ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

「癒し」はいつから・・・?

2022年06月24日 | 日々思うこと・・・
今日は暑かったですね~!
ライアーを練習するにも、汗だくになります(笑)

よくライアーを形容する言葉として
「癒しの音色ライアー」
「癒しの楽器ライアー」みたいなフレーズは目にします。

この「癒し」という言葉なのですが・・・
よくよく考えてみたら、私が小さい時とか、学生時代とか
あまり目にしない言葉だったような気がします。
一般的に使われるようになったのは、わりかし最近?かなと。

ライアーを形容する時だけでなく
「癒しの宿」とか、「癒しの香り」とか
「あ~、癒される~(笑)」とかごく普通に使います。

「癒し」はいったいいつから私たちの日常に入り込んできたのかな~と思って
少しだけ調べてみると・・・
なんと!1999年の流行語大賞のトップ10に「癒し」が入っていたのです!
私は1999年当時はドイツに暮らしていたので
このことは全然知りませんでした。

流行語大賞のトップ10に入るということは、
1999年当時、日本中のあちこちで「癒し」ということばが使われていたのでしょうか。
いや、きっとその前から少しずつ兆しはあったのかもしれません。

あれこれとネットで調べていくと
「1990年代のバブル崩壊以降、政局不安、大手金融機関の破綻、就職氷河期と不安感やストレスが膨らんでいく中、人々はこの不安感やストレスを解消したいという漠然とした欲求を常に抱えることとなります。」という表記が。

ナルホド!
バブル崩壊後の日本社会・経済の変化に伴って
人々が疲れてきたのか・・・
だから「癒し」?
ちゃんと調べたわけではないので、そんなに短絡的な事ではないかとも思いますが・・・

「癒し」という言葉がちまたで使われるようになったのは
たかだか20数年のことなのですね。
「ヒーリング」という言葉も同じような気がします。

徒然草の60段に
「万(よろづ)の病(やまひ)をいやしけり」という記述があるとのことで
びっくり! 徒然草は鎌倉時代ですからね~。

時代が目まぐるしく移り変わり
ネットの普及で情報も過多になりすぎ
流行り病まで出現するわで
現代の私たちはますます疲れてきている???
それはまあ、個人個人でいろいろかとは思いますが~

「癒し」が1999年の流行語大賞になった時以上に、
今は癒しが必要な時代なのかもしれませんね・・・
コメント
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