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4月に読んだ本 と 今後のこと

2025-05-02 | 本が好き

風薫る五月・・・と言いたいところですが、外は土砂降り

 

 

昨日、近所の公園に行ってまいりました。

 

 

 

 

『殉愛 原節子と小津安二郎』(著:西村 雄一郎)

 

今年は往年の女優 原節子さんの没後十年にあたります。

小津監督がメガホンをとった6作品に出演し、監督のご葬儀に参列した日から

95歳で亡くなるまで、公の場に姿を現すことがなかった原節子さん。

その神秘的ともいえる幕引きに、この本のタイトルのような想像が及ぶのでしょうか。

 

 

久しぶりに神保町シアターで鑑賞 

『女であること』(昭和33年 原作:川端康成)

 

 

さて、goo blog が11月に終了するとのことで、あれこれ考えています。

 

今年度に入り、仕事の量が増えたという点からも、私の年齢的にも、

この先、外出や旅行の機会が多くなるとは考えにくいことから、

「本」や「建築」、そして「おでかけ」などの趣味のブログは終了しようと思います。

ただ、たとえば「建築」でご紹介した中には、既に取り壊されたものも多々あります。

goo の記事と共に写真が消滅してしまうのは何とも切なく、

公開しない形で、どこかに保存しようと考えています。

 

「本」に関しては「読書メーター」に登録していますので継続し、

たまに「おでかけ」などがあれば、以前から使っている instagram に投稿する予定です。

 

 

既にフォローしてくださっている皆さま、引き続きよろしくお願いいたします。

もしよろしければ、他の皆さまもどうぞお立ち寄りくださいませ。

Kaori(@lavender_kaori) • Instagram写真と動画

 

 

秘書検定の時期になりますと、10年以上前の記事のアクセス数が格段に増えます。

秘書検定の面接試験の経験を伝えるのが、ブログ開設の目的だったことを思いますと、

「秘書検定」の記事は、再編集した上で、どこかに引っ越して公開する予定です。

 

初めてのことゆえ、考えも事情も変わるかも知れませんが、

秋までの日々、秘書にゃんこ共々、どうぞよろしくお願いいたします。

 

秘書にゃんこピーターラビットの上着

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西宮から大阪 と 3月に読んだ本

2025-04-02 | 本が好き

京都はこの日も雨降りでしたが、西から徐々に天気が回復するとの予報。

今年は亡き母の節目の年でもありますので、母の生まれ故郷である西宮へ

地図から目に飛び込んで来る明石や御影(みかげ)など、それは単なる地名ではなく、

明石のおじちゃん御影のおばちゃんと親戚の顔が浮かぶものの、皆すでに鬼籍に入り、

子供や孫の世代で付き合いがなければ、どこかですれ違ってもお互いに気づかぬまま。

誰にも連絡せず、祖父母と伯父そして母の家族写真を携えて、懐かしい町を歩きました。

 

 

駅に隣接した百貨店 阪急西宮ガーデンズ

 

阪急西宮北口駅 

京都から1時間ほど、大阪梅田なら20分もかかりません。

 

駅の近くの甲風園という所にあった母の実家は、今はこぢんまりとしたマンションです。

隣家にひとつ年下 2歳の女の子が住んでいて、新しいスカートを私に見せては、

「いいでしょ」と、今で言うドヤ顔。

「いいでしょいいでしょ言うたらあかんのん 」と、私も負けていません。

家からおもちゃを持って来て見せびらかしては「いいでしょ」

二人のやり取りが面白かったと、母は思い出す度に笑っていましたっけ。

 

そんな彼女が仕事で海外に出張したとき、たまたま私も国際線乗務でその国に滞在。

母親同士が連絡を取り合い、娘たちは指定されたホテルのロビーで30年ぶりに再会。

このときは、彼女が東京の言葉に合わせてくれました。

もちろん、持ち物を見せびらかすことなく、称え合い譲り合ったアラサーの私たち。

でも、面影ってあるものですね、、たぶんお互いに。。

 

 

帝国ホテル大阪

いちごフェアの割引券を片手に食べる気満々だったのですが、ほぼ満席で断念

 

日も暮れてきましたので、京都へ。

 

京都駅の伊勢丹にある美々卯さん

 

 

3月に読んだ本

『六人の噓つきな大学生』

ページを捲るのももどかしいほどハラハラドキドキしながら読みました。

 

犯人の手がかり ウェルチグレープ

 

 

雨の旅となりましたが、再び忙しさの渦中に戻るための英気を養うことが叶いました。

 

帰りの新幹線から望む富士山

 

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

帝国ホテル大阪のシャトルバス に、

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ミモザの日 と 2月に読んだ本

2025-03-08 | 本が好き

今日 3月8日は「ミモザの日」そして「国際女性デー」

 

帝国ホテルの小さなロビー装花

【国際女性デー】

「国際婦人年である1975年3月8日に国連で提唱。1977年の国連総会で議決。

ミモザの花がシンボルとして親しまれています」(内閣府 男女共同参画局)

 

 

昨年は「蔵前神社(東京都 台東区)」でミモザと蔵前桜を堪能しましたが、

今年は「京都府立植物園」へ。

ところが、まだまだ蕾が多かった上、あいにくの雨降り

 

 

でも、おかげで秘書にゃんこと二人占め

 

