![]() | 災害救援 (岩波新書) |
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悪夢のような大震災が起こってしまいました。マスコミ報道等で被災地の惨状に接し、心が痛いです。
私の住む群馬県では、相当に揺れはしましたが、幸いなことに被害と言えるほどのものはないようです。
しかし、その群馬県で、現在、ガソリンスタンドは長蛇の列、ガソリンの売り切れ続出。スーパーやコンビニには、食料品や飲料、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどを買い求める人々が殺到し、著しい品薄状態が続いています。
このブログを読んで下さる方へお願いです。
そんな買い占め行為はやめてください!そのような行為に加担しないでください!
群馬県は被災地ではありません。普段どおりの生活を続ける分には、つまり余計なものまで買い込み、溜め込むということをしない限りは、燃料や食料品、日用品が欠乏することなど、あり得ないはずです。
それなのに、どうして長蛇の列が?どうして品薄状態に?
正直なところ、「みなが並んでいるから自分も、みなが買い込んでいるから自分も」という群集心理でしかないでしょう。厳しいことを言います。愚かなことです!
群馬県に来た商品が、買い占めさえしなければ被災地に回る、という訳でないのはもちろんです。けれども、「群馬県で商品が不足している」という誤った情報が出回れば、「早急に群馬県の商品不足を解消しなければ」という誤った流れも生じかねません。そんなことになれば、結果的に被災地への供給物資が、その分だけ減ってしまうのです。少なくとも、そのような誤った商品不足の情報は、この非常時、混乱に拍車をかけることになると容易に想像できませんか?
繰り返しますが、群馬県は被災地ではありません。落ち着いて、平静な生活を続けるべきです。そして、被災地の救援のため自分にいったい何ができるのか、真剣に考えるときだと思います。