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笑う象とピースでスマイルでミラクルな日々

2009-11-10 10:16:13 | Cat 猫族の甘い生活
心地よい秋日和の中、引き続き怒涛の原稿ラッシュ。そんな折、ミラクルな事件が幾つか。
昨日はベランダの宿根朝顔が11月の寒空に向かって打ち上げ花火のようにばんばん開花。
秋咲きは3年前からの現象ではあるのだけど、今秋はとみに激しい。
しかもお日さまに顔を向けず、こっち向きに咲いたのは初めて。なんだかうれしい。
(しかし枇杷の木に絡みついていてワイルドなことこのうえなし。。枇杷の木も10年前に食べた
 果実の種があっという間に私の背を越して繁殖しているわけで ますますジャングル化。。)

ミラクルといえば、澄んだ夕暮れの後、柔らかな満月があがった11月5日。
折りしもその日は父の命日で。


深夜、コピー用紙が切れてしまい、仕方なく近所のセブンイレブンでコピーをして帰宅した際、
うちの前の駐車場に、仔猫時代のニキそっくりの黒猫がいて、息が止まりそうに。
その辺りで黒猫を見たのは、去年、ニキを荼毘にふした日以来。
思わず「ニキ、ニキ」と呼びながらそっと近づき手を伸ばすと、指先の匂いを一寸嗅いでから、
指に頭をすりっ。頭や首筋を撫でてあげると、ニキそっくりのアルト声で甘えた。
気づいたら、涙ぽろぽろ零しながらその仔を撫でていた。

奇しくもその前夜、ちよさんから黒仔猫の里親探しの話をメールで受けていたのだけど、
私の中には今もニキが満タンで、他の猫と暮らそうとはまだ思えないと返信したばかりだった。

なのに目の前の仔があまりに愛しくなり、とっさに連れ帰ろうと抱いてしまった…
でも怖がったので すぐ放してあげた。以来、その仔には逢っていない。その仔の写真もない。
あの仔は、天国の父がおくりだした幻ニキだったのかな。。

↑仔猫時代のニキ。耳はまだ小さく、瞳も濃い蜂蜜色。頭の毛もほわほわ。

仔猫時代のニキをよく知る、あるいみニキの肉親のようなひとにメールしたら、
当時から私は「百匹の黒猫の中からでも、ニキを見つけ出せる」と宣言していたよう(笑)
いまじゃ「百万匹の黒猫集団の中からでも、ニキを見つけ出せる」とまで豪語してますが!
でも、あの月夜の仔がだれだったのかは、いまだにわからない。
満月の夜のふしぎなできごと、でした。


☆ピース&スマイル1

先日行ったスリランカのお国キャッチは“Small Miracle”らしい。
ミラクルの洗礼、たしかに受けているかも。

そんな中、「スリランカ通信」の打ち合わせで先日 新宿西口のピースへ。
時々利用するピースは、田宮二郎がなにげに珈琲をのんでいそうな 昭和40年代な喫茶店。
エスプレッソをアイスキューブにした名物のアイスコーヒーとホットケーキをいただきながら
レイちゃん&まいちゃんとすっかり長居。写真選びは果てしないけど、わくわくする。



そんなわけで、うちでスリランカ写真をチェックしていて気づいたのだが、
象の孤児院を取材したときに撮影した象さんの顔が、よく見るときゃはっと笑っていた!

生まれて初めて象さんに触れた瞬間、長いまつ毛の瞼をそっと上げ、
私をちら見した瞳が びっくりするほどやさしかった。
あの時はどきどきするばかりだったけど、笑ってたんだあね^^


☆スマイル2

これは先週末、姉が泊りに来ていた時に行った近所のイタリア料理店「ダル・マテリアーレ」の
ランチでいただいたスマイルパン。このお店、数年前に行った時も思ったのだけど、パスタをはじめ
野菜などの食材すべてが驚くほど繊細で力強い。ローマで暮らしていた食にうるさい姉も大絶賛。
パンも美味!

原稿まみれの日々は、食事もタイトかつジミになりがちなのだけど、
先週はたまたまディナーの約束が続いていたので、二夜連続で仏料理ざんまい。
一夜目はまいかさんに広尾のキャーヴ・ド・ポール・ボキューズでご馳走に。
ワインと料理のマリアージュを楽しむというコンセプトのコースに昇天。
(帰宅後に原稿の続きを書き始めるも、PCの前でつい爆睡。。)


二夜目は、GALLERY五峯のようこさん&ひろえさん夫妻のお誘いで野方のLa pomme de pinへ。
スリランカ取材に行く直前、日本語堪能なスリランカのご友人をご紹介くださったひろえさん夫妻に
お土産を無事渡せてよかった。旅話をしながらの美味しい料理に大満足で帰宅した後は、
やっぱり原稿の続きが待っており。。(やっぱりまたPC前で爆睡。ぁあ)


☆スマイル3

先週、オーリエさんのお仕事で、アーティストのRINKOさんをインタビュー。
彼女にいただいたポストカードの絵のタイトルが、なんと「スマイル」。
<実物はもっと緻密
RINKOさんと話しながら、彼女の目指すものが卑小な現代アートの枠を超越した
ユニバースであることに気づき、つくづく出逢えてよかったと思った。
オーリエさんといい、RINKOさんといい、とても稀有な存在。
RINKOさんの作品詳細はこちら


土日以降はひたすら家にこもって缶詰原稿な日々。
身体的には少々ヘヴィだけど、どれもおもしろい。

最近の主なBGMはこんな感じ。全部うれしいいただきもの。
夜更けと夜明けは、ロバート・ワイアットのドンデスタン。
来週、時間ができたら、これもいただきもののクエイ兄弟のDVDに浸る予定。




最後に、先日うちに来ていた姉が今夏撮った
南イタリアのミラクルなヴァカンスショットを。

ぁあ 南イタリアに 幽体離脱。。
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