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Left to Write

司法書士 岡住貞宏の雑記帳

専門家と私たち

2022-04-14 22:41:00 | 考えたこと

 不肖私も、ある分野では専門家の端くれであるため、その分野に関する相談を受けることがあります。つーか、それが仕事です。

 大変よく勉強なさってから来る相談者の方もいらっしゃって、大胆な論理展開を開陳せられることもあるのですが……専門家から見ると苦笑せざるを得ないことがあります。つーか、苦笑することばかりです。

 そういうときは、なるべく丁寧に説明してご理解頂くよう努めますが、どうしても共通理解に達しないこともあります。つーか、達しないことの方が多いです。あまり詳しく説明しようとすると専門的な概念に触れざるを得ず、一生懸命に説明しても、最後はお互いアポリアの状態に陥ってしまう。専門家として誠に修行不足を痛感する次第であります。

 こういうこと世の中には多いんでしょうね。新型コロナウイルスのこと、ウクライナ問題のこと。

 専門家の先生たちは、われわれ素人が「コロナってトヨタの昔のクルマだろ?」「ウクライナなんていう国聞いたこともねぇや」とアホなことを言ってる頃から、そればかりを脇目も振らず研究して来た方々であって、そもそも寄って立つ基礎が違うんですよね。

 あんまり軽々しくアホな意見言わない方がいいんじゃないかな?そんなこと言われても苦笑するばかりだと思うよ、専門家の先生方。

 専門家、ひいては第三者の意見をもう少し尊重した方がいいんじゃないかな。自らの小さい脳の考えでテキトーなことをわめき散らす前に。

 もっとも、どの世界にもロクでもない専門家がいるもんで、そういうの見ると絶望。


大嫌いな国

2022-04-09 23:33:08 | 世の中のこと

ロシアへの政府の制裁措置については「手ぬるい」「弱腰」と批判し、

制裁措置の結果のエネルギー価格高騰について「ご理解を」とお願いする政府には、無能と批判する。

 

世界に賞賛される日本という根拠不明のYouTube動画にホクホクする一方、

途上国への5億ドルにのぼるワクチン供与には自国民を優先すべきと主張する。

 

こんな日本国が、日本国民が、私は大嫌いです。大嫌い。

 

制裁措置の結果は国民が負うんだ。世界に賞賛されるためには身を切る行動が必要なんだ。

政府じゃない、自分は何をするのか?その覚悟はどこにあるんだ?

 

本当にこんな国、出て行きたい。


ウクライナ国歌

2022-03-30 14:18:47 | おすすめの音楽

 どこの国のものであれ、国歌はあまり好きではありません。

 ①ありきたりで型にはまっているか

 ②妙に勇まし過ぎるか

 ③お高くとまっているか

 そのどれか(または2つor全部にあてはまるか)だからです。

 その意味で、すべてを「超越」したような日本の国歌は好きです。前奏なくいきなり歌い出しのスタイル、独特の間延びしたメロディー、1000年以上も前の歌詞、圧倒的な短さ、終止形で終わらないこと等々、すべてが型破り。日本らしくていいです。

 日本以外ではフランスの国歌など、②の気味ではありますがいい感じですね。ホントはマルセイユの歌だけどカッコいいから国歌でいいんじゃね?というラテンのノリも、らしくていいです。

 さて、侵攻が続くウクライナ。一日も早い露助平の撤退と平和を望むものですが、ウクライナの国歌って聴いたことありますか?

 素晴らしく、良いです。

 

【和訳付き】ウクライナは滅びず (ウクライナ国歌) 【カナルビ付き】"Ще не вмерла України - Державний Гімн України"

 

 スラブ民謡のような哀愁を帯びたメロディー、愛国的ではあるが押しつけがましくない歌詞(ただし日本語の訳詞しか分かりません)。国歌を聴いて初めて感動しました。

 一度聴いてみてください。


The Beatles - Strawberry Fields Forever

2022-03-25 09:03:20 | おすすめの音楽

The Beatles - Strawberry Fields Forever

 

“Living is easy with eyes closed, misunderstanding all you see.”

