地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

灯心[キャンドル]

2010-12-21 12:30:27 | 今日の御言葉 (365日 後編)
(カトリック信徒の家庭で育ったキャンドル・ジュンさん。)

背中のタトゥー(刺墨)は、
聖母マリアだそうです。


※写真には著作権が存在する可能性があります。


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【松本の教会でキャンドル・ジュンさんのキャンドルナイト-活動まとめたDVD上映も[写真](2010年11月22日)松本経済新聞社の記事より】


キャンドルアーティスト・Candle JUNE(キャンドル・ジュン)さんによる「Candle Odyssey(キャンドル オデッセイ)」が11月20日・21日、カトリック松本教会(松本市丸の内9)で開催された。


 同イベントは2001年にアメリカで起きた同時多発テロをきっかけに、「悲しみのあった地を巡る旅」として始まったもの。これまでにニューヨークのグラウンド・ゼロやアフガニスタン、カンボジアの孤児院、広島、長崎などを巡りキャンドルをともしている。

キャンドル・ジュンさんはこのほか、新潟県中越大地震復興イベントやハイチ大地震の救済プロジェクトなどにも取り組む。松本での開催は初めて。

 当日は、教会前と教会内に100本以上の大小さまざまなキャンドルがともされた。中には彫り込みが施されたキャンドルも。キャンドル・ジュンさんの活動をまとめた映像の上映や、イベントなどでキャンドル・ジュンさんと共演しているミュージシャン・青谷明日香さんによるライブなども行われ、来場者は幻想的な雰囲気に魅了された。

別室ではキャンドルの販売なども行われ、色とりどりのキャンドルを買い求める人でにぎわった。


 上映後、キャンドル・ジュンさんがあいさつ。「この教会は自分が小さいころよく通っていた、今の自分の原点ともなる場所。そんな場所を使わせてもらえることに感謝している」とゆっくりとした口調で話し始め、

「いつもは使わないが、特別なミサのときだけは一人ずつ
キャンドルを持ち、隣の人からもらった火を隣の人に渡していく。少し大人の仲間入りしたようで、好きな時間だった。ここでの体験が今の自分を作っている」

と松本での思い出話も。

 今まで行ってきた活動やそのときに感じた思いなどを語るキャンドル・ジュンさん。

「ちょっとあいさつするだけのつもりだったが…長くなってしまいました」と会場の笑いを誘う場面も。「『平和』の感じ方は人それぞれ。キャンドルに火をともして、家族や友人など大切な人と、その人たちとしか感じることのできない平和な時間を過ごしてもらえたら」と
話し締めくくった。

 イベントを終え、「親戚や友人がこんなに多く集まってくれることが今までなかったので少し戸惑ったが…」とキャンドル・ジュンさん。

「また松本で、自分が思うより良い空間と場所を作り出せたらと思う」とも。


【松本の教会でキャンドル・ジュンさんのキャンドルナイト-活動まとめたDVD上映も[写真](2010年11月22日)松本経済新聞社より】



(カトリック松本教会)

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『聖書』
マタイによる福音書 / 12章 20節

彼は傷ついた葦を折らず、
くすぶる灯心を消さない。


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武具 (胸当てと兜)

2010-12-21 07:37:04 | 今日の御言葉 (365日 後編)

わたしたちは昼に属していますから、

信仰と愛を胸当てとして着け、
救いの希望を兜としてかぶり、

身を慎んでいましょう。


『聖書』

テサロニケの信徒への手紙一 / 5章 8節



結婚した後には必ず守るべきことがあり、
私は結婚する夫婦に必ず次のことを誓わせます。

第一に、夫婦がお互いに信頼し愛すること、
第二に、お互いの心を傷つけないこと、
第三に、二世や三世の子供たちに
純潔を守るように教えること、
第四に、真の理想家庭を築くために
すべての家庭が互いに激励し協助すること、
等々です。

婚前の純潔を守ることと結婚後に
貞操を守ることは、
男女を問わずとても大切なことです。
人間らしく、正しく生きるために、
また健全な家庭を守るために、
私は必ずこれを教えます。

結婚とは、ただ単なる男女の
出会いではありません。

それは神の創造の偉業を受け継いでいく
貴重な儀式です。

結婚は、男性と女性が一つになり、
生命を創造して真の愛を求めていく道です。

結婚を通して新しい歴史が生まれます。

結婚した家庭を中心に社会が形成され、
国家が建設され、
神の願う平和世界が築かれていきます。

つまり、この世の中で神の国、
天国が広がる起点となるところが家庭なのです。

ですから、夫婦は平和の中心とならなければ
なりません。

夫婦は仲良くしなければならないし、
そればかりでなく舅や姑、そして親戚にいたるまで、
その平和が生まれてこなければなりません。

二人だけが愛して幸せに暮らすのではなくて、
その家の家族全員がお互いに
愛して暮らさなければなりません。