再会するメロディー♪

11年くらい前（もうそんなに経つかっ！）
まだドイツにいたころにライアーを習っていた時に
練習曲として習っていたバッハの曲があります。

チェロの無伴奏の中の短い曲ですが・・・

当時の私はライアーを弾く技術がまだまだ未熟で
おまけに「音楽」そのものに対しても
今よりももっともっと未熟で・・・

楽譜を追いながら指を動かすのが精一杯でありました。
だから曲の流れとか曲そのものが持つ雰囲気などを
味わう余裕など全然ありませんでした。

先日スペイン人の方のスペイン語の詩の朗読の
バックでライアー演奏させていただいたときに
スペイン語の言葉の雰囲気と詩の内容から
「う～ん、バロック音楽だな～」と思いました。

ちょうどいい長さの曲を探していると
11年前に練習していたバッハの曲の楽譜が出てきたのです。

「わ～、懐かしい～」

まあ、11年の時の流れがありますから
その時よりは進歩していて当たり前なのですが
前にやった曲を時を経てまた弾いてみることは
とっても大切なことだな～とつくづく思いました。

その時にはその曲を弾いていて
あまり楽しくなかったのですが、
今回はとってもとっても楽しかったのです。
そして、しみじみいい曲だな～と。

今回の私のように11年もの時は間が空きすぎですが
今までに弾いた曲とまた再会してみるのはいかがでしょうか？

きっと・・・新しいうれしい発見がある事でしょう♪