 ウクライナへの侵攻は実はウクライナ側のお芝居で、ロシアは何も攻撃していない、ゼレンスキー大統領は役者で、破壊されるキエフの街は映画のセット――こんな馬鹿げた妄想を大真面目に信じている人たちがいる。自分が信じているだけならまだしも、その妄想をSNSで拡散することに熱心でさえある。この人たちは「ディープステート云々」と言っていることから推測して、たぶん、2020アメリカ大統領選挙は本当はトランプが勝ったと主張していたのと同じ人たちだろう。

 「いい加減に目を覚ませ、現実を見ろ」と言ったところで、彼らはこちらこそが「ディープステートに騙され、洗脳された人たち」と考えているので、無駄なことである。

 世界が平和になるためには、こんな人たちとも分かり合い、融和しなければならないのだとしたら・・・難しいなぁ・・・自分には無理かも(泣

 Johnは白昼夢のような世界を歌ったのであり、「目を瞑れ」と言ってるわけじゃない。もしいま生きていたら、逆に「現実のロシア」を厳しく批判したことだろう。Give peace a chance.

 


自虐ネタ?2

2022-03-24 16:44:55 | 世の中のこと

 報道によると、「ロシアのプーチン大統領は23日、ウクライナ侵攻に絡んでロシアが『非友好国』に指定した国に輸出する天然ガスの支払いはロシアの通貨ルーブルで行わせるよう政府に命じた」んだそうな。

 

 ・・・は?

 紙屑みたいなルーブルを天然ガスに代えて下さると?どうだルーブルいいだろう?いい買い物できるだろう?わっはっはっは。

 

 でもさ、受け取ったルーブルじゃ何も買えないじゃんおたく。紙屑が金庫に溜まってくだけじゃん。債務の支払いはルーブル建て!と一度は強がって見せたけど、「んじゃデフォルトな」と脅されたらビビッてなけなしのドルで利払いしちゃってるし。むしろ素直に「支払いはドルかユーロで!ルーブルは認めん」と言うべきとこなんじゃね?

 薄々気付いていたけど、プーチンてバ〇?

 自虐ネタ、というより自爆ネタだな。

 


自虐ネタ?

2022-03-10 13:46:02 | 世の中のこと

 報道によるとロシアは欧米、日本などを非友好国リストに入れたと。

 で、「ロシアの債務者が『非友好国リスト』の債権者にドルなどの外貨ではなくルーブルで相当額を支払えば、債務を履行したとみなすとしている」だそうな。

 

 ロシアに盾突く悪い国はくらえ!ルーブルだ!どうだ嫌だろう?欲しくないだろう?わっはっはっは。もっとルーブルを与えてやる!

 

 ・・・って何これ?壮大な自虐ネタ?

 経済制裁下でも細々と貿易は続くはずなんで、こちらもロシアへの支払いはルーブルだな。嫌だろうなぁ(笑)


バカ発見器(ウクライナ編)

2022-03-09 16:45:25 | 考えたこと

 ウクライナの情勢を巡り、また「にわか専門家」が湧いて出ていろんなこと言ってます。

 「ロシア人はこう考えている」「ウクライナとロシアの歴史はこうだ」「プーチンの真意は〇〇にある」等々、なるほど!と感心するものから、何だその妄想は?と嫌になるものまで様々です。

 ですが、だから「ロシアが軍事侵攻するのも仕方がない」とか、「軍事侵攻されたウクライナも悪い」とか、そういう結論にたどり着いてしまう輩はバカとしか言いようがないですな。もう少しアタマ使え、頭。「でも国際法がぁ~」うるさいよ。付け焼刃のにわか知識を振り回す前に自らの良識に照らして考えろ。

 

  “良識はこの世でもっとも公平に配分されているものである”

 

 そうでもないみたいよ、デカルトちゃん。

 新型コロナからこっち、バカ発見器が高性能過ぎて震えるばかりです。

 


SM-3ミサイルのこと

2022-03-05 15:46:25 | 考えたこと

 SM-3ミサイルって知ってますか?

 「まーた戦争ネタかよ?」とページを閉じないでください。案外平和的なネタです。

 SM-3ミサイルはイージス艦に搭載され、敵の発射した弾道ミサイルを撃ち落とします。「飛んでくる弾丸を弾丸で狙い撃ちする」というワザで、イージスシステムと合わせ、大変な精度が求められます。

 以前から思ってるんですが、これって、すっごく良くないッスか?

