「第三帝国の興亡」という本を読みました。全5冊で1ヶ月余りかかった。
著者はシャイラーという米国ジャーナリストで第二次大戦時にベルリンに滞在していた。
第三帝国というのはいわゆるナチ党のドイツのこと。
村上春樹がどこかで言及していて、読みたい本リストにのったままだったがこの度読み終えました。
なかなか一言で感想をいうのはむずかしいのですが、ヒトラー的な人物は大なり小なり、いつでもどこでもいるんじゃないだろうかと、改めて感じます。
もちろん自分の周りでも、当てはまる人がいます。誰もその暴走を止められません。
国際政治もみてもヒトラー的と思われる指導者がいます。
でも結果を知っているからヒトラーは悪だと断言できるのであって、その時代、その空気の中にいては簡単にはわかりにくいのでしょう。
それはそれとして、ナチスの台頭から世界大戦の勃発、ドイツの快進撃、連合軍の巻き返し、じっくり読むと本当に勉強になります。
ドイツが強気でラインラントへ進駐した時、英仏は無反応、というか弱気で怖かったんだろうね。
英仏が戦争を怖がったのに対して、ヒトラーの目的は戦争を起こすことなんだからね。
ダルケンクからの撤退、独軍のパリ進攻とフランスの降伏、バルバロッサ作戦でのソ連侵攻、北アフリカでの攻防、スターリングラードでの撤退から独軍の後退が始まり、ノルマンディー上陸、英軍による空爆、ヒトラー暗殺未遂事件、そして地下壕でのヒトラーの自殺と第三帝国の終焉。
イタリア、ムッソリーニも意外になさけなかったんね。強気のヒトラーに振り回されて、最後は殺されて広場で逆さ吊りにされて。
関連する映画も見ました。
「パットン大戦車軍団」これは主演がよかった。根っからの戦争好きのキャラで、アカデミー賞も蹴ったのがとんがっている。
「ヒトラー 最後の12日間」 地下壕の様子が真に迫っている。女たちも結構いたんだね。
「史上最大の作戦」 これは昔見たような見なかったような。エピソードの寄せ集め的な感じもするけど、個々の戦士や戦場は多種多様だからね。
「ワルキューレ」反ヒトラー分子が組織になっていて本当にこんな感じだったのかな。最後にどんでんがえしになるとこもドラマチックにしあげている。
著者はシャイラーという米国ジャーナリストで第二次大戦時にベルリンに滞在していた。
第三帝国というのはいわゆるナチ党のドイツのこと。
村上春樹がどこかで言及していて、読みたい本リストにのったままだったがこの度読み終えました。
なかなか一言で感想をいうのはむずかしいのですが、ヒトラー的な人物は大なり小なり、いつでもどこでもいるんじゃないだろうかと、改めて感じます。
もちろん自分の周りでも、当てはまる人がいます。誰もその暴走を止められません。
国際政治もみてもヒトラー的と思われる指導者がいます。
でも結果を知っているからヒトラーは悪だと断言できるのであって、その時代、その空気の中にいては簡単にはわかりにくいのでしょう。
それはそれとして、ナチスの台頭から世界大戦の勃発、ドイツの快進撃、連合軍の巻き返し、じっくり読むと本当に勉強になります。
ドイツが強気でラインラントへ進駐した時、英仏は無反応、というか弱気で怖かったんだろうね。
英仏が戦争を怖がったのに対して、ヒトラーの目的は戦争を起こすことなんだからね。
ダルケンクからの撤退、独軍のパリ進攻とフランスの降伏、バルバロッサ作戦でのソ連侵攻、北アフリカでの攻防、スターリングラードでの撤退から独軍の後退が始まり、ノルマンディー上陸、英軍による空爆、ヒトラー暗殺未遂事件、そして地下壕でのヒトラーの自殺と第三帝国の終焉。
イタリア、ムッソリーニも意外になさけなかったんね。強気のヒトラーに振り回されて、最後は殺されて広場で逆さ吊りにされて。
関連する映画も見ました。
「パットン大戦車軍団」これは主演がよかった。根っからの戦争好きのキャラで、アカデミー賞も蹴ったのがとんがっている。
「ヒトラー 最後の12日間」 地下壕の様子が真に迫っている。女たちも結構いたんだね。
「史上最大の作戦」 これは昔見たような見なかったような。エピソードの寄せ集め的な感じもするけど、個々の戦士や戦場は多種多様だからね。
「ワルキューレ」反ヒトラー分子が組織になっていて本当にこんな感じだったのかな。最後にどんでんがえしになるとこもドラマチックにしあげている。