ライオンミドリ la cantine du lionmidori

気の利いたつまみ、おいしいナチュラルワイン、ちょっと珍しいお酒、幸せなチーズ、明日も頑張れる気持ちになるデザート。

葡萄の搾りかすをまぶしたチーズ/トム・オ・マール

2015-09-24 03:30:48 | おつまみ
ワインを作った葡萄の搾りかすで作ったブランデーでマールというのがあります
(ライオンミドリでも人気です)が、チーズに葡萄の搾りかすをまぶしたのもあります。
フランスのサヴォワ地方の熟成した牛乳のチーズに葡萄の搾りかすをまぶし生地の中心まで葡萄の香りのするチーズ、トム・オ・マールが少量ですが届きました。
もちろんチーズにまぶしてある葡萄の搾りかすも美味しく食べられます!
フランスの底力を見せられた気がする逸品です。

トム・オ・マール  ¥600

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アーノルドニューマン/Arnold Newman

2015-09-22 23:01:36 | My Favorite Things

ふとした時に見たくなるので店に無造作に置いてあります。
ページを開くと忘れていた気持ちとか思い出させてくれる大好きな写真家の1人です。
著名人のポートレートで有名な人ですが、自分を撮られるのが嫌いだった
ブレッソンからも撮影を許されたりとか小ネタでも逸話の多い方です。
写真集で見ても充分素敵ではありますが、企画展などでオリジナルプリントで
見られる機会があったら是非行ってみて下さい。

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ビフォア・サンセット/ジュリーデルピー

2015-09-21 19:37:11 | ポスター

今頃のパリの夕景を考えていたら、このポスターに替えたくなりました。
今月末までは飾っています。

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ミドリさんのブログ 7

2015-09-15 23:10:33 | ミドリさんのブログ
去年パリを訪れた時、サンジェルマンデプレにある「カフェ・ドゥ・マゴ」にハマり、結局滞在中に4度も通ってしまいました。

私は20年来、作家のよしもとばななさんのファンなのですが、ここ何年かは新刊が出ても普段読む時間がなく、パリに発つ前に成田の本屋さんで買ってホテルでじっくり読む、という事をやっていました。

去年一緒にパリに発ったのは『スナックちどり』という小説で、その中に
「週末にサンジェルマンデプレでお茶しようよって、その約束だけでもかっこよくない?」
「カフェ・ドゥ・マゴにも行きたい。」
というくだりがあり、主人に話すと行ってみようかという事になり、主人は約10年ぶり、私は初の訪問となりました。

何でしょう…
とにかく居心地がよくて、ここは一体何なんだろうという感じでした。
ドゥ・マゴは1885年創業の老舗カフェ、ピカソやヘミングウェイが常連客であった事で知られ、すっかり観光地となっているあまりにも有名なカフェです。
130年前からやってるカフェって!

当初は特に期待しておらず、「前はよく通るのに行った事ないな、でもせっかくばなな様も言っているし(別に何にも言ってないし!)。」くらいの気持ちだったのですが、、
すっかりやられてしまいました。

もう、どうやって説明したらいいんでしょう…

回転ドアを抜けると暖房の効いたあたたかい空気の向こうに、なんだか夢のような風景が。
赤いレザーの長椅子に、ピカピカのテーブル。
店内にふんわり香るコーヒーの香り。
様々な人種の人々が談笑していて、なぜだか皆幸せそうに見える。
なんだか胸をしめつけられるような切ない気持ちになるくらいの、素敵な風景。

何がこんなにいいんだろう、何が違うんだろう。
答えが出るのにそんなに時間は要りませんでした。

制服をピシッとまとって店に立つ、ギャルソン達です。

フランスでは日本よりもずっと地位が確立されているギャルソンのお仕事。
ましてやカフェ・ドゥ・マゴのギャルソンというのはなりたくてなれるものではなく、日本でいうと歌舞伎の世界に入る?相撲部屋の親方株を取得する?くらいのしがらみをかきわけて得られる地位だそうです。
決して「いらっしゃいませ、こちらのお席へどうぞ、何かございましたら何なりと」という感じではなく、「あ、来たね。あの辺空いてるからどうぞ。」という感じなのですが、日本のサービスではなかなか見られない堂々とした美しい立ち居振る舞い、そこには何とも言えない品があります。

彼らは自国の文化を愛し、店や自身の生き方に誇りを持って店に立っているのでしょう。
もしかしたらそれは少し古くさくて偏ったものかもしれません。
でもそれを国を超えてお客様がちゃんといいように受け取っているんですね。
だからあれほど様々な人種の人々がいて、家族連れや団体客も多いのに、皆が何となく行儀よくしてしまう。
その感じが何とも心地いいのです。
人と人とがいい具合にエネルギーを出し合っている。そして思い思いの時間を過ごしている。
ここまでくるのに、どれだけの時間を重ねたんだろう。
フランスが誇るカフェ文化の根源が、ここにあるような気がしました。
あぁ、いいものを見た。

ご挨拶が遅くなりました。
大変ご無沙汰しております、ミドリでございます。
私事ではございますが、昨年出産を経まして、しばらく育休を頂く事になりました。
プラザハウスの頃からいらして下さったお客様、牧志に来て初めていらして下さったお客様、ライオンミドリに来て下さって本当にありがとうございます。
お会いできなくてとても残念ですが、いつも主人から皆様のお話を聞いて大変嬉しく思っております。

育児でヨレヨレでもミドリさんのブログを書かなくては、と思ったきっかけは6月にたまたま観たNHKの「SWITCH INTERBEW」のよしもとばななさんとアートディレクターの森本千恵さんの対談でした。
出産を控えた森本さんに「出産ってどうでしたか、何か変わりましたか?」と質問され、
「私が出産の頃にちょうどテツ&トモが流行っていて、あの踊りが本当によかったです(体に)。」
と、相変わらずキレのある受け答えをしていたばなな様。

ありがとうございました。
フランスでまた一つ、大好きな場所が増えました。


主人を撮るフリをして・・・


ミドリさん、ニヤニヤしすぎ!



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魔女の一撃/9月13日

2015-09-13 03:47:08 | ライオンミドリからのお知らせ/ご案内
魔女の一撃とは、ヨーロッパではぎっくり腰の事をいいます。
本日13日から毎週日曜日毎に昼の時間帯の営業を始めますが・・・・
腰をやっちまいました!

ランチ営業の色々な構成を考えていましたが、あまりにも腰が不自由なので
本日の昼は定番のパスタ4種類に有機野菜のスープと冷たい加賀棒茶のセットで
乗り切ろうと思います。
尚、昼飲みで酒類を飲まれる方には可能の限りおつまみも作りますので
ご来店お待ちいたしております。

日曜日の営業時間は
12時から15時
18時から23時
になります。



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