 ミサイルはミサイルでも敵本体を攻撃するのではなく、あくまでも敵の兵器だけを攻撃し、無力化する。

 子供の頃に読んだマンガで何という作品だったかは全く忘れましたが、敵の軍勢が一斉に射掛けた矢がすべて花びらに変わる、という場面を妙によく覚えています。それを思い起こします。

 どの程度の確率で弾道ミサイルを撃ち落とせるのか、それはトップシークレットのようですが、一説にはかなりの高確率であると言われています。

 何となくオタクっぽい雰囲気もありますよね。ゴリラマッチョ野郎が連発で繰り出す殺人パンチをすべて紙一重で見切り、涼しい顔して「で?」って言うメガネ秀才(青白くてひょろっこい)――そんな雰囲気。ゴリラに勝つことはできなくても、パンチが当たらなければ少なくとも負けません。

 これって専守防衛、オタクニッポンの国防にはとても似合ってるんじゃないですかね。殺人パンチ(核武装)を身に付けるよりもこっちでしょ、やっぱり。

 イージスシステムもSM-3ミサイルも、基本的にはアメリカの開発によるものです(海上自衛隊も一部参加)。しかしこういう軍事技術なら、わが国でも積極的に研究・開発する余地があるのではないでしょうか。わが国では軍事研究は著しく制限されているのが現状です。

 敵の矢を花びらに変えてしまう技術だったら、そんなにタブー視しなくてもいいんじゃないかな?世界中の核兵器が一瞬でゴミになってしまう技術がもし開発されたら、なんて、空想しただけでワクワクしますよね。

 そういうオタクっぽいヤツをいっちょお願いしたいものです。

 


日本の核武装について

2022-03-01 14:12:41 | 世の中のこと

 ロシアのウクライナ侵攻、および核の脅威をちらつかせるプー太郎の発言を契機として、日本の核武装論が持ち上がっています。もともと保守派界隈では核武装論は根強く唱えられて来ましたから、初めて出て来たということではなく、勢いづいているという言い方が正しいかも知れません。

 私の見解としては「まず100%無理でしょう」です。

 日本が核武装をしたら、世界中の国々が反対します。米・中・露・英・仏・独・韓・豪・加・・・ぜーーーんぶが猛反対です。日本だけではなく世界中のどの国であれ、新たな核武装は猛反対を受ける事柄です。そして、とりわけ日本が相手であるために反対の度合いが強くなる国々、中・露・韓・北などもあります。日本周辺の国々は、たとえ比較的親日と言われている国々でも(台湾でさえ)、反対は強いでしょう。そしてアメリカ。実際どの国よりも激しい反対姿勢を見せるのではないかと思います。The Strongest Enemy of the World War Ⅱですよ、日本は(故・中曽根大勲位談)。

 国連安保理は満場一致、総会では1か国(もちろん日本)を除き非難決議可決。米中露英仏、どこも拒否権なんて行使しません。つーかそもそも5か国とも日本の核武装に反対だし。「我が代表堂々退場す」とやるんでしょうかまた?

 激しい経済制裁を受け、国内経済はボロボロ、相次ぐ企業の倒産、円の価値暴落、猛烈なインフレ、国民生活の困窮、配給制の復活、とんとんとんからりと隣組。

 その一方で、肝心のわが国の防衛力は?

 核武装で高まるはずの防衛力も、アメリカとの関係悪化で日米同盟が破棄されればマイナスの方がはるかに大きいのではないでしょうか。イージスシステムなんて、もともと日米が共同運用することが前提でしょう。北から弾道ミサイルが飛んで来ても、1、2発ならともかく10発も同時に来たら間違いなく着弾です。もはやF35も他の最新兵器も売ってもらえないでしょうし、通常兵器の防衛力は明白に弱体化します。核兵器だけ保有したって、通常兵器が弱っちくて打つ前に制圧されちまったらお終いですがな。

 何のために、そんな無理筋の核武装をしなければならないのでしょうか?意味がありません。(国防は)核武装が安上がり?そんなわけないですよ(笑)えらい高くつきます。


ロシアのウクライナ侵攻に思うこと

2022-02-25 12:53:23 | 世の中のこと

 ロシアがウクライナに侵攻しました。

 米国及びNATO加盟主要国は、経済制裁は行うが軍事的な介入はしない模様。

 するとSNSには湧いて出て来ますなぁ、「手ぬるい!」「弱腰!」「ウクライナを見捨てるのか!」のにわか国際評論家。ロシア、ウクライナ情勢には昔から精通しているような口ぶりです。

