ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 台風20号~停滞の月曜日・・・

2009年10月26日 | トリプルスターの日常


朝から大粒の雨がボタボタと降っています。
雨の日はブリーダー泣かせの日と言えますが、大型犬を飼っている方なら皆そうなのではないでしょうか?
今朝、何年も前からよく見かける、年老いた黄色いラブラドールが散歩をしているのを見掛けました。
十数歳と思われるそのラブラドールは、銀色の雨除けのレインウェアを着て、ゆっくりゆっくり雨の中を歩いていました。
もう少し経つと、雨の日の散歩は老犬には寒そうで、見ていられなくなる光景です。
飼主さんは勤め人なのか、雨の日も風の日も毎日、暗い早朝に見掛ける、少し気になる一こまでした。


      
台風20号の接近で、気圧がド~~ンと下がっています。
気温も下がって、少しですが寒さも感じられる一日となりました。
我家の犬たちは、排泄を済ませ、温かな給餌を終えると、「大停滞」の静かな一日を送りました。
      
◇雨の日の動物達は、鳥類も哺乳類も、兎に角良く寝ます。
雨の日、外に出ても、な~~んも好い事無いのを、本能的に判っているんですね~。
      
◇クラウスが、困った顔つきで訴えます。
さっきから、うろうろして落ち着きがありません。
美味しいご飯も(ドライフード)食べて、更に大好きなヨーグルトも食べて、オシッコもウンチもした筈なのに、、、、、、、、、。
      
◇原因はこれ、ベスがクラウスのマットまで、盗ってしまっていたからなのです。
ベスは、クラウスのマットを二つ折りにして、ちゃっかりと、枕代わりにして気持ち良さそうに寝ています。
いつもの事ですが、どんな時でもベスはクラウスには傍若無人に振る舞います。
いつもの事ですが、クラウスは何かとベスを立てて、後から嬉しそうな顔付をしています。
牡牝の違いなのか?単に性格の違いなのか?同年代のポンコツにとっては、まいにちが興味深い二頭の老犬です。
      
◇犬たちが寝てしまうと、途端に二匹の猫達が騒ぎはじめます。
ケージから出せと、言っているのでしょうか、小さなくせにうるさい奴らです。
「杏子・アンズ」と「李・スモモ」の二匹の三毛は、とても仲良しです。
きったない、哀れな?捨て猫でしたが、犬たちに舐められて、手荒く可愛がられているうちに、すっかり大きくなりました。
そして、思いの外可愛く育っています。獣医さん達からは、利口な可愛い子ちゃんと呼ばれています。(猫自慢)
      
◇捨て犬のピッピは、日本犬系ミックスなのにも関わらず、ラブラドール達と一緒に育ったせいか、リトリーブが得意です。
自分では、身体の小さなラブラドール、とでも思っているのでしょう。
何でも張り合って、自分のポジションを、ちゃ~んと確保しています。
      
◇犬に育てられたとは言え、猫は自分達の事を犬とは思わないようです。(当り前か!)
ケージから犬達の中に出してあげると、ハードルの様に飛び越えたり、身体の上に乗ったり、好き勝手に遊んでいます。
でも、雨の日はテンションが余り上がらないようです。犬たちが、相手にしないせいもあるのですが、、、、、。
      
◇雨の日の、屋外作業は大変です。
幸い、犬たちは皆協力的なので助かりますが、、、。
レインウエアを着ていても、雨に濡れて身体が冷えます。
冷えた身体は、重々しい疲れを背負い込む様です。
夕食、K子さんは、吉見町産の野菜をたっぷり使って、「けんちん汁」を作りました。
荒川の堆積土壌に作られる野菜は、抜群の美味さです。
特に根菜類、今なら里芋やジャガイモが、それはもう、絶品の美味さを誇ります。
      
◇あったかなけんちん汁、焼いた切り餅を二個入れ、山椒の粉を振りかけて、ふ~ふ~言いながら頂きました。
少し汗ばんで、すっかり疲れは吹き飛んだようです。
犬や猫達は、このまま夜に突入の様子です。
外の雨音は、やや大きさを増しているように感じられます。


 


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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★★★ 子犬の選別~日曜日・・・

