秘書にゃんこ*映画『若草物語』

2023-04-27 | 映画が好き
 ご無沙汰している間に桜の季節も過ぎ、待ちに待ったゴールデンウィークがすぐそこまで


 ひと月ほど前になりますが、昔の作品を専門に上映している神保町シアターに行って参りました。

往年の女優 芦川いづみさんのデビュー70周年を記念して催された『恋する女優 芦川いづみ』


日活の黄金時代に清楚で透明感ある美しさでスクリーンに登場し、多くの人を魅了したものの、

女優歴15年で数多くの作品を置き土産に、俳優の藤竜也さんと結婚すると同時に引退してしまいました。

その潔さと、以来 公の場に姿を見せないことから、伝説のスターとして今も人々の憧憬の的であり続け、

人気はシニア層に留まらず若い方々にも及んでいます。




映画のスチール写真と稀少なインタビューが掲載された『芦川いづみ 愁いを含んでほのかに甘く』




映画館では石原裕次郎さん共演の『あした晴れるか』(昭和35年)を鑑賞
神保町シアターで芦川いづみさんを特集するのは5回目だそうです





これほど人気があるなら図書館に があるかもと思い発見したのが『若草物語』(昭和39年)
(四人姉妹ということ以外、オルコット作『若草物語』とは関係ありません)
大阪に住む妹たちが、長女(芦川さん)の嫁ぎ先である東京にやって来たところから物語はスタート。




オープニングが何と羽田空港の滑走路で、早くもワクワク




大阪から上京する姉妹が搭乗した
東京オリンピックに向けて首都高が完成し、新幹線が開通した年の作品です




私が入社する以前の羽田空港ですが、この場所には馴染み深く、映っていない所まで見えるようです。




日比谷公園の噴水前。
奥に見えるのは、かつて紅白歌合戦が行われた日比谷公会堂。





現在の同じ場所では、公会堂の向こうに高層ビルが並びます。




次女 浅丘ルリ子さんと三女 吉永小百合さんが勤める銀座松坂屋デパート




現在は GINZA SIX


 映画館には老若男女が集い、ひとときその美しさに酔いしれました。

主演女優と脇役の恋はそれ自体が映画のようですが、裕次郎さん御夫妻が力になってくれたとか。

インタビューで、「いつどうなるかわからない年齢」ゆえ、毎晩休む前に旦那様と握手をすると

語っていらしたのが印象に残りました。


神保町シアターの近くにある紅茶専門店ティーハウスタカノ

それはそれは美味しいスコーンと紅茶 に、
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