 ウクライナはNATOに加盟したがってはいましたが、まだ加盟国ではありません。米国、その他の主要国とも軍事同盟を結んでいません。それでは他国の参戦は無理でしょう。参戦国とロシアとの戦争になっちまいます。心情的にはとてもウクライナが気の毒だとは思いますが、それが現実なんでしょうね。

 「経済制裁なんて意味がない、プーチンは鼻で笑ってる!」と言いますが、そうでしょうか?ロシアのGDPは日本の3分の1以下、韓国よりも規模が小さいです。GDPの内実も資源頼み。そんな経済弱小国が米国、日本、西側先進国から軒並み経済制裁を食らったら、瀕死の重体に陥るのではないでしょうか。即効性はなくても「意味ない」なんてことないですよ。

 貧困にあえぐ国民が強権的で民生を省みないプーチン体制への批判を強め、やがて政権を打倒する――米国等はそんなシナリオを描いているのでしょうが、はたしてうまく行くかどうか。うまく行ったとして何年かかることか。前途は暗澹としています。

 「経済的には中国が助けるのではないか?」という声もあります。敵(米国)の敵は味方で、中国としては短期的にはロシアへの支援をするかも知れません。だけど、中国とロシアって歴史的にはずーーっと、チョー仲悪いですよ。バカでかい国土、1億4000万人の人口を抱え、軍事費は莫大。そんな国を支えきれますかね?加えて、経済支援を恩義に感じる純朴なアフリカ諸国と違い、相手は何しろわがまま放題、自分勝手、プライドだけはエルブルス山級のロシア人ですよ(笑)中国がどこまでキレずにロシアの支援を継続できるか、逆に見物という感じもします。

 

 それにしても、防衛力と軍事同盟(日米同盟)の重要さをつくづく思い知らされる事態です。開戦早々制空権を奪われちまうって・・・どんだけ弱いんだウクライナ軍。

 また、気になる記述を見つけました。

――ウクライナは主権宣言(1990年7月16日最高会議採択)で「将来において軍事ブロックに属さない中立国となり,核兵器を使用せず,生産せず,保有しないという非核三原則を堅持する国家」となることを明らかにすると共にその軍事ドクトリン(1993年10月19日発効,2004年6月改訂)において,ウクライナ軍の主たる任務を国家防衛と規定している。――

 在ウクライナ日本国大使館のウクライナ概観(2011年10月現在)という記述の一部です。国の志向としては「中立国」だったのですね。

 わが国でも「日米同盟は破棄、中立国となるべき」という主張をする勢力(どこまで本音か分かりませんが)が根強く残っています。しかし、今回の現実にも目を向けたうえで発言して欲しいものだと思います。

 


総選挙への雑感

2021-11-02 14:24:34 | 世の中のこと

 総選挙が終わりました。野党やマスコミからはいろいろと負け惜しみ的な言葉も目にしますが、自民党圧勝という結果は明白です。確かに自民党も議席を減らしましたが、減らした結果で絶対安定多数を確保しているのですから、圧勝以外の何物でもありません。その前の総選挙で自民党が「超圧勝」だったものが、今回普通の「圧勝」になっただけ。「自民党も立憲民主党も議席を減らした。よって痛み分け」じゃないっつーの。全然「分けて」ないから。

 さて、総選挙が終わっての雑感を2つばかり。

 

1 連合、激おこ

 立憲民主党の最大の支持母体である連合(日本労働組合総連合会)は、今回の総選挙に激おこです。負けたことに怒ってんじゃなくて、共産党との共闘に怒っています。「組合員の票の行き場がなくなった」と。さらに、マスコミはスルー気味ですが、芳野会長は野党共闘をコーディネートしたという「市民連合」との関係についても言及し、それを疑問視している旨の発言がありました。「市民連合」とは何か?下記リンクを見てどんな団体かご自身で判断してください。私が口に出して〇〇と言うのも差し障りがありますのでw