2009年10月25日 | トリプルスターの日常


朝から小雨のお天気です。
風邪っぴきの老体には、やや肌寒さが感じられる程度で快適な一日でした。
犬たちは朝から活動を休止して、良く寝ています。
そんな犬たちのご相伴にあずかり、ポンコツも特製の風邪薬を飲んで寝かせて貰いました。
午後から夕方にかけては、ゆっくりと、無理をしない様にいつものケンネルワーク。
犬舎内大掃除の計画は悪天候と体調不良を理由に、迷わず延期と致しました。 

◇夕食が済んで、爺婆だんらんのひと時、子犬達(と言っても三頭)を産室から連れて来て、育ち具合を診てみました。
生後28日、牡のモーガンは3000グラムになっていました。ほぼ順調な育ち具合です。
      
◇歯がなかなか生えてこないなんて言っていたら、数日後にはあっという間に生え揃い、離乳食を外連味も無くパクついたのには
驚きました。やっぱり、変な母犬には変な子が生まれて来るものなんですね~。
      
◇まず、滑らないものの上に、自然にゆったりと、立たせてみます。
これ(立たせてみる)をやるのは、今日(生後一カ月)が初めてです。
最初に(一回目)たたせた時、愚図々々したり、おどおどしたりする個体は、選別の評価を大きく下げる事となります。
起たせる場所や、起たせ方にもよりますが、落ち着きがなかったり、ビクビクと尻尾が下がってしまう様な個体は、その後に見込みが
ないものです。
      
◇動物学的(犬学)には、「刷り込みの時期」に入った子犬達。社会性の向上には、目覚ましいものがみられます。
十分に発達した全ての感覚は、新しい刺激に対してとても敏感です。未だ「怖い」と言う感覚が無く、何にも物怖じしないのは、あらゆ
るものとの関わりを、本能的に行えるようにとの神の計らいなのかもしれません。
この時期、子犬をハンドリングする人間は、子犬に対して、絶対に嫌な思い(怖い思い)をさせない様に、十分に気をつける必要があ
ります。
      
◇怖さを感じない子犬たちは、高い処でも物怖じすることなく、十分なスペースさえあれば遊んだりもします。
子犬の好きそうな玩具や、嗜好性の高い食べ物などを用意して、ブリーダーが余裕を持って行う作業の一つです。
      
◇何をするのも億劫になった爺婆には幸いな事に、マギーの子供はたったの三頭です。(理想的な数)
余裕を持って見続けられる頭数なので、作業は楽しく、苦になりません。
これが、五頭を超える頃からやや苦になって、八頭を超えると嫌気がさしてくる事があります。
多産系とは言え、子犬の数は多くても六頭以内に抑えたいものです。
父母ともに良犬であっても、多く生まれる時ほど、ブリーダーの気に入る秀逸な個体は影が薄く、見当たらないものです。
      
◇黒い牡、黒い牝、チョコレート色の牝、取りあえず元気な様子です。
念の為の作業ですが、子犬達に行う最初の作業として、「寄生虫の駆除」があります。
我家では、五週齢に入って一回目、七週齢に入って二回目の駆虫を行います。
寄生虫は、母犬の臓器に隠れているものが、胎児の時に母犬の胎盤から血液を通して感染したり、多くは経乳感染といって、母犬の
オッパイを飲んでいる時に口から入ってきます。
口から入った寄生虫は、先ず胃に入り、小腸のリンパ管から消化管を脱出して肺や気管、肝臓、心臓など他の組織に入って行きます。
そして気管から食道に戻ってきて、再び胃、小腸へと戻り、成虫となって子犬の養分を奪い、あっという間に成虫となって卵を産みます。
      
◇幾ら母犬の寄生虫検査をしても、無駄だと言う事が判りますね。
一回でも出産をした母犬ならば、初めての子犬の状態を診て、臓器に寄生虫を宿しているか否かがある程度判別できます。
マギーは、比較的きったない処で育った割には?寄生虫を持たない母犬の様です。
多分、今回の子犬達の駆虫は、無駄な作業となる公算が強いのですが、必ず行っておかなければならない作業なのです。
      
◇今日、子犬を見た限りでは、三分の二は何とか期待が持てそうです。
ただ言える事は、子犬はこれからだんだんと良くなって(良く見えるようになって)、ある時期が来る、とそれ程良くない事が判って来る
ものです。どう言うわけか、普通の犬に化けちゃうんですね~。
過剰な期待は、落胆も大きく。欲の皮を突っ張らせると、見えるものも見えなくなってしまうものです。
人でも犬でも、秀逸なものの発現は稀で、殆どの子犬(子供)は凡庸なものです。
      
