なかなか買えないルーシー・マルゴーのワイン、
先月のブログで紹介した「グリ・ド・フローレット」は早々に完売してしまいましたが
ピノグリ種で造る無添加の微発泡ワイン、「ピノグリ・ペットナット 2018」が届きました。
残暑の厳しい中で飲むのに、本当にピッタリな味わいの自然な微発泡のロゼワインです。
「ルーシー マルゴー」はアントン ファン クロッパー氏が愛娘ルーシー マルゴーの名前を冠して
オーストラリアで設立したワイナリーです。
アントンは元シェフですが、シェフ業中に様々な素晴らしいワインに触れて
自身でもワインを造ろうと決意して転身。
アデレード大学醸造科の主席レベルで卒業した天才です。
糖度計やその他の機械類で測定された数値には一切頼らない彼のワイン作りは非常にシンプルです。
収穫期には毎日10kg近くブドウを食べ、収穫される果実の味わいからインスピレーションを得て
その年のワインのスタイルを決定するのです。
収穫されたブドウは全て野生酵母で発酵。温度コントロールも行わない為
出来上がるワインは毎年味わいが違います。
加えて毎年収穫されるブドウの味わいによってブレンドやキュヴェを作り変える為に、
同じスタイルのワインが殆ど作られません。補酸も補糖も行いません。ラベルも毎年変わります。
醸造中、SO2(酸化防止剤)も一切使用しませんが、 ボトリングの際には極わずかな量だけ
(赤道を越えて日本に輸出する上で最低限の責任量だとアントン自身が決めた極少量です)
SO2を使用します。
*ルーシー・マルゴー・ピノグリ・ペットナット 2018(ロゼ/微発泡) ¥6990