「自分」の国の王様

ただいま来日中のイギリス人ストーリーテラーの
ニック・ヘネシーさんのパフォーマンスを
白百合女子大学に見に行きました。

ニックさんのサイトはこちらです。
http://www.nickhennessey.co.uk/

ニックさんは約7年半ぶり3回目の来日です。
前回来日された際も2回パフォーマンスを拝見しました。

アイリッシュハープ、ホイッスル、バウロン（太鼓のようなもの）
を自在に操り、つぎつぎにつむぎだされるお話しに
ついつい引き込まれて聞いていました。

アイリッシュハープでの弾き語りもナイス・・・

一人の人間のパフォーマンスなのに
まるで複数の人が関わっているかのような厚み・・・
これはいったい何！！！

いくつかのお話の中に共通する登場人物は
「王様」

ニックさんはパフォーマンスの最後に
どうして「王様」が登場する話をいろいろしたか・・・ということを
女子学生たちに説明していました。

それは・・・

人間はひとりひとり
自分の世界の「王様」「女王様」なのです。
だから、「自分」という「王国」の世界の中では
自由に生きることができるのです
やりたいことを自由にやることができるのです・・・

というようなことを言ってらっしゃいました。
（英語だったのでうろ覚えです（汗））

うん、うん、そうだよな～と
ニックさんの最後をかみしめつつ
「言葉」「声」「音」「物語」を
自在に操る素晴らしいパフォーマンスを思い出しつつ・・・
白百合女子大キャンパスの
素晴らしい紅葉に見とれながら帰ってきました。

ニックさんは明日神戸へ向かい、
神戸で2日間滞在して大学などでまた公演するとのことですよ～♪