広大な植物園の中にある童話のような一角は「きのこ文庫」

きのこの扉が開いた所に、本がご覧になれますでしょうか。

書庫は四つあり、収納されている2400冊は自由に閲覧可能。

職員さんが本の定期点検を行っていたところ、英語の本を発見。

外国人観光客が読み終えた本を棚に入れたのだろうと思っていたら、

なんと、本の間にビル・ゲイツさんからのメッセージが

「あなたが手にしているのは、世界の100箇所に私が置いた5冊のうちの1冊です。

この本もあなたのお気に入りの1冊になるかもしれません。  ビル・ゲイツ」

どうやら、クリスマスプレゼントとして、世界中にそっと配架しているそうですよ。

他の書庫も探したところ、最後の1冊と共にに小さなかわいい妖精の人形が見つかったとか

 

 

【2月に読んだ本】

『人魚が逃げた』(著:青山 美智子)

表紙は「銀座和光」に見立てた本で、背景はティファニーブルーの空。

「見立て」といえば、ミニチュア写真家であり見立て作家の田中達也さん。

表紙のフィギュア達が本書の登場人物という、青山さんと田中さんのコラボも楽しめます

青山さんの新刊は、銀座の街中を人魚姫が逃げるという、メルヘンチックなファンタジーの世界。

「2025年 本屋大賞」に、5年連続でノミネートされました

 

 

ティファニー、大好きです

 

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

雨に濡れる きのこさんたち に、

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札幌 昔の街並み

2025-02-27 | 本が好き

「札幌出身です」と言いますと「スキーがお上手でしょう」と言われ、その度に肩身の狭い思いをします。

「体育」は冬になれば球技も跳び箱もなく、近くの山に登っては終日「スキー授業」となり、

憧れの君が雪煙を舞い上げて滑降する姿にときめいたものですが、自分が滑るのは苦手なんです~

 

北海道銘菓「山親爺」

くまさんでも、鮭を背負ってストック無しでスイスイ滑れるというのに

 

 

札幌について書かれた本を読みました。

 

『札幌 解体新書 世界一やさしい札幌の教科書』(一般財団法人 えぞ財団 2024年発行)

 

読み進めるうちに、黒澤明監督が映画『白痴』のロケ地として札幌を選んだと知り  を購入。

 

『白痴』(昭和26年)

左から 三船 敏郎 森 雅之 原 節子

森雅之氏は有島武郎の子息であり、札幌市内の有島邸(大正2年)は映画のロケ地になりました。

現在は「札幌芸術の森」に、当時のまま移築復元されています。

 

 

「はつとり和光」は「銀座和光」と思い、舞台となった邸宅の家具調度品に目を凝らしたのですが、

何しろ画面が暗くて黒くて、何が何やら??

 

 

3代目の札幌駅舎(明治41年)

映画が公開された年に4代目の建設が始まりましたので、映像として残っているのは最後かと。

模して建てられた3代目駅舎を「北海道開拓の村」の正門に見ることができます。

 

 

札幌駅前「鉄道管理局」(映画撮影の5年後に焼失)

 

「停車場通り」(現在の「札幌駅前通り」)

吹雪の日を待って撮影したそうです

 

 

古い冊子を入手しました。

 

『札幌』(岩波書店 昭和32年発行)

 

札幌駅前

昭和32年といえば「さっぽろテレビ塔」が完成した年です。

地下鉄が開業するのはこの14年後、札幌オリンピックを控えた1971年の暮れです。

 

ドストエフスキー原作の舞台である、帝都サンクトペテルブルク。

黒澤監督がインスピレーションを得たという、当時の札幌の美しい街並みを想像しています。

 

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

札幌の珈琲「森彦の時間」

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1月に読んだ本

2025-02-02 | 本が好き

暮れからの忙しさも、ようやく出口が見えてきたところです。

放置したままだった instagram に、先ほど久々に投稿。

録画しておいた年末年始の番組は、これからゆっくり視聴します

 

慌ただしい毎日でも、少しでも時間があれば読書に充て、、というより、

「これが終わったら本が読める」と、ご褒美のような時間を愉しんでいました

いつもの図書館がシステムの変更で今月いっぱい休館することになり、まとめて借りてきました。

 

 

2月2日 にゃんにゃんの日に本と背比べ

 

私は読むのが速い方だと思いますが、これだけあれば

専門学校の定期試験、それに伴う採点・評価などが終われば読書三昧

 

 

1月に読んだ本

 

 

本にお金をかけることは厭わない私も、ちょっと頑張った『我が名は、ジュリー』

昭和60年の発行当時2600円だったものを、40年の歳月を経て4倍ほどのお値段で悲願の入手。

表紙をめくると自筆の手紙、最初の結婚によって作成された戸籍、京都の中学校の成績表、

新宿 ACB(アシベ)の出演スケジュール表、ザ・タイガースのコンサートチケット、

果ては、人間ドックの結果表や胸部レントゲンフィルムなど、秘蔵のお宝が満載

その後、自叙伝は発行されていませんので、ファン垂涎の一冊であろうかと。

 

 

『赤と青のガウン オックスフォード留学記』

(三笠宮寛仁親王殿下の第一女子 彬子女王殿下のご著書)

友人から贈られたハンカチと「英国つながり」で

 

何を学ぶのか、なぜ学びたいのか。

学ぶことと真摯に向き合うお姿に感動しました。

一般の国民が行けない所に行き、会えない人に会い、叶わないことに携わるご経験を、

これからも、その親しみやすい文章でお伝えいただきたいと、切に願います。

 

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

京都の町をに乗り、を漕ぎ、を買い求める

そんな お姫さまに会えそうな『京都 ものがたりの道』 に、

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