ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

私とライアーとの歩み その8

2020年08月16日 | ライア-日記
ここしばらく猛烈な暑さが続いています。
今日も暑かったですね~。何をするにも汗だくになっています(笑)

だらだらと書いている「私とライアーとの歩み」ですが、
再び、のんびり書き進めたいと思います~。

私がドイツから帰国したのは、2002年10月のことでした。
あ~~!もう18年も前の事なのですね。
当然・・・記憶もかなりあいまいになってきています(笑)

あいまいな記憶を手繰り寄せると、18年前当時の私はかなり精神的に不安定で、自分の人生にかなり絶望をしていましたので、何か夢中になれることが必要でした。
「自分が一生懸命生きている」という確認ができることが必要だったような気がします。

そんな私にとってライアーの音色に触れたり、ライアーを弾くことは最大の癒しでありました。

18年前にドイツより帰国した時は正直、あまりライアーはそんなに上達はしていなかった気がします。
上手になりたい!という気持ちはあるのですが、音楽的な未熟さは否めません。
ドイツで5年弾いていましたが、やっと脱初級で中級レベルのはじめくらいかと。

日本に帰国してびっくりしたのが、日本でライアーを弾いている人がい~~っぱいいたことです。それも、ほとんどがグループ活動のライアーでした。つまりママさんライアー。

当時の私はとにかく、自分で弾きたい曲を弾きたいようにライアーで弾いて、自己ヒーリングしていたので、グループに属したり、日本人の先生について習うことは「めんどくさいな~」と思ってしまいました(笑)

私と実際に会った方はお分かりかと思いますが(笑)
私は団体行動が本当に苦手で、単独行動が大好きなのです。
ですから、大好きなライアーを弾くのに、わざわざ自分が苦手な場所に属する必要はないな~と思い、日本に帰ってきてから一人で黙々と練習していました。

しかし・・・
当時はソロでライアーを弾いている人は、木村弓さんなどの弾き語り系の方ばかりで、インストルメンタルのライアーをソロで弾いているお手本となる方がほとんどいませんでした。

う~ん、どうしたもんかな~。
どうやったら、ライアーをソロ演奏できるようになるんだろうか?
どんなふうにアレンジをしたらいいんだろうか~?

そしてライアーとあまりかけ離れていない弦楽器のソロ演奏なら、参考になるかもしれないと思いあたりました。
アイリッシュハープ、ギター、リュートなどのCDを聞いたり、演奏会に出かけたりしていました。
ピアノの演奏も聞くのが好きで、当時西村由紀江さんのファンでCDを台所でいつも聞いていました♪

主旋律に伴奏を付けて弾くソロ演奏をライアーでどうやるか・・・
当時はあまり深く考えていませんでしたが、弾きたい曲をどんなふうに弾いたらいいのかな~と、遊びながら弾いていた気がします。

当時、楽譜は使っていなかったので、耳で拾ったメロディをライアーで適当に弾きながらなんとなくソロっぽく弾くということをやっていました。
ですから、たまに私が演奏した曲の楽譜が欲しいと言われても、「楽譜はありません、頭の中にあります」と答えていました(笑)

ドイツから帰国した当時、2002年というのは、「千と千尋の神隠し」の翌年だったので巷の人にとって「いつも何度でも」がまだまだ旬な曲だったわけです(笑)
ですから、「いつも何度でも」で使われていた楽器、ライアーを弾いています~というと、「え~、弾いてよ!音色を聞かせてよ」と知り合いとか、知り合った人に言われて少しずつ人の前で演奏をすることを始めたのもその頃でした。

今から考えたら、本当に稚拙な演奏だったし、手も足もぶるぶる震えるしで、お粗末でしたが、ライアーが大好きなので、大好きなライアーの音色を聞いてもらえるというだけで、妙な度胸がついていました。若いということもあったかな~と思います(笑)

色々考えすぎて、一歩が踏み出せない場合もありますが、案外やってみると楽しかったりすることってありますよね。
「とりあえず、一歩を踏み出そう!」当時の私の合言葉でした(笑)
つづく・・・




コメント
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