ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 子犬と老犬・夏の飼育~日曜日・・・

2011年06月26日 | トリプルスターの日常

   
助かります、今日も涼しくて、、お渡し前の大事な子犬達の食欲もたいへんに旺盛です。
年寄り達(ベスやノア)もケージから出て、おもいおもいの好きな場所でゴロンと横になって過ごす事が多くなりました。
狭い家なのでウッカリしているとけつまずく危険もあって、爺婆はヨタヨタしている場合ではなくなりました。疲れますぅ
午前午後と、溜まってしまった相談メールにねじり鉢巻きで返事を書きました。
去年の異常な暑さを経験している飼主さん達は、節電が叫ばれている今年の真夏に向かって其々工夫を凝らしているようですね。
それでも心配になって、相談してくる例が増えているように感じます。
エアコン(AC)と除湿器の違いや、「ACと扇風機と除湿機」を組み合わせた効果的な使い方などを説明する機会が増えています。
夏前のドッグショーが一段落して、秋に向けてのコンディション作りの相談も二例ありました。
ウッカリ怪我をしてしまった、ショーで活躍中のWanの治療方法や回復の見込みなど。
連戦がたたってか?それともトレーニングが過ぎてしまったのか?被毛のコンディションを悪くしてしまったWanの回復の相談と言う様
なものもありました。
兎に角この時期(梅雨の時期)は飼主さん達(一般の方もブリーダーも)全般に、愛犬の健康管理には並々ならない気を遣っているよ
うですね。  頑張りましょう

そんな中に格別嬉しい便りもありました。
ファニー姫の飼主さんからのお便りでした。(無断で紹介いたします)
前文略
ご無沙汰しています。
いつもお忙しい中、早急のフードの手配、ありがとうございます。
もう3か月たってしまいましたが、ファニーちゃん、
13歳になりました。
震災後のなんとなく気ぜわしい中で、13歳の誕生日を迎えていました。
つくば市は震災後暫く断水していましたが、2頭のフードもお水も届いたばかりでしたので、生活に影響がなかったのが幸いでした。
去年の夏~秋にかけて十分休み、冬は冷やさないようにして温かくて美味しいもの(教えて戴いたマグロの煮たものや肉のスープ)
で、ごはんをもりもり食べて少しずつもとの元気を取り戻していきました。
今でもコントレックスとサプリメント、教えていただいたマッサージを続けています。
今のところ、痛がってハ行(跛行)するなどの症状は出ていません。
体調は良好だと思います。  体重・サイズともに去年とほぼ変化はありません。
普段は庭で過ごし、早朝たまに大きな芝公園に遊びに行きます。
元気者のM君は、周囲の様子をみながらフリー(オフリード)にして遊ばせています。
ファニーは公園でははしゃぐものの、もう無理はしませんが、短い時間にとどめています。
ここ最近の、ファニーは、
1:前より立ち上がりや段差を越える時の様子から、後ろ脚の筋力が落ちているようです。
去年から敷いているマットのおかげで、家の中では台所とリビングをいつもちょろちょろ動きまわっているファニーですが、座るとき立
ち上がる時、また外での段差で、以前よりも後ろ脚に力が入らないようです。
2:最近になって頭蓋骨の付け根 部分にかさぶたのような黒色のいぼ(直径1cmくらい)を先々週発見しました。
病院で表面の細胞を調べた結果、メラノーマ(調べた部分からは悪性のものは見当たらない) という結果でした。
先生との打ち合わせで、今後大きさなどの変化を経過観察することとしました。
また、前にも増して湿気や気温差が老犬の体には堪えているようです。
これからは本格的に暑くなってくるので、ほとんど室内ですごしますが、十分に休ませるように気をつけたいと思っています。
その他飼育上注意すべき点があればご指導お願いいたします。
後略
※一部加筆削除あり
文面はともかく、三枚の写真をみて安心しています。
ファニーも元気者のM君も、以前にも増して表情がとても良くなっています。
加齢性による要因の不具合が彼方此方目立つ二頭ですが、早いタイミングでのご相談が功を奏していると思っています。
心配するのは良くないことですが、ある程度の期間経過観察をして、早目の判断をして戴くと良い結果に繋がります。
10歳を超えたWanの飼主さんは、毎日毎日を大事に過ごして戴きたいですね。