◇ブリーダーの落胆後の楽しみは、凡庸なものをいかに優れたものに育てて行くか。
この一言、この作業に尽きると言って過言ではないでしょう。
冷静に犬を見続ける目が、曇ることなく、如何に長く続くかが、ブリーダーとしての真価を発揮します。
ま、そう言う「奇特な人」も、少ないのが現実でがぁ~。何事も、楽に行く事に、越したことはありませんよ、、。
      
◇今日の自慢話。
人から頂いた、ジョンディアの(ベルト)バックル。
お気に入りのジーンズに合わせるベルトに、ひとつ楽しみが増えました。
最近、だいぶお腹もせり出してきて、新しいベルトに変えようと思っていたところでした。
まさにグッドタイミング。
こんなの、さりげなく贈ってくれる人って、きっと好い人なんでしょうねぇ~。
願わくば、女性なら良かったのですがぁ~、♂でした~。


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★★★ 難しい黒い犬たち~土曜日・・・

2009年10月24日 | トリプルスターの日常


台風20号の影響でしょうか、お天気は愚図つき気味です。
なまじピーカンの秋晴れよりも、穏やかで静かな曇り空は、風邪っぴきには有り難い空模様と言えますでしょうか。
抗生物質が効いたのか、回転寿司屋のガリが効果あったのか、いずれにしてもお陰さまで熱は低くなっていました。
雨が降る前に風邪が治ってくれれば言う事無しです。今朝も熱いコーヒーに強力グロンサンをドボドボ注いで飲みました。

◇曇り空と言えば、犬たちの健康度を観察するに、ピーカンの青空の下で観るより余程適しています。
特に黒い犬やチョコレートの犬は、直射日光が無い日(曇った日)に観察するのが一番です。
      
◇ティモシーの歩き方がやや変です。
左脚をかばう様な、ぎこちない歩き方をしています。
足先から肘、肘から肩、肩甲骨の周囲、念入りに触診しましたが痛みなどに反応する処は見当たりません
      
◇現在のティモシーの体重は、42~43キログラムと余り変わりありません。
しかし、身体の動きが重そうに感じるのは、筋肉量が落ちて、大きな身体を動かすには力不足になっている表れかも知れません。
身体を、慣れた手で触れば一目瞭然なのですが、写真で見てもそれ(筋肉が落ちている)は良く判ります。
      
◇上から見ても、横から見ても、身体全体が地面に埋まり込む様な、べたっとした感じに見えます。
一番力強く見えなくてはならない、肩から背中にかけての弱々しさが気になるところです。
重い体を支えている関節ですが、特に肩やひじには負担がかかりがちです。
関節の僅かな不具合を庇っているのかもしれません、が、他の要因も(深刻なものも含め)幾つか考えられます。
ある種の薬を使って(二種類)、二週間様子を見て、状態が改善されなければ動物病院での検査を受ける事に決めました。
      
力蔵、なんだか変わった名前ですが、気のいい親父ラブです。未だ若いのに(8歳)白髪が出て来て困っています。
      
◇二頭は全く異なる性格をしていて、じゃれあう様な遊びはしません。それどころか磁石の同じ極が離れ合うように、付かず離れずの
極めて微妙な距離(関係)を保っていて、ラブ同士としては、面白いところです。
力蔵がしきりと口の周りを舐めまわしています。
ラブラドールが、こうやって食べた後でもないのに、舌を出して口の周りを舐めまわしているときは、何か、企んでいるときです。
ま、大概はとるに足らないことが多いのですが、何をやるかな~なんて予測して見ていると面白いものです。
      
◇しかし、なんて暗い(黒い)雰囲気なんでしょう。デカイ黒が二頭いるだけで、枯れかかった芝のランは、お通夜の様です。
黒い犬と言うものは、写真を撮るのに難しい処があります。
反面、下手に撮れても良く見える事があったりして、兎に角「黒」は難しい色です、、、、、。
      
