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ザ・キャピトルホテル東急でランチ

2023年07月30日 23時00分00秒 | 身辺雑記

一昨日の昼前、家族3人で、この駅へ。

駅から直結の出口で、


目的地は、ここ。

ザ・キャピトルホテル東急

ホテルが建てられた小高い丘は、
古くは、星がよく見えたことから星が丘と呼ばれており、
1963年に東京ヒルトンホテルとして開業し、
1966年、ザ・ビートルズが来日公演時に宿泊しました。
それを受け継いだキャピトル東急ホテルとして歴史を刻み、
2006年に建て替えのため営業を休止し、
2010年10月22日、ザ・キャピトルホテル東急として再オープン
名称は、国会議事堂近くに位置することから、
英語で首都を意味するキャピタル(capital )ではなく、
議事堂を意味するキャピトル(capitol )から名が付けられました。

しかし、今年1月、日枝神社に初詣した時の近所の地図には、
「キャピタルホテル」と表記されています。
その後、訂正されたのでしょうか。

世界的に権威ある「フォーブス・トラベルガイド」が発表した
2023年の格付けにおいて
2021年に続き3年連続で
「ホテル部門」で最高評価の5つ星を獲得しました。

    

敷地は国会議事堂の後で、首相官邸近傍という国政の中心地区。
従って、周辺環境への特別な配慮が求められ、
建物の配棟や壁面セットバック、外装の色や素材、
官邸側はバルコニーや開閉窓を設けない等の制約を慎重に検討し、
建築計画が練られました。
こうした環境条件に加え「伝統の和の文脈」を具現化するため、
隈研吾建築都市設計事務所が外観デザイン及び
共用部インテリアデザインの監修を担当しました。
インテリアデザインおけるデザインコンセプトは、「日本の和み」

1階から5階までの低層部に宴会場、レストラン、
客室(スイートルーム)などが配置され、
オフィス、賃貸住宅を挟み、
18階から上の高層部に一般客室とスパ・フィットネスを置いています。


部屋数は251室。

窓外に国会議事堂が見えます。

ビートルズの他、
クリフ・リチャード、ティナ・ターナー、ツイッギー、
ソフィア・ローレン、ショーン・コネリー、エリック・クラプトン、
フリオ・イグレシアス、マイケル・ジャクソン、デヴィッド・ボウイ、
などが宿泊しました。

                                                       
今日は、3階のメインロビーにある、この店へ。

実は、前日、同じマンションにいるカミさんの友達の奥さんが、
ランチの食事券を3枚下さったのです。
使用期限が7月末と迫ってしまったのに、
この暑さで、出かけるのはちょっと、
ということで、私たち一家に譲って下さいました。
ありがとうございます。

洋食、中華、和食の3つの指定レストランから和食レストランをチョイス。                                                             日本本料理「水簾」(すいれん)は、ロビーからこの通路を通ってまいります。

中のテーブル。

カウンターでは寿司、天麩羅、鉄板焼も楽しめます。

個室もあります。

テーブルには、

メニューが。

本日のコースは、
食事券指定の「懐石 風月」というもの。

まず、前菜

玉蜀黍ムース 順菜
金時草浸し 蟹身
太刀魚南蛮漬け

どれもおいしい。

飲み物は、ホテル料金で、お高い。


一杯分でスーパーで米が買えるね、と庶民の会話。

吸物

鮎素麺 黄身真丈
椎茸 分葱 人参

造り


盛り合わせ あしらい一式
(まぐろ、鯛、烏賊)

どれも、新鮮でおいしい。

煮物

冷や鉢

冬瓜 茄子 小芋 南瓜
海老 パプリカ 隠元

もうこのあたりで満腹感が。

焼物


伊佐木照り焼き
鱧(ハモ)香り揚げ 蓮根煎餅 
南部丸十
スモークサーモン奉書巻き
カマス小袖寿司
鶏松風 酢取り茗荷

合肴

萬幻豚しゃぶしゃぶ

既に煮たものが供されると思っていたら、
一人用の鍋が出て来て、びっくり


豚肉はばら肉でしたが、ロースの方がおいしかったのではないか。

食事


枝豆の炊き込み御飯
留椀 赤出汁仕立て
香物 盛り合わせ

水菓子

というわけで、
次々と供されるものが、すこぶるおいしい。
しかも少量。
「おいしいものを少しだけ」が日本料理の思想。
アメリカ人だと「まずいものでもたっぷり」とは、違います。
欧米人が食べた感想を聞いてみたい。

とにかく食材が吟味され、
調理も素晴らしい。
食器も美しく、
一つを食べ終えて、次のが出て来るタイミングもぴったり。
全部のコースで2時間が、
とても短く感じる
あの空間だけ、時空がねじれているのではないか。

ウェイターも着物のお姐さんの応対もさすが。

というわけで、
至福の2時間をすごさせていただきました。
庶民の私たち一家に与えられた、高級なひととき。
本当にありがとうございました。

 



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