ライオンミドリ la cantine du lionmidori

気の利いたつまみ、おいしいナチュラルワイン、ちょっと珍しいお酒、幸せなチーズ、明日も頑張れる気持ちになるデザート。

ワインリスト

2013-03-26 23:16:30 | ワイン

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一目瞭然、ラベルもボトルのカワイサも一目で分かるワインの棚です。

ブドウの種類やワイナリーの情報と値段を書いたカードを添えてあるので

約100種類のワインの中から、自分達で選ぶ方もいらっしゃいますし、

相談されながら選ぶ方も多くいらっしゃいます。

ワイン選びは全く判らないという方でも、漠然とした好みを教えていただければ

大丈夫ですので、皆さん、気軽に相談され楽しみながら選んでいます。


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忌野清志郎さん/FM東京事件

2013-03-25 05:40:53 | 日々の泡立ち

(先日、オイラ的にかなりツボにハマル嬉しいお客様が来てくれたので、本人の了解の上

書きました)

割と若い男姓なのですが、その日、特にうれしい事があったそうで、

自分自身にお祝いをするため飲みに来てくれました。

「祝い事なのでワインが飲みたいのだが、ワインの事はほとんど分からないので

相談に乗ってもらっていいですか?」ということでしたので、

もちろん喜んで彼の好みを聞き、数本をチョイスして説明しながら最終的に本人に

1本選んでもらいました。とても美味しかったそうで良かったです。

ワイン選びは難しいと思っていたそうで、とても分りやすく答えやすい聞き方で

好みを聞いてくれたのがとても嬉しかったそうです。(私的にも嬉しい限りです)

そして、ツボにハマったのが、祝い飲みにライオンミドリを選んでくれた理由で、

彼は忌野清志郎さんが大好きだそうで、以前に私がブログに書いた清志郎さんの

記事を読み、いつか絶対にあの店に行こうと思ってくれていたそうです。

(確かに、清志郎さん絡みの記事を読み、飲みに来てくれた男子は多いです)

震災の後、忌野さんが生きていたらどのようなメッセージを発したのだろうか?

