錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

狙うはメスアカ(後編)

2021年06月16日 | 昆虫・植物
さて、先の前編に続きタイトルにあるように『狙うはメスアカ(後編)』です。
そして、そのメスアカが好む例のモノがあるところと言うのは・・・・
植物が密植した草地ではなく、ある程度の隙間がある畑。
で、その隙間を探すと・・・・


こんな感じでスベリヒユがある。
そんでもって、このスベリヒユの葉には食痕が見える。
ただ、ここで手荒く扱うと幼虫はポロリと落ちるので、そーーーっと葉っぱを裏返すと・・・・


こんな感じで幼虫がついているんだなぁ。
あは
と、言うことは卵もある・・・・ はず。


そこで老眼で小さいモノが見えづらくなった目を細くして丹念に探すと・・・・
ほら、あった。
で、その数は幼虫が20ほどと卵が30くらいかなぁ?
これでメスのメスアカが産卵に飛来していることは間違いない。
それも卵があるという事は、今、ここで飛んでいても何ら不思議じゃない。
と、思っていたら・・・・


飛んでんじゃん。
たまにスジカバ(スジグロカバマダラ)やらカバ(カバマダラ)が同じ場所で飛んでて紛らわしいんだけど、こいつは正真正銘のメスアカ(メスアカムラサキ)
そんでもって、そのメス。
と、言うことで、早々に頂きまーーーーーす!
卵も採った、そして幼虫も採った。
でもって母チョウをGETしたら言うことなし!


さぁ、こいつらに負担をかけないようにお昼の便で帰るぞーーーー、と思っていら少し先でリュウムラ(リュウキュウムラサキ)のメスが産卵してるじやないですかぁ。
ならば、序のことにリュウムラも頂きましょうと、速足で追うようにしてネットイン。
しかーし、これが悪かった。
出港の時間まで20分。
港へ戻りレンタカーを返すと残された時間はギリ。
でも、急げは何とかなるだろうと港へ急ぐ。
ところが!
焦る気持ちが邪魔をして、あろうことか曲がるべき道を一つ飛ばしてしまいタイムアップ。
そう、乗船するはずの船は出港した後だった。
はぁ~・・・
次は4時間後だよ。
でも、それは、それ。


同じ場所へと戻ってメスアカの産卵飛来を待ち、次の出港時間までに2♀を追加しトータルの3♀を得た。
ただ、残念なことに“お稲荷さん”ではなかったけれど、昨年のケースもあるのでノーマルであってもNo problem。
と、言うかノーマルの方がありがたい。
しっかし、昨年の秋も“お稲荷さん”を含めて、そこそこの数を採ったけど今回も好成績で終えることができました。


と、言うことで・・・・
帰りの船窓から竹富島を見ると、日本で最も遅い日没の頃を迎えてました。
しっかし、昨日は朝早くから疲れたぁ・・・
けど、めちゃめちゃ楽しかった。

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