スマホの危険性を説いたこの本、大変に売れているようです。スマホだけでなくSNSの危険性も強調しています。
私も思い当たるフシがあります。いや「フシがある」どころじゃなく、思い当たり過ぎてフシブシが痛いほどです。①集中力が落ちた、②根気がなくなった、③長い文章を読むのが億劫になった、これらはやっぱりスマホやSNSが強く影響しているのではないかと。より直接的に、④眼がますます悪くなったのは、間違いなくスマホが元凶だと思います。⑤クソな記事や投稿が飛び込んできてムカつく、精神衛生上良くないのは、SNSの罪業ですな。
著者はお医者さんで、かなりの権威ある方のようです。知らんけど。しかし、様々なデータを次々に突き付けてスマホ・SNSの危険性を説くこの本には、説得力があります。データではなくエピソードですが、「ジョブスもビル・ゲイツも、わが子にスマホを持たせなかった、あるいは厳しく制限した」という話は衝撃的ですらあります。
早速ながら私もスマホを制限し始めました。1日の使用時間は1時間に制限(スクリーンタイム利用)。使っていい機能・アプリは、電話、メッセージ(SMS)、テザリング、バーコード決済、カレンダー、アラーム、Lineのみ。Lineも使いたくないんですが、これが主な連絡手段の人もいるので仕方なく。SNSやゲームはスマホで全廃。電子メールチェックやWebでの調べものはPCで。Kindleは専用端末で。
始めてみたところ誠に快適ですが、思わぬ副作用が。携帯を忘れて出かけてしまうのです(笑)。これもスマホにやられつちまつたスマホ脳のせいだろうと、諦め気味なのであります。