錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

2016年10月04日 | 昆虫・植物
これと言って、なーんにもいない鹿児島なんて言ってましたが・・・・
孫子の名言『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』ですよ。
と言うのも、己を知れば・・・
そう、自身は鹿児島にいるじゃない。
そして「彼を知り」の彼とは迷蛾のキョウチクトウスズメで、その生態はキョウチクトウを食べて育つ。
ならば鹿児島市内でキョウチクトウをチェックして、その幼虫を探せ!ですよ。
しかーし、柔らかい葉に食痕はあっても幼虫の姿が無い。
と、言うよりも・・・
食痕のある葉の先に食痕の無い新しい葉が展開している。
これって他の生き物に捕食されたか、先の台風16号の強風によってリセットされちゃったか?その何れかでしょう。

しかーし、そんな状況の中で根気よく探すと・・・・・
いたぁ!
葉脈の上に乗っかっている小さな幼虫が分かりますぅ?

そして、とうとう青い目をした宇宙人を発見!
そうそう、これこれ、こいつですぅ。
立派に育ったキョウチクトウスズメの終齢幼虫ですよ。
でも、嬉しさはと言うと、それほどでも・・・
何故ならば、ここまで育つと寄生されている確率が高くなりますからね。
だから手間はかかるけど、小さな幼虫を見つけた方が嬉しいんです。
しかし、少ない・・・
少なすぎる・・・
やはり、先の台風16号による暴風雨に曝された影響なのか?
でも、今回は飼育するだけの数は得られたので、このキョウチクトウスズメの幼虫捜索は成功だったと思います。

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