ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

6曲目  こもりうた~妖精の丘

2007年06月15日 | CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説

今日は6曲目に収録している こもりうた~妖精の丘~について・・・

今頃で遅いのですが、2枚目CD「Sweet Leier」のカテゴリ-を作りました。

この曲は比較的に新しいアイルランドの子守り歌です。ゲ-ル語、つまりアイルランド語で弾き語りをしています。

妖精についてちょっと・・・
「妖精」というと、日本語のイメ-ジとしては「フェアリ-」という英語のイメ-ジが先行して、どうもかわいらしい、羽が生えた小さい女の子みたいなものを想像してしまいます。

ところが、アイルランドではそういうかわいらしい妖精はもちろんですが、どちらかというと、「妖怪」的なものも妖精と言われています。
日本でいう「河童」とか「天狗」も妖精の範疇にはいるわけです・・・

アイルランドでは今でも妖精伝説が色濃く残り、田舎に行くと大真面目で「妖精に注意!!!」という道路標識があるといいます。
妖精にまつわる昔話もたくさんあります。

実際にアイルランドを訪れてみて、緑のなだらかな大地、湖、緩やかな丘が広がる風景を見ると、「なるほど、妖精がいるかも・・・」という気分になりますから。

収録している曲について・・・
医療が発達していなかった昔は、赤ちゃんや幼い子供が病死するというのは、どこの国でも珍しいことではありませんでした。
アイルランドでは、幼い子供がなくなると、いたずらものの妖精が子供を妖精の世界に連れて行ってしまった・・・と理解していました。

だから・・・あかちゃんのお母さんは
「安心しておやすみなさい・・・
  私があなたをいたずらものの妖精から守ってあげるからね・・・」
と、やさしく歌います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オバサンの品格 | トップ | ていねいに・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

CD 「スイ-ト・ライア-」曲目解説」カテゴリの最新記事