という新聞記事を読んだ彼は、「ラブ・ミー・テンダー」や「サマータイムブルース」を聴き

衝撃を受け、ほぼ全作を聴きこんだそうです。

で、You Tubeで見つけた「FM東京(事件)」の映像を見て、素性を隠さずに堂々と主張する

その姿勢に感動し決定的にファンになったそうです。

私的には、その時本当に久々に「FM東京事件」という言葉を聞き、その当時の様々な

想い出がアタマをよぎりました。

「FM東京事件」というのは、清志郎さんが、1989年10月13日にフジテレビで生放送された

音楽番組にタイマーズというバンドで出演した際に、4曲をメドレー形式で演奏したのですが、

1曲目と3.4曲目は予定通りの曲を演奏しましたが、(その当時、FM東京が

RCサクセションの「サマータイムブルース」や、清志郎さんが作詞しコーラスで参加した、

TEARDROPSというバンドの「谷間のうた」という曲を、放送禁止としたため)、

2曲目をリハーサルとは全く違う、放送禁止用語を満載したFM東京に対する

メーセージの曲にすり替え、見事に全国に放送させてしまった件をさします。

私の場合は、その日の深夜、私の仕事が終わった頃、今は清志郎さんと同じ世界に

逝ってしまった盟友、磯部哲男から「凄かった、録画したビデオをポストに入れておくから

帰りに取っていけ」と連絡をもらい、明け方に磯部家のポストからビデオをピックアップして

早朝に見ました。全曲完奏できたうえ、司会の古舘さんから受けたインタビューも

ちゃんと放送されていた、ある意味朗らかでいい時代でした。

ひさびさに「FM東京」の映像を観ましたが、気持ちや身体から余分な力が抜け、

スッキリしております。

ちなみに彼には、「FM東京事件」の数年前に、「チューインガム事件」というのがあった事を

教えてあげました。


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飲食店のカテゴリーについて私の考える事。

2013-03-22 05:10:13 | ライオンミドリからのお知らせ/ご案内

ご理解されている方も多いとは思いますが、飲食店にはレストラン、カフェ、バー、居酒屋、ファーストフード店など

様々なカテゴリーがあります。チェーン店を除けば、そのお店一軒一軒、内容やポリシーやターゲットになる客層は

違ってきます。例えば、子供は無料という店もあります、が、当然ながらライオンミドリは違います。

ランチタイム時は、お子様を含めて来店いただいた方の人数分のご注文をお願いしています。

飲食店なのだから入店すれば注文するのは当然と理解される方もいれば、そうでない方もいます。

プラザハウスに移転して最初の1年は制約を設けずにお客様の自主性に対応していましたが、

お子様の分は注文されない方がほとんどでした。注文されないどころか、子供にはかねひでで買ったおにぎり

食べさせるお母さんとか、31でアイスを買ってきて食べさせようとする親、こちらが注意しても何が悪いと居直る

始末です。店内を暴れ回って他のお客様のグラスを倒す子供や、大音量でゲームをやり続ける子供、流行の歌を

大声で歌い踊る子供達、を全く注意しない親御さん。他のお客様の迷惑になるので、その都度、私が

カドがたたないように、やんわりと注意しに行きました。(そうすると)もっと怒って下さい、と喜ばれる親御さんや

俺は客だと不貞腐れる親御さん等、反応は様々でした。何故迷惑なのか判らないという方が多数でした。

1年間注意やお願いを続けても状況が変わらないので、致し方なく、ある種の線引きをしようと思い、

大人、子供、問わず、1人1食の注文をお願いするに事にした訳です。お子様連れで来店された方には、

入口で「お一人様1食のご注文をお願いしてますがよろしいですか?」と説明していますので、大抵の方は

他のお店に行かれます。(ですが他のお客様に迷惑がかかるような事は無くなりました)

趣旨を理解してお子様共々食事してくださる方々に感謝です。

中には「子供からも料金を取ってそんなに儲けたいのか」と言われる方もいますが、9割以上の方は他店に

行きますので、試算してみると毎月8万円分くらいの売上をお断りしている形になりますので、

その意見は間違いです。収益を上げたいだけなら今まで通りにやってます。

「子供は入店不可なんですか」と言われる方もいますが、定期的に来店して、お子様も行儀よく嬉しそうに

完食される親子連れの常連さんも多数いますし、私も親御さん同様、その子達の成長を楽しみに見守って

いますので、その意見も違います。

世の中には、グループの一人だけ注文すれば他の方はオーダーしなくてOKという不思議な店もあるようですが、

店をやられている方の本意ではないと思います。

そして、自分の店を自分の目指す方向に、またそれを愛して応援して下さるお客様のためにも、必死で頑張り

守っていく店主達も数多くいます。私もその1人です。

誤った認識だと思いますが、ファミリーレストランやファーストフード店は注文したい人だけすれば

大丈夫という風潮も確かにあります。ライオンミドリはもちろんファミレスでもファーストフード店でもなく

ワインやつまみを楽しむ店なので、分り易いように、入り口のドアに大きく「おいしい酒場」と書いていた時期も

ありましたが、大家さんであるプラザハウスさん側から、「あれは消されたほうがいいですね」とやんわり指導された

事がありましたので、プラザハウスに来る全員の方に判るように「ファミレスではありません」と書けません。

世の中には、例えば、厳選した日本酒とつまみを静かに楽しむのが目的なので、他の人に良く聞こえるくらいの

声量での会話は禁止の店とか、席数が少ないのでテーブル椅子が余ってしまう奇数の人数での予約は

受けない店とか、事情を理解されない人からは不思議に思われる店が数多くあります。

その店主さん達と話すと、店のポリシーを理解してくれるのは2割くらいしかいないが、判ってもらえるように

頑張ると皆言います。「理解者は2割くらいの法則」みたいなのは確かにあるらしく、私が大変お世話になっている

沖縄ではとても有名な会社の社長さんも「私達のやりたい事を理解してくれる人は2割くらいしかいないが一緒に

頑張ろう」と熱弁してました。有難いことです。

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このような事情から、お子様連れの方には使い勝手の悪い店というのはしっかり自覚していますが、

