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Left to Write

司法書士 岡住貞宏の雑記帳

パンク侍、殴られて候

2007-08-09 11:19:45 | 本の紹介
パンク侍、斬られて候
町田 康
マガジンハウス

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 芥川賞作家でパンク・ロッカーの町田康さんが、ミュージシャンの布袋寅泰さんから暴行を受け、布袋さんは傷害容疑で書類送検されたとのこと。

 「ボク殴られましたぁ~」なんて、警察にチクるのはパンクじゃねーぜ!

 …とか一瞬思ったのですが、町田さんの小説に出てくるパンクは、駅でヤンキーにカツアゲされて「ゆるしてください、かにしてください」などと懇願するヤツですので、まぁ仕方ないかなと。

 現在、活躍中の小説家の中で、私は町田さんが一番好きです。くだらない事柄を、一心不乱に、しかしグダグダと書き綴るそのスタイルが、たまらなく大好きです。

 町田さんの小説は、ひとことで言うと脳味噌バーン!な小説です。

 え?分らない?

 まぁ読んでみて下さい。目玉ボーン!ですよ。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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町田さんの小説 (喜山修三)
2007-08-15 09:11:28
 脳味噌バーンで目玉ボーン!ですか?

 一度読んでみることにします。

 もし,先生のブログを読まなかったら一生縁のない作家だったかも知れません。

 出会いは,バンバーンです。

 
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>喜山先生 (おかずみ)
2007-08-17 10:35:23
コメントありがとうございます!

町田さんの小説は「おもしろ~い!」という人と「なんだこりゃ~!」という人、賛否両論ですので、先生のお気に召すといいなと思います。

ここに紹介した「パンク侍~」もいいですが、私としては「告白」が面白いと思います。ただ、スゴく長いです。
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