1級の面接試験会場では、試験前に係の方が控え室で「前傾姿勢」のお手本を示してくださいました。
いや、この方、、イラストの秘書A子さんが、二次元の世界から飛び出したかのように素敵な女性で、
にこやかな笑顔、よく通る声、行き届いた身だしなみ、上品な振る舞いに、すっかり見とれてしまいました。
さて、わざわざデモンストレーションを行なうということは、それだけ「前傾姿勢」が重要であり、
これが出来ていればポイントが高く、逆に出来ていなければ合格は難しいという意味だと、私は解釈しました。
「立ち居振る舞い*7 お辞儀の角度」でも申しましたが、5度ではほとんど直立と変わりありませんので、
ここはひとつ、頑張って15度(時計の針なら2~3分の位置)くらいまで倒して、姿勢をキープしましょう。
面接試験で実際に前傾姿勢を取るタイミングを、順を追って見てみましょう。
【準1級】
1 「挨拶」を述べるとき(その後、お辞儀をする)
2 「報告」を行なうとき
3 「状況対応」のパネルを読むとき
4 「状況対応」を行なうとき(お辞儀もある)
5 面接官から「アドバイスシート」の説明を受けているとき
【1級】
1 面接番号と氏名を述べるとき(その後、お辞儀をする)
2 「報告」を行なうとき
3 「応対」を行なうとき(お辞儀もある)
4 面接官から「審査について」の説明を受けているとき
5 面接官から「アドバイス」を受けているとき
つまり、歩いているときと座っているとき以外は、常に前傾姿勢またはお辞儀をしている と考えればよいでしょう。
私など、日本秘書クラブで「面接対策講座」を受けた後は、思わず腰をさすってしまったものです
そして前傾姿勢にもれなく付いて来るのが、「立ち居振る舞い*2」でお伝えした「手の位置」です。
前傾姿勢を取る際には、
【男性】ズボン横の縫い目に指を揃える。
【女性】指を揃えて体の前で手を重ねる。
これはもう、条件反射と言いますか、セットで覚えてしまいましょうね。
ここで気をつけるのは「指」です。
気を抜くと自然と丸くなってしまいますので、指はピンと伸ばした状態をキープ しましょう。
「前傾姿勢」と言いますと、いかにも「前に傾ける」という形にこだわってしまいそうですが、
CA時代には、同じ姿勢でも「傾聴姿勢」と教わりました。
お客様を大切に思えば「喜んでお話を伺います」という気持ちになり、自然と身を乗り出すものです。
面接試験においては、秘書A子になりきって謙虚に振舞おうとする気持ちが、姿勢にも現れるのかも知れませんね。
次回は「会釈」についてお話しします。
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いや、この方、、イラストの秘書A子さんが、二次元の世界から飛び出したかのように素敵な女性で、
にこやかな笑顔、よく通る声、行き届いた身だしなみ、上品な振る舞いに、すっかり見とれてしまいました。
さて、わざわざデモンストレーションを行なうということは、それだけ「前傾姿勢」が重要であり、
これが出来ていればポイントが高く、逆に出来ていなければ合格は難しいという意味だと、私は解釈しました。
「立ち居振る舞い*7 お辞儀の角度」でも申しましたが、5度ではほとんど直立と変わりありませんので、
ここはひとつ、頑張って15度(時計の針なら2~3分の位置)くらいまで倒して、姿勢をキープしましょう。
面接試験で実際に前傾姿勢を取るタイミングを、順を追って見てみましょう。
【準1級】
1 「挨拶」を述べるとき(その後、お辞儀をする)
2 「報告」を行なうとき
3 「状況対応」のパネルを読むとき
4 「状況対応」を行なうとき(お辞儀もある)
5 面接官から「アドバイスシート」の説明を受けているとき
【1級】
1 面接番号と氏名を述べるとき(その後、お辞儀をする)
2 「報告」を行なうとき
3 「応対」を行なうとき(お辞儀もある)
4 面接官から「審査について」の説明を受けているとき
5 面接官から「アドバイス」を受けているとき
つまり、歩いているときと座っているとき以外は、常に前傾姿勢またはお辞儀をしている と考えればよいでしょう。
私など、日本秘書クラブで「面接対策講座」を受けた後は、思わず腰をさすってしまったものです
そして前傾姿勢にもれなく付いて来るのが、「立ち居振る舞い*2」でお伝えした「手の位置」です。
前傾姿勢を取る際には、
【男性】ズボン横の縫い目に指を揃える。
【女性】指を揃えて体の前で手を重ねる。
これはもう、条件反射と言いますか、セットで覚えてしまいましょうね。
ここで気をつけるのは「指」です。
気を抜くと自然と丸くなってしまいますので、指はピンと伸ばした状態をキープ しましょう。
「前傾姿勢」と言いますと、いかにも「前に傾ける」という形にこだわってしまいそうですが、
CA時代には、同じ姿勢でも「傾聴姿勢」と教わりました。
お客様を大切に思えば「喜んでお話を伺います」という気持ちになり、自然と身を乗り出すものです。
面接試験においては、秘書A子になりきって謙虚に振舞おうとする気持ちが、姿勢にも現れるのかも知れませんね。
次回は「会釈」についてお話しします。
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