プラザハウスの中には、お子様達が喜ぶメニューが多数あるお店や低料金でバッフェが楽しめるお店など

選択肢が色々ありますので、状況にあわせて様々なお店選びが楽しめますのでご理解下さい。

今回は昼の時間帯、ランチタイムの事を書きましたが、

ライオンミドリの本筋は、おいしいお酒と気のきいたおつまみを落ち着いて楽しんでいただく事です。

また、その昔、西麻布の「キャンティ」がそうであったように、次の世代に自分が培ってきた事を伝えていくのも

使命だと思っています。

沖縄で仕事を始めて今年で10年になりますが、妥協しないで真っ当にやり続けている私のポリシーを理解して、

んでくれて、リピートし続けて下さる数多くの地元の方々に支えられて、

ライオンミドリは超繁盛店ではありませんが、なかなかの人気店です。

今は個人の様々な評価を匿名で書き込める時代です。良い口コミも悪い口コミも色々とあると思います。

「人生無駄なし」というのが私の信じるところですので、知り合えなかった方とは縁がなかったと思うだけです。

今まで一刻も無駄だった時はありませんでしたし、

良い時、悪い時、様々な状況下で知り合えた方々に支えられてここまできました。

本当に皆様に感謝です。

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店つくりをすること、料理を作ること、は、私の仕事です。男の仕事なので命がけです。

昼間は、生きるか死ぬかの覚悟でパスタ一皿を仕上げています。

私は、このような事を口にすることは滅多にありませんので、私を良く知る人が読んだらかなり驚くと思います。

今回書いたことは、私が日頃考えている事のごく一部ですが、少しでも理解していただければ幸いです。


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レオスカラックス // ボーイミーツガール

2013-03-20 02:00:36 | My Favorite Things

来月に、およそ14年ぶりになる単独作が公開されるレオス・カラックス監督の長編1作目

「ボーイ・ミーツ・ガール」のフランス公開当時のオリジナルポスターです。

お客様から「これを見ると気が引き締まる」というありがたいコメントをいただきました。

Carax

(ちなみに)増田明美さんのようなミニ情報ですが、レオスカラックス氏は犬好きです。


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もうすぐ3周年!

2013-03-19 23:46:31 | ライオンミドリからのお知らせ/ご案内

来月の8日でプラザハウスに移転してから丸3年になります、おかげさまで3周年です。

という訳でおめでたいので、4月1日から10日までの限定でシャンパンのプランをやります。

念のため、スパークリングワインとシャンパンの違いを説明させていただきますと

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シャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインです。

スパークリングワインの製造法は、大きく分けて三通りあります。

人工的に炭酸ガスを封じ込めたもの。

②タンクで密閉して発酵した後に、ガスが抜けないように瓶詰めしたもの。

③瓶内で酵母の二次発酵をさせたもの。(これがシャンパン製法です)

通常のワインは、ワインに含まれる糖分(ブドウ糖)が酵母の働きによって、アルコールと炭酸ガスに分解されてアルコール発酵が起こります。シャンパンは、一度通常通りに醸造したワインを再び瓶の中に入れ、そこに糖分と酵母を加えて密栓し、あらためて二度目の発酵(再発酵)をさせて造ります。

出来上がったシャンパンのガス圧は高くなり、とても繊細で華麗な泡立ちとなります。この細やかな泡立ちが、シャンパンと他のスパークリングワインの最大の違いです。生産が複雑な為、手造りになり大量には生産できないので、価格も高額になります。フランス、シャンパーニュ地方産の発泡性ワインは、この伝統的製造法に敬意を持ってシャンパンと呼ばれているのです。

尚、フランスのシャンパーニュ地方で造られれば、全てがシャンパンとなる訳ではなく、フランスのワイン法であるAOC(原産地呼称統制法)に沿って、栽培、醸造、瓶内2次発酵まですてが厳密に行われ、品質検査を受けて合格したものだけがシャンパンと呼ばれます。

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ライオンミドリで通常、¥5990ーのシャンパンを、その期間のみ、

お二人で来店された方の限定で、ヨーロッパ産の特選チーズの盛り合わせのプレートと

本日のパスタが一皿ついて、¥6500で提供します。

お好きな方にはかなりお得なプランですが、ご注文できるのはあくまでも2名でご来店された

方のみになりますので、すみませんがお間違えなく。


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