでいると、どうしても人と話す機会が減り、脳みそが不活性化。結果ボケになる、と医師に入院時に釘を刺されたが強く実感。彼女の場合ボケまでいかないものの、物忘れの進行度合いがずいぶんと高い。人間、歩けなくなると、すべての機能が低下し最後には植物人間になってしまうことが、今回現実の問題として目の前に突き付けられた。人としての在り様や、これからの人生について真剣に考えざるを得ない。

彼女のことだから、日常生活に復帰はできるだろうが、以前のような一人暮らしは厳しい。親の介護という言葉が俄かにズシリと重みを増してきた。