◇話変わって、ブリーディングの面から考えますと、とかく暗くなりがちな黒い犬、良い表情を作るには「目の色」が大切な要素です。
目の色、つまり「虹彩」の色具合を言っています。
ブラックの犬の虹彩の色具合は、アーモンド色から、やや黄色がかった「明るめ」を良しとします。
写真から、ティモシーや力蔵の表情が暗く見えるのは、虹彩の色が暗いからです。
※面白いのは、チョコレートカラーのキャリアーであるティモシーの虹彩の色がやや暗いという事です。
DNA鑑定の難しかった頃、ベテランブリーダー達は、チョコレートのキャリアーを見分ける方法としての「ある言い回し」をしていました。
しかし、それは殆ど当たっていない事であることも薄々判っていた事なのかもしれません。
ティモシーの目の色は、そう言った憶測の判断からは全く異なる「暗め」の色をしています。
数年前にアメリカから日本に導入された、ブラックの優秀犬もチョコレートのキャリアーでありながら、やや暗い目の色をしています。
両犬(ティモシーと、その優秀犬)とも、イエローの(被毛を発現する)因子を持たないからなのかも知れません。
さかのぼる事、ブリーダーなら誰でもが知っている犬、サンディランズマークに関して、グエンさんが亡くなってからのエリカさんに聞
いた事があります。彼の眼の色はどんな色具合でしたか、、、?
ブラックの被毛の"SandyulandsMark"は、三色(ブラック・イエロー・チョコレート)の因子を持った犬でした。
二歳になるまでにショーチャンピオンのタイトルを手にした犬でしたが、ハンドリングに手を焼く非常に気難しい犬だったようです。
結果、彼のショーポーズを撮った写真は、ちゃんとしたもの(彼女が言うに)は、たったの一枚しかないと言われます。
その写真を見ても眼の色までは判りません。彼女も良くは覚えていない様なニュアンスですが、ショーリング上でのマークの存在感は
抜群だったという事からも、彼の目の色が間違っても「狐の目の様な品の無い明るすぎる色」では無かった事が伺えます。
ポンコツがブラックを使ってブリーディングを行うとき、「淘汰方式」として守っているのは、絶対に明るすぎる虹彩の色をした犬を使わ
ないと言う事です。例えどんなに良い気質を持っていたとしても、どんなに優れた魅力的なプロポーションを持っていたとしても。
ポンコツの(ブリーディングの)考え方として、明るすぎる色の目よりはまだ、「暗め」な色の目の方が、遥かに発展性があるように思え
るからなのです。「真っ黒」な目の色は、あり得ない事ですものね~。
そんなわけで、ブラックのブリーディングはやや難しく、とても手を焼きます。
      
◇今日の「大収穫」。
「落花生最中」なるものを、お土産として戴きました。
濃い目の緑茶にも、グロンサン入りのコーヒーにも、どちらにも良く合います。
あっと言う間に、**個も食べちゃいました~。
素朴な味で、毎日でもいけそうです!最中好きは是非、喰ったら宜しい!!
      
☆製造者:株式会社オランダ屋・千葉市美浜区新港222-3・FD/0120-87-104


 


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★★★ 風邪かぁ柳か~金曜日・・・

2009年10月23日 | トリプルスターの日常


ついに、風邪を引いたみたいです。
バーバラの激突によって出来た、唇の内側の傷が口内炎となって、なかなか治らなかったのですが、免疫力が落ちていたようです。
身体を冷やさない様に充分気をつけていたのですが、駄目だったようです。
昨夜から身体のあちこちが痛くて、オカシイなぁ~と思っていたら、今朝は微熱が出ていました。
熱いコーヒーを入れて、強力グロンサンをドボドボと注ぎ込み、ふぅ~ふぅ~言いながら飲みました。
そして、ミノマイシン100を一錠飲んで、タオルで鉢巻をしたら何とか普通に動けるようになりました。
喉にも違和感がありますが、熱いコーヒーで火傷したので、消毒になったかもしれません。


