ライオンミドリ la cantine du lionmidori

気の利いたつまみ、おいしいナチュラルワイン、ちょっと珍しいお酒、幸せなチーズ、明日も頑張れる気持ちになるデザート。

『トトロ』と『コクリコ坂から』 ジブリのポスター、追加しました(笑)

2019-08-21 13:51:10 | ポスター


沖縄県立博物館で開催されている『ジブリの大博覧会、ナウシカからマーニーまで』

9月8日(日曜日)までですので、残り3週間弱となりました。

ライオンミドリの店内にも、博覧会や『風立ちぬ』のフランス版のポスターが飾ってあるので、

ジブリの話をしながらワインを楽しむお客様も多い今日この頃でございます。

開催期間もわずかになってきましたので

自然派ワインのつまみにもなるジブリの映画のポスターを追加しました<(_ _)>

『トトロ』は、製作30年を記念して昨年フランスで久々に劇場公開された時のポスターを、

お客様から「あえての吾朗さんですか!」とつっこまれる事の多い、しかしフランスでの人気の高い

『コクリコ坂から』のフランス初公開時のポスターを飾ってあります。



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お盆も通常営業/デヴィッドリンチ『ストレイトストーリー』=8月の大きなポスター、その2

2019-08-14 13:13:13 | ポスター


お盆も通常営業をしておりますので、お立ち寄りいただければ幸いです<(_ _)>


店内に飾ってある大きなフランス版のポスター、

8月の2枚目はデヴィッド・リンチ監督の1999年の作品『ストレイト・ストーリー』です。

アメリカ・アイオワ州に住む73歳のガンコな老人が、

10年来仲違いをしていた76歳の兄が心臓発作で倒れたことを知り、周囲の反対を押し切り、

たったひとりで時速8kmのトラクターに乗って500キロ離れた場所に住む兄に会う為

旅に出る話を描いたロードムービーです。

夜空に輝く満点の星がこの季節にピッタリな図柄ですが、ポスターのデザインに比例して(笑)

デヴィッドリンチ監督の映画としては、珍しく全ての年齢が鑑賞できる、

レイティング指定無しの作品です。





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那覇でヴァンナチュール//フランスの黒板五郎さん=ジェローム・ジュレ

2019-08-10 12:24:33 | ワイン


この人の造るワインを飲んで欲しくてお店をやってます=フランスのイケメンの黒板五郎さん

と紹介している、フランス・ローヌのジェローム・ジュレさんの造る白ワインが届きました。

黒板五郎さんとは、もちろん倉本聰さんが作ったあの名作ドラマ『北の国から』で

北海道の荒れた土地に水道を引き、丸太小屋や石の家を自身で造ってしまう黒板五郎さんです。

が・・・フランスの五郎さんも大変な作業をしています。

何百年も放置されていた山頂の土地を、山のふもとからその畑へ続く登山道を1人で整備して

山頂に再び畑を開墾してブドウの木を植樹したのです。

さらに、ワインの醸造所もプロ顔負けのレベルのものを父と二人で建築。

ワインを熟成させるドーム型のレンガ造りの熟成庫(超オシャレな造り)も自分で建ててしまいました。

(ジュレさんのエピソードは、ライオンミドリのメニューに詳しく紹介してありますので

是非お読みください)



   ↑ ↑  相当イケメンのジュレさんです。



* ラ・シャッス・オー・パピヨン(ソーヴィニヨン・ブラン) ¥5990

* レ・フルール・ソヴァージュ(ヴィオニエ)        ¥6990

* ラ・クレ・デ・シャン(シャルドネ)           ¥7500

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沖縄でヴァンナチュール//ルーシー・マルゴー・グリ ド フローレット

2019-08-05 13:28:17 | ワイン


なかなか買えないルーシー・マルゴーのワインが届きました。

「ルーシー マルゴー」はアントン ファン クロッパーが愛娘ルーシー マルゴーの名前を冠して

オーストラリアで設立したワイナリーです。

アントンは元シェフですが、シェフ業中に様々な素晴らしいワインに触れて

自身でもワインを造ろうと決意して転身。

アデレード大学醸造科の主席レベルで卒業した天才です。

糖度計やその他の機械類で測定された数値には一切頼らない彼のワイン作りは非常にシンプルです。

収穫期には毎日10kg近くブドウを食べ、収穫される果実の味わいからインスピレーションを得て

その年のワインのスタイルを決定するのです。

収穫されたブドウは全て野生酵母で発酵。温度コントロールも行わない為

出来上がるワインは毎年味わいが違います。

加えて毎年収穫されるブドウの味わいによってブレンドやキュヴェを作り変える為に、

同じスタイルのワインが殆ど作られません。補酸も補糖も行いません。

醸造中、SO2(酸化防止剤)も一切使用しませんが、 ボトリングの際には極わずかな量だけ

(赤道を越えて日本に輸出する上で最低限の責任量だとアントン自身が決めた極少量です)

SO2を使用します。


*ルーシー・マルゴー・グリ ド フローレット(ロゼ) ¥6990




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9月の大きなポスター(やっと追悼)アニエス・ヴァルダ/本年のカンヌ映画祭公式ポスター

2019-08-03 13:35:06 | ポスター


店内に飾ってあるフランスの大きな映画ポスターの紹介です。

9月の1枚目は、今年5月に開催された第72回カンヌ国際映画祭の公式ポスターです。

映画祭の今年のポスターのビジュアルに使われたのは、

3月29日に享年90才で亡くなられた「ヌーヴェル・ヴァーグの祖母」と呼ばれている

アニエス・ヴァルダ監督の、1955年に作られたデビュー作『ラ・ポワント・クールト』を

撮影している当時26歳のヴァルダ監督の写真です。

一瞬目を疑う写真ですが、撮影台の上で製作スタッフの男性の背中を台にしてその上に立ち、

カメラをのぞき込んでいます。

その表情が本当に素晴らしいです。



『ラ・ポワント・クールト』は、ヴァルダ監督が育ったフランスの港町セートで

低予算、短期間で撮影された、ヌーベルヴァーグの礎を築いた作品と言われています。

カンヌ映画祭のポスタービジュアルが発表されたのが4月15日ですので

ヴァルダ監督が亡くなられてから2週間位しか経過しておりませんが

その間に、すでに決定していたであろうメインポスターのビジュアルを変更してまで

追悼の意を表したフランスの映画界に拍手です<(_ _)>

オイラ的にも大好きなご夫婦(ご主人も映画監督です)でしたので

相当ショックで、ポスターを飾って追悼するのに時間がかかってしまいました<(_ _)>

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