 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

 連合は、今後の立憲民主党との政策協定についてさえ、「動向を見ながら判断する」と述べています。「このままじゃ政策協定結べないよ」と言ってるようなもんです。

 私のかねての持論ですが、連合は自民党支持にシフトすべきではないでしょうか。自民党も決して資本家・大企業一点張りという訳ではなく、労働者側に立った視点も持ち合わせているのですから、連合が自身の主張や政策を実現したいと思うなら、むしろ自民党支持に回る方が現実的です。自民党はいったん巨大与党となるでしょうが、将来、自民党内の「連合支持派」が分離・独立して、新たな二大政党体制を構築すれば良いと思います。現在の立憲民主党の議員も、極左は今のまま共産党と共闘すればいいでしょうし、現実路線の人はいったん自民党に入るべきです。自民党内で政治と政権運営を「学んで」欲しいと思います。

 

2「選挙に行かない人」の意見や利益

 あるテレビ局の開票速票を見ていたら、出口調査で合わせて行った世論調査についての結果が報道されていました。それによると、岸田内閣の支持率は61%、政府の新型コロナ対策を「評価する」との回答は67%でした。これは、一般的な世論調査とは大きく異なる結果です。

 つまり、現政権・現政府に不満のある人は、むしろあまり選挙に行っていない(だから出口調査に引っ掛からない)ということを意味するものでしょう。しかし、それってどうなんですか?不満があるからこそ選挙で意思を示すべきなのではないですか?不満があるなら、それを変えようとする「努力」が必要なのではないですか?なに、大した努力ではありませんよ、投票すればいいのですから。そんな最小限の努力すらできないのでしょうか?

 こんな「選挙に行かない人」の意見や利益をも忖度して、政治に生かさなければならないものでしょうか?短絡的に「切り捨てろ」というのは確かに間違いだとは思います。しかし、どうもモヤモヤした気持ちが残るのも事実です。

 いまさら私が申し上げるまでもありませんが、権利の上に安住していたらそれを守ることはできません。口を開いて上を向いていればエサを運んでもらえる訳でもありません。不満なら声を上げないと、行動しないと。

 今回の総選挙で投票しなかった人(容易に投票できるのにしなかった人)は、次の選挙まで国政に文句付ける資格がないんじゃないかな?極論かも知れませんが、そんなことを思ってしまいます。

 


ご結婚おめでとうございます

2021-10-26 10:35:27 | 世の中のこと

 小室圭さんと眞子さまは本日ご結婚だそうで、誠におめでとうございます。お二人が幸せになることを心より願っております。日本では煩くて仕方ないでしょうから、アメリカで静かな生活を取り戻せますことを合わせて願っております。

 私は無論、皮肉で上記のように言うのではなく、心から祝意をもって申し上げています。そのことは、これまでこのブログを読んで頂いている方には容易にご理解頂けると思いますし、そうでない方は最近の記事をいくつか読んでみてください。こんなバカな言い訳をしなければならないほど、日本社会の二人に対するバッシングは異常であり、常軌を逸しています。

 本日予定されていた記者会見は、質疑応答を中止、お二人がお話しするだけの形になったとのこと。私はこんな状況では(マスコミも国民も口汚くぶっ叩きたくてウズウズしている状況では)、記者会見自体を止めてもいいと思うのですが、それはともかく、質疑中止のYahoo!ニュースにコメント欄が封鎖される事態にまで至りました。違反コメントが基準を超えたためAIが封鎖を判断したようです。どんだけ酷いこと書いてんだ・・・

 ヤフコメなどを見ていると、かつては小室さんとその母の疑惑()を非難の中心としていたようですが、近頃は風向きが変わり、「皇室は税金で養われてるんだから言いうことを聞け」という論調が強くなっています。もうね、天皇や皇室に対する敬愛、天皇制の歴史に対する尊重など、カケラも残ってないですがな。保守って何なんだろ。

 世界が賞賛するニッポン、皇室は世界の宝、礼儀正しい日本人——バッシングの主は、普段こういうこと喜んで言っている人なんじゃないですかね。そういう気がします。

 これはもうダメかも分らんねニッポン。私も日本を出たくなりました。


なんちゃら

2021-10-20 13:03:13 | 考えたこと

 なんだかよく分からない、覚えていない(言葉、地名、人名など)という意味の「なんとか」を、「なんちゃら」って言う人がいますよね。「なんとかかんとか」を「なんちゃらかんちゃら」とか。この「なんちゃら」が嫌いです。使ってる人には「お道化てそう言う」というニュアンスを感じますが、全然面白くない。お道化になってない。「なんとか」と言うところを「なんちゃら」と言ったからとて、だから何なん!?と思います。

