8月も終わる31日に不法占拠で逮捕(回収)したクロマタラソテツシジミの幼虫でしたが、その後はエサをソテツからスナップエンドウに切り替えて飼育し10日ほどが過ぎました。
回収した当時は2㎜ほどの幼虫も含まれていたので、今に至っても多少は幼虫が残ってはいるものの大半の幼虫が蛹化を終えました。
しっかしソテツ脇にできた僅かな新芽で、これだけの数ですから尋常じゃありませんよね。
ただ、だから言って管理温度を下げて低温期型を…
なーんて事は致しません!
だって11月を迎える頃には嫌でも近所で飛んでますから、ここで条件を変えて低温期型を羽化させようなんて… ねぇ。
ましてやクロマタラソテツの累代なんて以ての外。
とは言え…
この爺さんも含めて2006年の晩秋から2007年にかけて高額な航空チケットを購入し、この小さなチョウを求めて石垣島へと赴かれた方々は大変お疲れさまでした。
そんなクロマダラソテツが今では我が家の庭で飛んでいる。
あの時の苦労は何だったんだぁ!