秘書にゃんこ*卒業旅行(後編)桜田門

2022-04-17 | 建築が好き
 名残惜しくもホテルをチェックアウトして向かった先は、東京メトロで隣の駅「桜田門」

「桜田門」と聞いて真っ先に思い出すのは「桜田門外の変」(安政7年(1860年))

三月の雪の朝、程近い彦根藩邸から登城する行列が襲撃され、大老 井伊直弼が暗殺されました。


162年の時を経て。。


 友人がこの界隈に勤めているので案内してくれることになり、気分は「東京見物」

桜田門といえば、三角形の土地に合わせた形が特徴のこの建物。


この中のどこかで、右京さんが紅茶を淹れている姿を想像するミーハーです



怪しいオバサンと思われて逮捕されると困るので、近くの番兵さん?に許可を頂いてパチリ



こちらは桜田門からの眺めです。



警視庁の向かいに在る「赤れんが棟(法務省 旧本館)」
後ろに建つ左側のビルは現在の「法務省」と「検察庁」 右側の高い建物は「裁判所」


「反町さん演じる冠城亘って法務省から警視庁に出向したけれど、道路1本渡ったご近所なのね」

と、どこまでもミーハーな私を、友人は軽くスルー



「赤れんが棟(法務省 旧本館)」は「米沢藩 上杉家 江戸藩邸」の跡地に在ります。



入館許可証を受け取り棟内を見学。
で隠した?隠しきれない?彼女の手は、こうして秘書にゃんこを持ってくれたり、
食事の際は撮影が終わるまで「おあずけ」だったり、ありがたいやら申し訳ないやら


 棟内の展示室では、江戸時代から現代までの地図で時の移り変わりが確認でき、

この辺り一帯が諸藩の屋敷だったため、後の建物はいずれも広大な敷地を利用できたのだと再認識。

ただ、司法制度の形成に貢献した先人の顔も名前も馴染みがなく、

頂いたパンフレットを帰宅後に見て、その歴史と尽力を知りました。



赤れんが棟のバルコニーに出て舞い散る桜吹雪を眺めながら、しばしガールズトーク。
CA の同期生として出会った彼女とは、あと何年かで半世紀の付き合いになります。

 この後、合同庁舎のビル群を案内してもらったものの、どこがどこやら??

「裁判を傍聴してみる?」って、まるで「新しいお店を覗いてみる?」のノリ

事件とは関係ない通りすがりの一般人が傍聴できるということを初めて知りましたが、

折悪しく「これは先ほど閉廷されたし・・・今の時期って少ないのよね」だそうで、

残念ながら、テレビドラマでしか見たことのない法廷に臨むことは叶いませんでした。


桜田門から霞ヶ関へと歩き、日比谷公園の横を通って虎ノ門でお茶を飲み「卒業旅行」はおしまい。


虎ノ門ヒルズで出迎えてくれたのは、白くて耳のある「ぼく、トラのもん」
仲良く手をつないでいるように見えるかしら


2回に亘り「卒業旅行」にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
前日に立ち寄った千鳥ヶ淵の桜に、
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