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Blue Days

2008-06-10 18:43:35 | Scene いつか見た遠い空
先週末、碑文谷での打ち合わせ帰り、渋谷駅前でピンクのガーベラをひとつかみ入手。
先月、ニキに持たせてあげて以来、いつもなんとなくニキコーナーにはピンクのガーベラを供え。

土曜はビアンキできこきこ原宿のキャットストリート界隈へ。路地裏で野良猫たちと遭遇。

白猫ってどんな瞬間でも、どこか優雅。夏日に自前の毛皮が 超越的にエレガント。

この日はキャットストリート裏のギャラリーで、ジュエリーアーティストちねんさんの「青の会」に参加。
今回の青アイテムは、ラピスラズリとブルーマロー。

↑彼女がブレンドしたブルーマロー。

↓これが淹れたてのブルーマローティー。ボラボラの朝の海みたいな色彩。ただし、味はない。

この鮮やかな青は熱湯を注いだほんのしばらくだけで、みるみる灰みがかった紫に変化してしまう。
喉によいのだそう。喉は私のウィークポイントなのでちょっと気になる。

これはちねんさんにもらったプチラピスラズリ。夜空みたいな深遠なブルー。
空海も魔除けに持っていたのだとか。

フェルメールの画の青も、ラピスラズリの粉を使っているそう。
あの「真珠の首飾り」の少女の青いターバンも、ラピス粉だったわけかー。なんて贅沢な。

講座後は、一緒に参加していた先輩のあかしさんと原宿のカフェでサングリアを飲みながら談笑。

土曜の午後のゆるゆるした時間。ちょうど一ヵ月前、動物病院でしょげ返っていたのが遠い昔のよう。。

あかしさんと別れた後は、表参道にてしばしお買い物。ケヤキの新緑がもこもこ。


「青の会」の余波か、ついつい青アイテムに吸い寄せられ。。

パレガビアの青いスウェードのウェッジサンダルに、アッズーリのユニフォームみたいに
鮮やかな青水玉チュニックをゲット。地中海のゆるーいリゾートにそのまま持っていきたいぞー。
先日取材した組み紐研究家の原野先生によると、青は私にとって6月の精神安定カラーなのだとか。


通りすがりのヴィトンで遭遇した蝶たち。ウィンドーに映りこんだケヤキ並木とシンクロして美しい。
ヴィトングッズはスルーしつつ、ショップのディスプレイにはいつも吸い寄せられる。

日が暮れた後、ビアンキで246から、骨董通り、六本木通りを抜け、
ぶーんと麻布十番のギャラリートリコへ。


トリコでは、本日6月10日(火)まで、朝倉利恵さんの写真展「George」を開催。
Georgeとは、ロンドンとパリに留学していた彼女のホームステイ先のお爺ちゃん。
彼に心酔した朝倉さんが撮り溜めたジョージの珠玉カットは、実に飄々と味わい深く。

私もうっかりジョージファンになっちゃった。

Georgeの展示風景。奥でナゴんでいるかわいいふたりはキムリエさん&朝倉利恵さん。リエ×リエ?!

和紙にカラープリントし、金属のクリップでラフに壁にかけた展示も新鮮。

明けて月曜、週末にのんびりした余波で、徹夜原稿に追われつつ。。
トリコのキムナオさんことフォトグラファー木村直人さんが手伝うイベント
「フォトナイト」に拙photoを提出。。

素人写真でもよいならと開き直り、10 年ほど前にイタリアのマテーラで撮影した一枚を..。
マテーラの広場でカルチョに興じる少年たちの笑い声が懐かしいなぁ。。
そろそろ、旅に行きたいなぁ―
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