<魔女狩り>
27日、テレビ朝日、夜のニュース。
「郵政民営化」法案に反対表明している10人の自民党の参議院議員は「造反議員」と呼ばれた。
メディアは「造反」というネガティブな言葉を使って、反対派議員の政治生命を絶とうと試みている。「造反」という言葉には、「裏切り者」「恩知らず」という意味も込められている。日本人が潜在的に嫌う言葉だ。メディアは、日本国民の利益よりも、党や党首、先輩への恩を優先しろと言っているに等しい。
「郵政民営化」の危険性を一切報じないまま、このような報道方法をとれば、視聴者は、”こいつらは悪者議員なのだ”と刷り込まれる。そうしたイメージは、政治家に大きなダメージを与える。態度を決めかねている優柔不断な議員には効果的だ。メディアは、何としても「郵政民営化」法案を通過させたいようだ。正確な情報を視聴者に提供するのではなく、明らかに為政者の側に立っている。
まるでファシズム国家におけるマスメディアの姿だ。
テレビ画面で、したり顔にコメントしているキャスターやコメンテーター。
りっぱな肩書きをつけているが、彼らは進んで「ファシズム」の片棒をかついでいる。
革新的なイメージのあるテレビキャスターも、毎日毎日視聴者を欺き続けている。
彼らこそ、国民に対する裏切り者だ。
「造反」する議員には、それぞれ利害や利権、思惑があるに違いない。しかし、「郵政民営化」法案への反対は、紛れもなく国民の富を守る行為だ。その議員をテレビ上で血祭りにあげるメディア。まるで「魔女狩り」や「レッドパージ」を見ているようだ。
21世紀の日本で、このような前時代的な茶番が、全メディアをあげて堂々と行われていることに驚愕する。
ここはいったいどこなのだろう。
27日、テレビ朝日、夜のニュース。
「郵政民営化」法案に反対表明している10人の自民党の参議院議員は「造反議員」と呼ばれた。
メディアは「造反」というネガティブな言葉を使って、反対派議員の政治生命を絶とうと試みている。「造反」という言葉には、「裏切り者」「恩知らず」という意味も込められている。日本人が潜在的に嫌う言葉だ。メディアは、日本国民の利益よりも、党や党首、先輩への恩を優先しろと言っているに等しい。
「郵政民営化」の危険性を一切報じないまま、このような報道方法をとれば、視聴者は、”こいつらは悪者議員なのだ”と刷り込まれる。そうしたイメージは、政治家に大きなダメージを与える。態度を決めかねている優柔不断な議員には効果的だ。メディアは、何としても「郵政民営化」法案を通過させたいようだ。正確な情報を視聴者に提供するのではなく、明らかに為政者の側に立っている。
まるでファシズム国家におけるマスメディアの姿だ。
テレビ画面で、したり顔にコメントしているキャスターやコメンテーター。
りっぱな肩書きをつけているが、彼らは進んで「ファシズム」の片棒をかついでいる。
革新的なイメージのあるテレビキャスターも、毎日毎日視聴者を欺き続けている。
彼らこそ、国民に対する裏切り者だ。
「造反」する議員には、それぞれ利害や利権、思惑があるに違いない。しかし、「郵政民営化」法案への反対は、紛れもなく国民の富を守る行為だ。その議員をテレビ上で血祭りにあげるメディア。まるで「魔女狩り」や「レッドパージ」を見ているようだ。
21世紀の日本で、このような前時代的な茶番が、全メディアをあげて堂々と行われていることに驚愕する。
ここはいったいどこなのだろう。
だから国民に対して造反なのだ!
見ている国民は政治権力とマスメディアが一体となっ
た現在の状況に気付き始めたと思います。今まで「小泉
首相は良くやっている」と廻りに言っていた手前、素直
に小泉批判側に変われない状況のようですが(笑)。
衆院の僅差の可決から流れが変わったと思います。小
泉応援団のキャスターやコメンテーターは、いまだに
露骨に小泉陣営の視点で意見を言う醜い姿を晒してい
ますが。参院の議員の方々が国会議員としての誇りを
持って否決して頂けると信じております。
「郵政民営化」に反対している国会議員は、解散総選挙になれば、造反議員という汚名を抱えて選挙を戦わなければなりません。不利を覚悟で反対しているわけです。
国民の富を守る行為が、国民に対する「造反」であるとは思えません。
参院のゆくえがどうなるかは未知数ですが、衆院議員が除名、党籍剥奪、公認拒否等の処分を覚悟で反対・欠席棄権51名を出したことは、参院にも影響すると思います。小泉首相は、いまだ除名、党籍剥奪を履行できていませんから。
しかし、衆院での恫喝が空振りに終わったことで、参院では、水面下でさらなる恫喝をおこなっていることは想像に難くないです。
日本の国会議員が、どれだけ日本と日本国民の未来を考えているかの試金石だと思います。首相の暴走を止める機能が国会で働かなければ、今後ますます暴走は加速します。
国民の利益代表であることを念頭に国政に挑んで欲しいと願っています。