飼主さん手作りの芝生、綺麗な緑ですね~
ワンを開放してあげると、どうしても排泄の影響で緑が焼けてしまいます。
すぐにジョウロで水をかける事と、芝生用の土に砂を混ぜたもの(50×50)をかぶせて、足で踏みならしておくと良いですよ。
夏場はすぐに回復するでしょう。これからの時期は、まめな芝刈りと適度な客土、夕方から夜にかけての水遣りを忘れないで下さい。
週に一度は芝生用の肥料を与えることも忘れないで下さい。
芝もこれだけ元気に密生していると滅多に雑草を受け付けないものですが、たまには除草も忘れずに。

此処はキッチンでしょうか?以前と比べてだいぶ様変わりしましたね。
折角の床タイルでしたが、、今のこの床材がどんなWanでも一番好きですね。
特に老人や老犬にとっては、心から安らげるものらしいです。
固いものや冷たいものやツルツルしたものは、老犬の身体に過酷な刺激を与えるものです。
そんな床材の上では、時間が経つに連れてストレスや筋肉疲労が蓄積して、やがて破綻(立ち上がれなくなる)に至ります。

二頭のリラックススペースでしょうか?明るい雰囲気でいいですね
ケージの下に反対向きに(平らな方を上にして)マットをもう一枚敷くと、バリアフリーには逆行するように見えますがWan達の出入りは
ずっと楽になります。(是非お試しください)
Wan達が熟睡の時の最適な環境数値は、床上80センチ室温~30度・同環境湿度40~45%・空気の強制循環と言う事になるでしょ
うか、、、。Wan熟睡時の冷やし過ぎにはくれぐれもご注意ください。特に老犬は。

      真夏の夜の夢⇒団扇は必携なんです、、、、、、、。
      ※夏場の子犬管理は、結構大変なんですよ。
      
      いつ頃だったでしょうか?
      夏子を育てた経験があります。
      深夜の事、授乳の終わった子犬達がミャ~ミャ~と哭きやまず、母犬ともども往生した事がありました。
      
      オシッコやウンチを出したいわけでも無く(さっきまで、ママが念入りに舐めていましたから、、、、、)
      まるまるとしたお腹です、飲み足りないわけでもありませんね~。
      どうして泣いているのでしょう、、、、、困りましたね~。
      余り酷く泣き過ぎると、短時間の内に軽い熱中症にかかってしまうことがあります。
      そうするとその後の健康状態に問題が起きかねません。
      困った困った困ったですぅ~~
      
      普通なら団扇で煽いであげるとすぐに静かになって眠ってくれるのですが、、、、、どうしたのでしょうか
      考えた挙句に、試しに赤ちゃんをひっくり返しにしてお腹が上を向くようにして団扇で煽いであげました、、、。
      とすると、、、、オオ なんと泣き止んでくれたではありませんか~ 
      自分では体温調節の出来ない赤ちゃん、お腹を団扇の風で冷やしてあげる事によって体温が上手く調節出来て、泣き
      止んでくれたのですね、、、。
      余りにオッパイを飲み過ぎてしまって、体温の上がった赤ちゃん。
      その上お腹がパンパンに膨れてしまって、自分からは仰向けになれない状態になってしまったのですね~。
      裏返った亀さんの逆バージョン、と言って良いのでしょうか?
      何はともあれこと無きを得た赤ちゃん、その後は団扇無しでもスヤスヤと良く眠ってくれました。
      オロオロと心配していたママwanもそれをみて安心したのか、10個のオッパイを上にして鼾まで掻いて寝始めました。
      
      めでたしめでたしの一件でした。
      特に子犬や老犬をお飼いの方は、部屋の空気を絶対に滞留させない様に、、、出来ればそよ風が直接身体にあたる
      様に、、、、扇風機を上手く使って暑さをしのいであげて欲しいものですね。
      明日は月曜日、、、未だ少し涼しい日が続きそうですね、、、頑張ってみましょうか。

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今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
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しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
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コメント (2)
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