ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆可能性

2006年02月17日 | ラブラドールの飼育(育成全般)
16 Thu 02

久し振りに雨、天気予報は当たらず温かな日となりました。

霧雨が運動場を包み込み、柔らかな足場が犬達を落ち着いた気分にさせています。

芽を出したくて、ウズウズしている椎茸のホダ木から「鬼瓦焼き」の様に厚い傘のひび割れた幾つかが、霧雨の湿気を頼りに大きさを増しているのが判ります。

十分に睡眠をとらせた午後、サリーとトフィーの危険なレディー達を一頭ずつ気の向くままに遊ばせました。

サリーの母親「Nicki」(ItCH Loch Mor Sokeri At Heatherbourne)は、昨年末に膝の靭帯を断裂させて手術を受けました。その後の回復は順調にすすんだのですが被毛の状態に影響が出て、今年のクラフトには出られそうに無い様子です。本当に残念ですが、、、、、。

サリーは典型的な「親の子」で、母親同様かなり活発な面を持っています。

柔らかな疲れを知らない筋肉を持ち、強靭な腱に包まれた関節を持っています。

自分の運動能力の高さを日増しに自覚し、スピードに乗ったトリッキーな動きを好んでする様になり、いささか増長気味です、「好事魔多し」の言葉が頭をよぎります。

こんな時に、若いラブラドールが大きな痛い怪我をする事は間々ある事で、細心の注意が必要です。

運動場内から裏山にかけて一切の指示を出さずに、後を追わせる様にして遊ばせます。私との信頼関係は彼女のとる距離感に現れますが、最近かなり離れても自分を見失わなくなって来た様です。この様子なら初夏にはショーイングが出来るかも知れません、、、、、。

トフィーはやっと7ヶ月に入ったばかりで、伸び伸び順調な成長を見せています。

関節の詳細な検査を控えて、トラブルは極力避けたいものです。フリクションの十分な柔らかなグランドで走る様子を見ていると、父親のティモシー譲りの強靭な筋肉を供えている事が観察出来ます。

梅ノ木の玩具を使って気分を高揚させ、二の腕を思う存分噛ませて上げます。
最後に腕の中に抱え込み、強めのハグで抱き止めてやると満足します。

温かな霧雨の明るい天気の日は、犬達と遊ぶ時間が楽しく過ぎて行きます。

「春雨じゃ、濡れて行こう・・・・・」は、誰の台詞?

そんな台詞の理解できる?古いラブのベス婆さんに、脚側行進~停座~伏臥~遠隔指示とお遊びで教えます、ニコニコ笑って従う様子はとても楽しそうで此方も時間を忘れ入れ込んでしまいます・・・・・・・・。

☆写真は、昨年のクラフツ、「オビディエンス」決勝の様子。使われる犬種は殆どがボーダーコリーです。


コメント
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