今日は6曲目に収録している こもりうた~妖精の丘~について・・・
今頃で遅いのですが、2枚目CD「Sweet Leier」のカテゴリ-を作りました。
この曲は比較的に新しいアイルランドの子守り歌です。ゲ-ル語、つまりアイルランド語で弾き語りをしています。
妖精についてちょっと・・・
「妖精」というと、日本語のイメ-ジとしては「フェアリ-」という英語のイメ-ジが先行して、どうもかわいらしい、羽が生えた小さい女の子みたいなものを想像してしまいます。
ところが、アイルランドではそういうかわいらしい妖精はもちろんですが、どちらかというと、「妖怪」的なものも妖精と言われています。
日本でいう「河童」とか「天狗」も妖精の範疇にはいるわけです・・・
アイルランドでは今でも妖精伝説が色濃く残り、田舎に行くと大真面目で「妖精に注意!!!」という道路標識があるといいます。
妖精にまつわる昔話もたくさんあります。
実際にアイルランドを訪れてみて、緑のなだらかな大地、湖、緩やかな丘が広がる風景を見ると、「なるほど、妖精がいるかも・・・」という気分になりますから。
収録している曲について・・・
医療が発達していなかった昔は、赤ちゃんや幼い子供が病死するというのは、どこの国でも珍しいことではありませんでした。
アイルランドでは、幼い子供がなくなると、いたずらものの妖精が子供を妖精の世界に連れて行ってしまった・・・と理解していました。
だから・・・あかちゃんのお母さんは
「安心しておやすみなさい・・・
私があなたをいたずらものの妖精から守ってあげるからね・・・」
と、やさしく歌います。
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