マニュアルに囲まれた世界

ここ数日、ものすごく暑い日が続いています。
今日は東京は37度？
ちょっと動いただけで汗だくになりますね～。
ライアーも湿気と暑さで音があまり響いてくれません～
（もちろん冷房は入れていますが。。。）

私たちの周りはちょっと見渡してみただけでも
チェーン店にあふれています。
カフェやレストランなどの飲食店
衣料品、電化製品、その他もろもろ・・・
とにかく、とにかくチェーン店だらけです。

例えば、飲食店を取ってみると
チェーン店の場合、
マニュアル通りの調理法、マニュアル通りの接客
マニュアル通りの内装

チェーン店というのは、ほとんどの場合、
日本全国どこへ行っても同じ。
まあ、どこへ行っても同じというのはある意味安心感を得る人もいるかもしれません。

でも、よくよく考えてみたら、そんな「どこへ行っても同じ」チェーン店が
ありとあらゆる業種に広がって
気が付いたら、日常は同じマニュアルに囲まれているのです。

本当によくよく考えてみたら
それはとっても不自然ですよね～。

でも、自分の周りがマニュアルに囲まれてしまうと
自分の生活の中にも知らず知らずにマニュアルを求めてしまっているかもしれません。

よく聞かれるのが
「どれくらいすれば、ライアーは上手に弾けるようになりますか？」
答えに窮するご質問です（汗）

だって、人それぞれ音楽経験が違うし
人それぞれ、指の器用さは違うし
リズム感も違う
練習に対する意欲も違う
一日のうちの練習時間も違う
とにかく、それぞれで違うことだらけです。

1年したら上手にライアーを弾けるようになりますよ～というようなマニュアル的な答えは出てきません。

弾き方にしても、
指のどの部分を使うか
指の圧のかけ方はどうか
腕を意識しているか
弦のどの方向へ指を着地させているか・・・
などなどで、まったく現れる音色が違います。
だから、弾き方もマニュアル化できないのですよね～。

日常生活では、マニュアル化されたことに囲まれているからこそ
ライアーを弾く時は
マニュアルではなく、自分のやり方というのを
じっくり、ゆっくり探してみませんか？

あなたしか作れない素敵な音色を作ってくれるのを
あなたのライアーはきっと待っていると思いますよ♪