 これって方言?方言ならばその地域の方が使う分には理解もできるのですが。私も方言の塊ですし。

 あくまでも私の主観ですが、どちらかというと知的レベルの高い方が好んで使うように感じます。

 著しくどうでもいい話題でスイマセン笑。


予め言っておきますが(総選挙)

2021-10-19 13:24:30 | 世の中のこと

 さて、総選挙です。

 衆議院議員選挙は政権選択選挙ですから、過半数を取った党(複数の党の場合もある)が勝ち、取れなかった党が負けです。解散前の議席数がどうであれ、前議員が失職した時点でヨーイドン、横一線のスタートです。

 〇〇党は議席を減らしたぁーわが党は〇議席も増やしたぁー得票率がぁー実質的な国民の審判はぁーとかそういうのダメ。過半数を取れなかった。それは敗北であり、次の総選挙を目指し、政権を取るためには何が必要なのかを反省すべきです。

 負け惜しみは見苦しいし、そんなこと言ってるからいつまでもダメなんだよ!と思います。反省という言葉の意味分かってんのかいな?彼らが反省の弁を述べるところを見たことがない。まぁどこの党とは言わないけどさ笑。予めクギを刺しておきます。選挙後、またこの記事読んでみてください。

 ただし、私は割と真剣に政権交代が起きて欲しいと思っているのは、前にこのブログでも書いたとおりです。その意味では期待してるんだけどな。でもダメかも、と早くも諦めムードです。


今度ばかりは違う!

2021-10-16 22:49:51 | 世の中のこと

——偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは預言者の墓を建て、義人の碑を飾り立てて、こう言っている、

『もしわたしたちが先祖の時代に生きていたなら、預言者の血を流すことに加わってはいなかっただろう』と。

 このようにして、あなたがたは預言者を殺した者の子孫であることを、自分で証明している。

 あなたがたもまた先祖たちがした悪の枡目を満みたすがよい。

 へびよ、まむしの子らよ、どうして地獄の刑罰をのがれることができようか——(マタイ福音書23章)

 

 昔のニュース映像などを見ると、国を挙げて祝賀ムードであったかのように錯覚する「皇太子・美智子妃ご成婚」ですが、当時は国民から、また宮中からも激しいバッシングがあったそうです。その理由は?今となっては美智子妃が「皇族でない家」の出身だったことに尽きるのですが、当時はあることないこと、愚にもつかない理由の批判が噴出しました。

 悲劇のプリンセス・英国ダイアナ妃。彼女も今となっては「皆から愛されていた」かのように報道されますが、当時はひどい言われようでした。彼女の一挙手一投足をあげつらい、「上昇志向の塊」「純情な皇太子を誘惑した」等々のゴシップ記事に大衆は大喜びでした。

 ダイアナ元妃を死なせたのは誰か?

 直接的には追いかけ回したパパラッチどもですが、真犯人は低俗なゴシップ記事を嬉々として求めた大衆だと言うべきでしょう。

 さて、眞子内親王のご成婚。大丈夫ですかね?無我夢中でバッシングしているあなたですよ。同じ過ちを繰り返しているんじゃありませんか?

 いやいや今度ばかりは違う!美智子妃のときは今と時代が異なった。それに小室圭は本当にひどい、ひどいんだ!だって母親がくぁwせdrftgyふじk・・・

 ああそうですか(笑)でもあなたの言うそのゴシップ、ネットニュースやテレビから知っただけですよね?自分自身で事実を確かめましたか?小室さんが出した「説明文書」なんて、自分で読んでみましたか?あれ?だいたいあなた、いつも「マスゴミなんて信用できん!」とか息巻いてませんでしたっけ?「今度ばかりは」テレビも信じちゃうんですか?(笑笑笑)

 かつて日本は、国民や朝日新聞など大マスコミも一丸となって戦争への道を突き進みました。

 いまや国民、そして朝日新聞は、したり顔でこう言います。

 「私たちがあの当時生きていたら、決してバカな戦争に賛成しなかっただろう。むしろ命をかけて戦争を止めただろう」

 しかし私には、「預言者を殺した者の子孫であることを、自分で証明している」ようにしか聞こえません。

 ——なんぢら己が先祖の桝目を充せ。蛇よ、蝮の裔よ、なんぢら爭でゲヘナの刑罰を避け得んや。

 今度ばかりは違う、自分だけは違う。こういうの、大変危険だと思いますよ。