◇と言う事で、主たるお仕事はお休みとしました。
仕事用のパソコンの電源を落としました。思えば、今年になって初めて切った電源です。
殆ど休んだ記憶がありませんが、年をとると丈夫になるもんですね~。
休むと決めたら、どういうわけか?思わず、「貫太郎月夜唄」が口をついて、、、出ちゃったんですねぇ~。
何ででしょう???きっと狂ったんですね。
       今日はお休みです~
◇いつもより30分遅く、5時半起床。
6時に運動場へ。常連さんは皆元気。モリモリ喰ってモリモリ出してくれました
使役犬団体での訓練を経験して帰って来た、ルーカスビクターは思いの外精気に欠け、要注意です。
ソーニャのマットに赤いものが。遅れていたシーズンがやっと来たようです。別室にお移り願いました。
二週間後デュークとの交配を考えているだけに、風邪を移したくないものです。
体調が良ければ、今日か明日ワクチンを接種する予定をいれました。
       アンジェラとウラン
◇今月に入って、6件の問い合わせ(子犬譲渡)がありました。
が、全て話が進展には至りませんでした。不況の影響は色々な面で、強烈に出て来ているようです。
イギリスのブリーダー達も、不況により、子犬が売れないのではないかとの危惧から、ブリーディングを控えているそうです。
ラブラドールクラブのパピー担当の話では、子犬の需要は相変わらず多い実情なのだそうなのですが、、、、。
       食べ物探しでしょうか?
◇子犬と言えば、「選別」に関して、国内外から何件かの相談を受けた経緯があります。
自分の子犬を選ぶ眼力も無いのに、他人の犬まで、あれがいいこれは駄目だなんて、怖くてとても言えません。
ましてや、写真を見ただけで子犬の評価をする事など、とても出来ない相談です。
相談を受けた方には、「全て手元に残して暫く様子を見たら」と言ったのですが、其々に多少の無理があったかもしれません。
我家では譲渡に無理をしませんから、必然的に子犬はいつまでも(何カ月も)玉石混合状態で、犬舎を賑わすことになっています。
       何でも食べる二頭です
◇「子犬の選別」で、過去にほろ苦い想い出があります。
我家のク~爺が生まれた時、ブリーディングした方から、「10頭の子犬」の特徴などに関して相談を受けました。
根が馬鹿正直なポンコツは(その頃は未だ完全なポンコツにはなっていませんでした。)、あれやこれやと言いたい放題の事を言った
記憶があります。(はい、確かにその時の事は、よく覚えております、、。)
見掛け上、明らかなの欠点のあったクラウスは、ポンコツの言葉ひとつでブリーダー宅に残る事になり、そして時期が来て訓練所に委
託されたのです。
残念ながら、クラウスはその訓練所での生活に合わなかったようです。訓練所が、クラウスに見込みの無い事を理由に、ブリーダー
の元に戻すことになった時、(一言いった)責任上、ポンコツがその後のクラウスの面倒をみる事になったと言う一件でした。
       離乳食を食べ始めたパピー
◇その一件に関しては、クラウスも、ポンコツも、クラウスを繁殖したブリーダー氏も、幸運だったと言えるでしょう。
その後のクラウスの活躍(ショーイングとブリーディングの両面)を見れば、(他人は兎も角)三者とも納得の行くところです。
しかし、壊れかかった(身心ともに)犬(クラウス)を、元に戻す苦労は並大抵の事ではありませんでした。
「天よ我に七難八苦を与えたまえ」、そんな言葉の好きだったポンコツは、なりふり構わずクラウスに打ち込んだものです。
寝ては覚め、クラウスの事ばかりかまっていて、子供達にすっかり呆れられた事を思い出します。
始めは自閉症とまったく変わらない状態の犬になっていたクラウスは、頭に禿が出来ていて(禿頭病)、精神を病んでいました。
努力の甲斐あって、復活したクラウスは何とかショーリングにたてる様になり、あっという間にチャンピオンになったのです。
彼には本当に色々な事をやらせました。過ぎたるは及ばざるが如し。彼の今ある幾つかの欠陥は、その時の後遺症です。
       ホッとしている母犬マギー
◇昼前になって、リボンちゃんがショートステイにやって来ました。
すごく元気ですが、少し太めです。水曜日まで、6日間ほどのお預かりです。
丁度良いタイミングなので、土日のどちらかに動物病院へ行き、術後(膝関節手術)の経過を診てもらう事にしました。
◇13時半から15時半まで寝ました。久し振りに、シラフながら前後不覚の状態でした。
夕方のケンネルワークを終え、ユーショクを食べるだけのスタミナは残っていました。
K子さんの運転する車に乗って、宮原町にある「銚子港」と言う「回転ずし屋」さんに連れていかれました。
病人を病人とは思わないK子さんの人柄には、いつも泣かされます
ポンコツは生姜が身体に(風邪に)良いと聞いたので、生姜を食べたいと言っただけなのですが、生姜⇒ガリ⇒回転ずしと言う連想は、
ゴ立派と言うしかありません。
ヤケクソになって、ガリを山盛り二皿と、冷酒を三本も飲んでしまったポンコツでした。
明日は、果たして、起きる事が出来るのでしょうか?


