ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 三頭のオチビたち~火曜日・・・

2009年11月10日 | トリプルスターの日常


天気予報、良く当たります。
湿度も上がって、気持ち悪い位に温かな日になりました、が、、、。
右膝の古傷に不規則な鈍痛が走り、かなりの低気圧が近づいて来ている事を知らせています。
週末までの雨対策を行ったり、午後からは調整不足の牡達の様子を見たりして、軽い作業の一日としました。


◇マギーの子供たちは、今日で5キログラム(生後43日目)に達しました。
母乳の止まった母親マギーは、毎日を寝て過ごしていますが、週明けからコンディショニング(厳しい)の期間に入ります。
       ほにょぉ~
◇三頭の子犬達の食欲は旺盛です。いつも食べ足りないと騒いでいます。食糞に要注意の時期ですね。
活発な子犬達は、特製の離乳食から、ベビー用の給餌内容へと替わり、体つきも良くなってきました。
※給餌内容:ロイヤルカナン・マキシ/ベビー+ファーストエイジミルクの組み合わせ。既にふやかしてはいません。
       ああぁ~ん
◇今回試用している「ベビー用の給餌内容」は、今までのものと異なり、初めて考案してみたものです。
「子犬用の給餌内容」に替えるまで、大型犬ベビー用ドライフード+犬用ミルク+清水だけで育ててみるつもりです。
多分、期待にたがわわぬ良質な身体に育つことでしょう。シンプルイズベスト、結果は徐々に現れ始めています。
       トイレ、上手になったよ。
私達の育てているタイプの(ラブラドール)の身体の成長は、非常に緩やかで、熟成までに数年を要します。
正しい給餌方法を守って育てる時期は、牝の場合18~25カ月。牡の場合は、ほぼ形の整うまでに20~26カ月
更に熟成した完成型に到達するには3.5ヶ年~4.5年の期間を要します。(去勢・不妊の処置を行わない場合)
       ねえねえ、お腹イッパイになった?
◇ラブラドール種特有の、頑健で野性味に富んだ犬として育て上げるには、日頃の「給餌内容」と、「運動内容」が粗方を占め、逸脱した
飼育方法を行っていくと、犬種としての特質を損なって、ある種日本型のラブラドールになってしまう可能性が大です。
(そういう犬は、彼方此方で良く見掛けます。それは、ショー会場においても例外ではありません。)
       う~ん、もっと食べたいかな?
「給餌」に関して気を付けなければならい事柄は、犬種に合った良質なドライフードを与え続けること。良質な水を与え続けること。
食後のひと時(15分~20分)は、刺激的で無い軽い運動を促し、排泄を完了させること。
シンプルな食生活を生涯続けられるか否か、飼育の腕が試されます。長命が必ずしも長寿とは言えない事を理解して下さい。
肉や穀物を使って独特な給餌方法を試みるブリーダーは、英国でも極めて少数派となって来ました。殆どのブリーダーがプロトタイプの
ドッグフード(ドライタイプ)を使う様になって、長い期間が過ぎようとしています。
ドッグフードへの移行の理由は幾つかあるのですが、手作りの給餌内容では犬が出来上がらない(期待通りに育たないと言う事も含め
て)と言う要素が大なのです。
       じゃ、もっと欲しいって騒いじゃおうか?
◇「運動内容」に関して、犬を健全に育てる為に重要と考えている飼い主は多い事と思いますが、多くの熱心な飼主が、運動過多によ
る理由で、折角の逸材(愛犬)を台無しにしてしまっている現実を星の数ほど多く見掛けます。(健康疾患や未成熟など)
ボール投げやドッグランなどでの開放(走る行為)を勧める、(正しいとは言えない)飼育方法を書いた本やサイトなどが、未熟な飼主を
間違った方向へと導いている現実も、何年も続いたままです、、、、、。(著者は、果たして何頭の犬を、正しく育て上げた方なのでしょう
か?)
また道ですれ違う、物知り顔のお節介やきの言葉ほど、善良で向上心を持った飼主を困らせるものはありません。
愛犬の月齢や年齢、育ち方に見合った運動内容を的確にアドバイスできるのは、犬種の飼育に長い期間をかけて努力し続けている、
専門家だけと言って良いでしょう。
飼育方法に迷いが生じた時には、必ず専門家の正しい意見に耳を傾ける様に心掛けて下さい。
おのずと、あなたとあなたの愛犬にとっての正しい道が、明るく開けることでしょう。
      
◇給餌後のベビー達の口の周りは、もう真っ白になる位に残りかすがついています。
      
◇食べ終わったベビー達は、おのおのお好みの大きな子たちのケージに近づいて、ぺろぺろと顔を舐めて貰います。
      
◇そんな小さな事からも、大きな子が小さな子を労わったり、小さな子が大きな子に信頼を寄せたりと、犬らしい心が芽生えてきます。
      
◇ここ(現時点)では、汚れた子犬の顔を拭ってあげる行為は「余計な手出し」なんですね~。
いつまで経っても犬の飼育の上手くならない人は、あらゆる面で、「余計な手出し」が多いものなんですよ。


◇ブラックの子犬とチョコレートカラーの子犬。其々、目の色(虹彩)が明瞭になって来ました。
果たして、期待通りの良い色になるでしょうか?現時点で、専門家の意見を伺ってみようと思っています。
次回には、所見の一部を書く事が出来るかもしれません。


◆今年のアイチェックは中止です。
12月6日(日曜日)に行われる予定でした『アイチェック』は、諸般の事情により中止と致しました。
来年の検診については、関係各位と調整の上、改めてご案内申し上げます。
※既に申し込みの済まれた方々には、他グループでの検診など、個々にご連絡申し上げます。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
「ラブラドール」に関して、気になる事やご相談事等、お気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてればと思っています。


ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp


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