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★★★ 強い犬~木曜日・・・

2009年10月22日 | トリプルスターの日常


秋晴れが続きます、お陰さまでポンコツの身体は、ず~~っと疲れ気味です。
今日は、5か月目に入ったアンジェラの子犬達を、色々な角度から調べました。
人は十人十色と言いますが、犬も十頭十色です、色々な性格と色々な身体的特徴を持っています。
家庭犬として育っていく上で、良くない処があれば改善し、良い処があれば更に良くなるように伸ばす工夫を考えます。 


      
◇良くない処と言っても、良い素材を使って計画的な淘汰方式にのっとってブリーディングを行って来ていれば、一般に言われている
様な、「問題個所」は殆ど見当たらないのが普通です。
      
◇逆に良い処を持った個体は、すぐに目に付きます。
目に付いた良い処は、どういう風に育てたら更に良くなるか、経験上である程度は予測する事が出来るのですが、もっと良い方法が
あるかも知れないと思いながら育てた方が、必ずと言って良いほど「結果は良く出る」ものです。
      
◇多くの良い処を持った犬が、新しい家庭へと巣立っていきます。
新しい飼主さんに伝えられた「良い処の特徴」は、忘れられなければ必ず良い結果をあらわすものです。
が、90%以上の飼主さんは、家族が増えた新鮮な喜びの方が勝ってしまい、メモまでとった「其の事」を忘れてしまうのです
ブリーダーにとっては、実に困った現実です。
      
◇でも、苦労を重ねながら少しづつ育っていく愛犬が、何処かで見ず知らずの人に少し褒められ、、。
「どうせ、お世辞だろう」と思っていても、それがだんだんと度重なって行くうちに、「ホントかな?」と思うようになるから不思議です。
その頃になってやっと、渡される時に言われた「其の子の良い処」を、思い出す飼主さんがどれ程多くいることでしょうか。
何はともあれ、「犬の判る人」に気に入って頂けるような、良いところを沢山持った良い犬を渡す喜びだけは、ずっとずっと、長く続け
ていきたいものですね。
      
◇良い処を沢山持った個体の中には、「出色」と言われる様な良いものを持った個体が稀に現れます。
そんな個体は、長く犬舎に残し、本当に良いものなのか?何にも勝る良いものなのかを、検証し続ける必要があります。
出色と思われる良いものには、必ず「強さ」が感じられるものです。
強さの感じられない良いものと、強さの感じられる良いものとを見極める目がブリーダーには必要です。
それは、強さの感じられる良いものを持った者(個体)同士のブリーディングからは、必ず良い結果が得られるからに他なりません。
      
◇今日、5頭の子犬達をつぶさに観察して、「気になる牡」が一頭いました。
45~60日目の頃には、「凡庸な牡」と見えた子犬です。
これから先、推測通り育ってくれれば、嬉しい限りなのですが、、、。
      
ルーカスとビクターが役務を終えて帰ってきました。
結構厳しい生活だったのでしょう。痩せてしまって、気の毒な位です。どんな風にリハビリをしたら良いのか。新たな勉強です。


業務連絡
秋のホームカミングディー・参加者途中集計です。
Sバロン・Kひめこ・Aトーマス・Fレオ・Kトビ・Oトニー・Tブラン・Oヒナ・Kハナ・Kスズ・Aアリー・Aイマン・Mソフィア・Kハグ
Fトトロ・Fキナコ・Y1・Y2・Yバーニー・Yエセル・Sジェシー・Sアロハ・Hフリッツ・Aアニー・Sファニー・Sマーキス・・・・・・・・・・・・・
人40・Wan27
      
      ぐったりしていますが、、、「参加希望」です~。ばろん⇒横手川の河原にて、今日も坊主(注1)の父ちゃんと、、、、。
◆ホームカミングディーの締め切り(25日)は間近かです。お申し込みは、どうぞお早めに


(注1) 
【意味】 坊主とは、僧侶。頭に毛がないこと(人)。男の子に親しみを込めて、またはぞんざいに呼ぶ語。
釣りで一匹も釣れないこと。餌が無くなること。を言い表しますが、釣りが下手だと言う事を言い表す言葉ではありません。


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